花鳥園の夏の花
8月17日 きょうは大温室の花の話題です。
暑さが厳しい折、いくら温室の中を冷房していても、植物も夏場はそうとうに弱ってしまうことが多いのですが、今年は花の下のレストランの植物も、この暑い夏場に例年以上にとてもきれいなのです。これはなかなかあり得ないことで、植物スタッフの管理の上手さに最近感心いています。
この場所は春にはインパチエンスが主で、たくさんの花を咲かせとてもきれいですが、夏の今はインパチエンスに代わって、夏らしいさまざまな植物も加わって飾られています。
8月16日の花の下のレストランの風景。花というより鬱蒼としたグリーンが清涼感を与えます。インパチエンス、アイビーゼラニュームなども、少量の花を付けてはいますが、葉だけでもとてもきれいです。
たくさん咲いていたアイビーゼラニューム。夏に衰えずに咲き続ける種類のようです。
こちらは淡いピンクのアイビーゼラ。爽やかな花形です。
インパチエンスも、ローズ、ピンク、オレンジなどさまざまな花色があります。また、葉の色も濃いグリーンで、花をよく引き立てます。
可愛らしい小花を咲かせるベゴニア「ザザーランディー」
変ったところでは吊り仕立てになったアプチロン。フヨウやハイビスカスの仲間です。ホウズキみたいですね。
ツユクサのなかまのトラディスカンチャ。花はほとんど咲かず、咲いても地味で目立たないものらしいですが、丈夫で明るい斑入り葉が清涼感を与えるので、多用しています。
同じくツユクサの仲間のブライダルベール。直径5mmほどの花は、午後には閉じるそうです。
写真がちょっと分かりにくいかもしれませんが、右上の扇風機の部分から霧が出ています。大温室の内部も、細かな霧を発生させて気化熱で温室内の温度を下げています。このため暑い日中でも26℃〜27℃の心地よい涼しさが保たれています。
- [2008/08/17 00:00]
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真夏の鷹匠ショー
8月16日 きょうは、屋外で行われている鷹匠ショーの様子を、動画をまじえてご紹介します。
フクロウやワシ、タカなどの猛禽を使った飛行のショーは、大温室南のエミュー牧場前広場にて、朝10時30分、午後1時、午後3時の、毎日3回行われています。
この鳥はベンガルワシミミズクのルナちゃん。おもに朝10時30分に登場します。この子は今年生まれたアスカよりも、飛行はちょっと下手で、人の腕に飛んでこないようで、写真のように台にエサを置いて飛行が行われます。
こちらはベンガルワシミミズクのアスカ。今年生まれた若鳥です。でもスタッフの言うことをよく聞いて、ショーを無難にこなす優等生です。アスカは午後1時からの場合が多いです。
アスカのショーの風景。動画でも撮ってみました。
次は、ハリスホークによるショーです。ハリスホークは南米に生息するノスリというタカの仲間で、日本名を「モモアカノスリ」と言います。群れで生活し狩をする唯一の猛禽で、そのため人にもよく馴れやすく、猛禽の入門種とも言える鳥です。
ショーではギャリーさんが客席に近づき、お客様の間近でタカをキャッチするので、お客様はびっくり、とても迫力があります。
最後はハクトウワシのタタナギです。アメリカ合衆国の国鳥。翼を広げると2mほどになる怪鳥です。
この鳥のショーは、ギャリーさんにしか行えないので、彼が休みの時や、鳥の調子が悪い時などはショーを休むことがあります。
今までひもを付けて飛ばしていましたが、最近よく馴れてきたため、撮影したときはひもを取って飛ばしていました。体重は4kg以上で、勢いをつけて飛んで来るので、腕に止まる瞬間はかなりの重力が加わります。
暑さがたいへん厳しい折、鳥たちも見る側もたいへんですが、それでも曇りのような天候なら、それほどでもない時もあります。ご来園の際はぜひご覧ください。
- [2008/08/16 00:00]
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オオオニバス
8月15日 きょうはこの晩夏から秋にかけてもっとも大きく成育する、スイレンプールのオオオニバスをご紹介します。
オオオニバスは、南米の熱帯地方の湿地帯に分布する一年草のスイレンのなかまで、日本にもオニバスが自生しており、その仲間でさらに大きいのでこの名前があります。
当園にはちょっと見分けるのが難しいですが、3種類のオオオニバスが栽培されています。
上の写真はアマゾニカ種(Victoria amazonica)。南米のアマゾン地方原産で、もっとも大型の葉を付け、大きなもので葉の直径が2mほどになります。葉の縁はあまり立ち上がらず、寒さに弱く生育には30℃以上が良いようです。
もう一種は、南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルなどに分布する、クルジアーナ種(Victoria cruziana)というオオオニバスです。パラグアイオオオニバスとも呼ばれます。葉はアマゾニカ種にくらべやや小型で、比較的寒さに強く、葉の縁が15cm〜20cm前後に立ち上がるのが特徴です。
そしてこの2種のオオオニバスを交配してできあがった、ロングウッドハイブリド(Victoria.‘Longwood Hybrid’)という種類です。葉が大きくなり、比較的寒さにも強いなどアマゾニカとクルジアーナの良いところを取り入れた種類で、植物園などでもよく栽培されています。
葉は大きいもので差し渡し2mほどの巨大なものになり、株全体の広がりは5m四方以上になる巨大な植物です。葉の表面は柔らかくすべすべしていますが、裏面は太くて鋭い刺が密生しています。
花は直径30cmほどの大きな美しい花です。でも、葉が巨大なためあまり大きいと感じません。夜咲きで、日中でも午前9時頃など早い時間なら開いていることもあります。白く咲き出し、2日目にはピンクから紅色に変色し、3日ほどで萎みます。
花のガクの裏もトゲだらけです。これは葉や茎などを魚に食べられないための防衛のためと言われています。実際とても鋭いトゲで、とても痛いです。
こうして大きな株に育って花を咲かせた後、一月後には大量のタネを実らせ、そうするうちに株が衰えて枯れてゆきます。巨大な植物ですが草の寿命は1年くらいのもで、タネによって株を更新させてゆきます。
大きな葉にはアフリカレンカクもよく歩いています。オオオニバスはアマゾンの植物、アフリカレンカクはアフリカの鳥で、自然ではありえない光景ですが、これも当園ならではです。
- [2008/08/15 00:00]
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夏休みの園内
8月14日 お盆休みの園内は、連日大勢のお客様で賑わっています。この写真は昨日撮ったもので、アフリカレンカクの写真を撮りながら、ふとコガネメキシコのエサやりのコーナーの前を通ったら、子供さんたちがとても楽しそうでしたので、いっしょに撮ってきたものです。
スイレンプールの中ほどに、コガネメキシコインコへのエサの販売コーナーがあり、みなさんここでエサを購入して、エサやりを楽しみます。コガネメキシコインコへのえさやりは、花鳥園の楽しみかたでは一番オーソドックスですが、お客様の表情がいちばん輝きます。
素肌にインコで夏らしいですね。ほんとうは肌に傷が付かないように、ちょっと羽織れるものを着たほうが良いのですが・・・でも、コガネならそんなに傷はつかないかな。
動画でも撮ってみましたが、あんまり決定的なふれあいは撮れてませんね。まぁ、参考にしてください。中央のボックスにエサが入ったカップが入っていて、スタッフからエサを購入してエサやりを行います。
こちらはこのお母さんの表情がいいですね。子供さんたちとご来園されて、お母さんも楽しかったのでは・・?
この子は楽しいと、ちょっと怖い・・との中間のような表情です。きょう行ったらインコが肩に乗って大泣きしているお子さんもいました。ちいさなお子さんにとっては、コガネメキシコインコはまだ大きくて、怖がられる子もいます。
なお、写真の女の子が腕にはめている布袋も貸し出しています。コガネならそれほどでもないですが、オオハシやエボシドリなどでは傷が付く場合がありますので、はめていただくか、長袖や羽織れるものを持って来られると良いと思います。
この子は床面を歩いていたインコにエサを与えていました。背中がグリーンなこの鳥は、コガネメキシコインコの近縁種で、ナナイロメキシコインコです。
はやくエサちょうだいよ〜。って、言ってるみたいです。コガネメキシコインコは、色も性格も明るくてきれいで、コンパニオンバードとしても人気の高いインコです。手乗りのヒナから飼うとべたべたになつきます。ただ、鳴き声がちょっと大きいかな?
撮影&掲載させていただいたみなさん。どうも有り難うございました。
- [2008/08/14 00:00]
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花の下のレストラン
8月12日 きょうは先日8月10日(日)に撮影した、花の下のレストランの様子をご紹介します。
お盆休みの始まりとあって、園内は大勢のお客様で賑わっていました。
写真は大温室に入ってすぐの場所です。温室と名前が付いていても、ここは空調された空間で、内部の気温は平均で26℃〜27℃。屋外から中に入って来ると、心地よい涼しさです。
そして、そのまま「ふれあいゾーン」に入らずに、正面に進んだところが、花の下のレストランになっています。
ここでは、花の下でそば、うどんなどの軽食が楽しめます。
頭上の花は、インパチエンス、コリウスなどをはじめ、さまざまな吊り鉢栽培に向く植物が吊ってあります。真夏なので春のように花はたくさん咲いていませんが、一面のグリーンが涼しげで、鬱蒼とした木々の中にいるような雰囲気になっています。
受付から、花の下のレストランまで歩いてみました。
ちょうど昼時で、植物スタッフの近藤君がそばを食べていたので撮影させてもらいました。ここのそばは松江フォーゲルパークの水車で搗いたそば粉を使っており、彼も美味しいと言っていました。
そのほか、喫茶コーナーもあり、ソフトクリーム、コーヒー、土日など日によってはおにぎりやケーキなども販売されています。
写真右下の部分に、当園や、当園のグループの各園のパンフレットが置かれてあり、ご自由にお持ちいただくことができます。
こんなふうに、暑さが厳しい頃で、屋外の鷹匠ショーの見物などは、快晴の日は堪えますが、温室内に入れば、快適な空調空間の中でくつろぐことができます。
- [2008/08/12 00:00]
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