スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

冬の渡り鳥 その2 ハシビロガモ 

ha100108002.jpg

1月14日 先日のオナガガモに続き、今回は外の水鳥池で見られる渡り鳥のハシビロガモをご紹介します。

ハシビロガモ 学名:Anas clypeata 英名:Northern Shoveler
ユーラシア大陸北部と北アメリカ大陸北部で広く繁殖し、冬季は南ヨーロッパ、アフリカ北部から中部、西アジア、インド、東南アジア、北アメリカ大陸南部に渡り越冬する。日本では冬鳥として全国に飛来する。

当園には、屋外の水鳥池に、例年およそ30羽ほどが秋頃から飛来し、冬を越して春頃まで見られます。

写真は数匹の群れで水面を円を描きながら、プランクトンなどを捕食している様子です。

ha100108008.jpg

マガモに似た色をしていますが、嘴の幅が広く、名はそこから由来しています。

ha100108004.jpg

嘴にはブラシ状のものが生えていて、水ごと飲み込んで、細かなプランクトンや植物を濾して食べるようになっています。

ha100108001.jpg

オスの頭部。オスは濃いグリーンとコバルト色が混ざったような、とても美しい色彩に彩られます。この色彩は光の反射によるもので、光線の具合によって黒っぽく見えてしまうこともあります。

ha100108003.jpg

こちらはメス。メスはマガモのメスと似た色彩ですが、嘴の幅が広いのでよく見ると見分けが付きます。

ha100108007.jpg

ときに水上を飛ぶことがあり、とても美しい光景を撮影することができるのですが、これはなかなかうまく撮ることができないですね。昨年まぐれで撮れた一枚を今回も貼っておきます。

ha100108006.jpg

このハシビロガモも、毎年同じ個体が飛来しているので、人には馴れて野生の鳥でありながら人の近くまで寄ってきますが、人の手からエサを食べるまでには至っていません。

これら冬場に飛来する野生のカモの仲間は、冬場の寒さが厳しい今の季節が羽根の色も美しく輝きます。当園の飼育鳥ではありませんが、美しい鳥なのでスタッフもその飛来を楽しみにしています。

そして、飛来した秋頃はまだ夏毛が残っているためかあまり美しくありませんが、この真冬の間はオスは胸は白く、頭部は濃い青緑になり、とても美しい鳥になります。寒さの厳しい折ですが、ご来園されましたら、ぜひ見ていってくださいね。

QR090929002.gif
掛川花鳥園公式ブログモバイルサイト

バードスタッフブログも併せてご覧ください。
http://kkestaff.blog24.fc2.com/

掛川花鳥園 外国語版 公式ブログは下記です。
Official blog of Kakekawa Kachoen
挂川花鳥园 官方博客
카케가와 화조원 공식 블로그

http://kamoltdmulti.blog79.fc2.com/


冬の渡り鳥 その1 オナガガモ 

o091231001.jpg

1月7日 きょうは屋外の水鳥池で晩秋から冬の間に見られる渡り鳥のオナガガモをご紹介いたします。

オナガガモ 学名:Anas acuta 英名:Northern Pintail
ユーラシア大陸の北部と北アメリカ大陸の寒帯から亜寒帯で繁殖し、冬場はユーラシアおよび北アメリカの温帯から熱帯地域やアフリカ北部に渡り越冬し、日本では冬鳥として多数渡来する。
大きさはマガモとほぼ同じかわずかに大きくややスマートで、特にオスの尾羽中央の2本が長く目立つ。

当園には昨年の秋から12月にかけて、オスメス2羽づつが飛来しました。一昨年はオスメス1羽づつでしたので、ちょっと増えました。

一見地味なカモですが、オスは白っぽい体にさざ波のように黒い細かな縞が入り、背中には蓑(みの)のような羽根があり、ピンと長く伸びた2本の尾羽が目立つなど、よく観察するとなかなかシックで繊細な美しさのある鳥です。

上の写真は左がメス、右がオスです。

o091231005.jpg

オスの頭部。茶褐色ではあるのですが、光線の加減で渋いグリーンがわずかに見えることがあります。くちばしは黒と灰青色のツートンカラーで、なかなか洒落ています。

o091231004.jpg

メスはマガモのメスと似た体色で、よく観察しないと見分けが難しいですが、マガモよりややスマートで柄も違うので、慣れると比較的簡単に見分けが付きます。マガモのメス同様にやさしい表情をしています。

o091231003.jpg

一昨年から当園に越冬に来ているオスとメスは、やや人に馴れていて足元まで近づいてきてエサをねだります。でもマガモよりちょっと離れたところにいますよね。

o091231002.jpg

人の手からエサを食べるかな~と思って近づけてみましたが、やっぱりまだちょっと怖いみたいでした。すぐ近くまでは寄って来るのですが、写真でも首を伸ばして体をなるべく遠ざけているのがわかります。

o091231006.jpg

飛んでいるところが撮りたかったのですが、結局飛んでくれませんでした。飛んだ時、長い尾羽はどんな感じになるのか、とか、翼を広げると見える緑や薄いオレンジの羽根を撮りたかったのですが、長時間外で粘らなければならないので、止めました。

このオナガガモは、園内の水鳥プールにオスが1羽いますが、今回ご紹介したのは屋外の飛行ショー会場横の水鳥池に冬場飛来する野生の個体です。

カモの仲間は冬場美しい鳥ですので、寒い季節ですが屋外の水鳥池に行かれましたら、どんな鳥がいるか観察してみるとなかなか面白いですよ。また写真が撮れたら、次回はハシビロガモやキンクロハジロをご紹介したいと思います。


QR090929002.gif
掛川花鳥園公式ブログモバイルサイト

バードスタッフブログも併せてご覧ください。
http://kkestaff.blog24.fc2.com/

掛川花鳥園 外国語版 公式ブログは下記です。
Official blog of Kakekawa Kachoen
挂川花鳥园 官方博客
카케가와 화조원 공식 블로그

http://kamoltdmulti.blog79.fc2.com/


渡り鳥の訪れ 

IMG_3834.jpg

11月14日 朝夕とだいぶ寒くなってきましたね。体調を崩しやすい季節です。皆様体調管理には十分ご注意ください。寒くなってきたということで、今日は越冬のために当園に渡ってくる、渡り鳥の紹介をします。最初の写真はカルガモです。いつ頃渡ってきたのか分かりませんが、10月の中頃から見かけるようになりました。

IMG_4631.jpg

左がカルガモ、右がマガモです。大きさは同じぐらいですが、マガモより可愛らしい顔をしています。くちばしの先端だけ黄色いので、すぐに見つけることができますよ。

IMG_3929.jpg

続いての渡り鳥は、ハシビロガモです。毎年30羽以上が越冬に来るハシビロガモ。くちばしの幅が広いところからこの名があります。メスは地味ですが、オスはとてもコントラストが奇麗になります。今は冬羽に変わっている途中なのでいまいちですが、日に日に奇麗になっています。

IMG_3931.jpg

集団でエサを採るハシビロガモ。ハシビロガモのくちばしの両脇は、ちょうどブラシのようになっていて、その動作から察するに、水ごと吸い込んで食べ物を濾して食べているようです。数羽の集団でくるくる回りながら水面の水を吸い込んでいました。

IMG_4486.jpg

写真はキンクロハジロという種類のカモで、白と黒の体に金色の眼が輝く美しいカモです。この鳥は警戒心が強く、この池の奥のほうで越冬しています。

IMG_4535.jpg

キンクロハジロはマガモと比べると二回りほど小さい鳥です。警戒心がとても強く、池の奥の方にいることがほとんどなので、なかなか見つけることができません。撮影場所からは40~50mくらい離れており、なかなか近くに来ません。一羽を大きく撮るためには、600mmくらいの望遠レンズが必要かも・・・

この池にはマガモやアカツクシガモ、アイガモなどが飼育されていますが、とくにこの冬場は北から数種類の渡りガモの仲間もやってきます。このキンクロハジロや、カルガモ、ハシビロガモは、渡りガモとしては珍しい種類ではないですが、園内で飼っている鳥たちとはまた別に、野生の鳥にもとても感心があって、季節ごとにやってくる鳥たちとの出会いを楽しみにしており、よく観察しています。(波照間)


QR090929002.gif
掛川花鳥園公式ブログモバイルサイト

バードスタッフブログも併せてご覧ください。
http://kkestaff.blog24.fc2.com/

掛川花鳥園 外国語版 公式ブログは下記です。
Official blog of Kakekawa Kachoen
挂川花鳥园 官方博客
카케가와 화조원 공식 블로그

http://kamoltdmulti.blog79.fc2.com/


当園で見られる野鳥 カイツブリ 

IMG_1952.jpg

10月25日 今日は、当園の屋外にある水鳥池ででみられる、カイツブリという野鳥を紹介します。

カイツブリ 
学名:Tachybaptus ruficollis 英名:Little Grebe
全長は25㎝ほどで、ヒヨドリと同じくらいの大きさ。日本では公園の池などを含む多くの川・湖・沼等に生息する水鳥で、古くから「にお」と呼ばれています。多くの地域で1年中みられる「留鳥」ですが、寒い地方で繁殖する個体は冬には温暖な地域へ移動します。

IMG_1951.jpg

水の波紋が奇麗に写った一枚です。この鳥の特徴は、なんと言っても潜水の名人ということに尽きます。水面に浮かんでいたかと思うと、サッと水中に潜ってしまいます。潜っている間はおおよそ20秒くらいから長いと1分くらい。そして全く違う場所にぽつんと姿を現します。親が潜って、このような奇麗な波紋ができました。

IMG_1944.jpg

9月頃までは、こうして親子で泳いでいる姿がみられましたが、今ではヒナも若鳥になり自立しています。
※上の3枚の写真は9月の終わり頃撮ったした写真です。

IMG_3764.jpg

若鳥も今は立派な体格になり、親鳥とは離れて自立して生活しています。胴体が大きく、羽が短くて、なんだかペンギンみたいな体ですね。

IMG_3795.jpg

カイツブリは警戒心が強く、肉眼では小さくしか見えないので、この鳥に目を向けられるお客様は少ないと思いますが、こうやって見てみるとなかなか可愛い鳥でしょ?たまには野鳥探して観察してみるのも楽しいですよ。(波照間)


QR090929002.gif
掛川花鳥園公式ブログモバイルサイト

バードスタッフブログも併せてご覧ください。
http://kkestaff.blog24.fc2.com/

掛川花鳥園 外国語版 公式ブログは下記です。
Official blog of Kakekawa Kachoen
挂川花鳥园 官方博客
카케가와 화조원 공식 블로그

http://kamoltdmulti.blog79.fc2.com/


秋草とホオジロカンムリヅル 

IMG_3375.jpg

こんにちは波照間です。
10月23日 今日は、外池の山の方にいる、ホオジロカンムリヅルを紹介します。隣に生えているススキと、頭の後方の飾り羽がよく似ていますね。
ホオジロカンムリヅル
学名:Balearica regulorum 英名:South African crowned crane
頭の後方に黄色がかった褐色の飾り羽が冠状に生えています。ホオは白く、目の後方と喉の肉垂れが赤色なのが特徴です。全長約96cmあり、主に湿地に暮らし、川の中州や岸辺でよく見られますが、好んで耕地でエサを食べます。食べ物は昆虫やヘビなど動物食を多くとります。エサをとるときは足踏みをして、草むらのバッタを追い出してとる習性があるそうです。

IMG_3358.jpg

ホオジロカンムリヅルの特徴といえば、やはり頭の後方にある、黄色がかった褐色の飾り羽ですよね。まるで花火のようで綺麗ですね。白い頬は、繁殖期になると全体的に赤くなるのが特徴です。

IMG_3757.jpg

温室から外に出て、すぐ左の方に板でできた橋があり、そこを進むとツルたちのエサ場があります。そこで、ツルたちのエサを販売しているので、ツルたちにエサをあげることができます。
ちなみに、写真に写っているツルは、カナダヅルという種類です。

IMG_3661.jpg

エサを食べる時のくちばしの勢いが強いので、カップごとあげるか、下に落としてあげてください。素手であげるととても痛く、怪我の原因になるので、気を付けくださいね。

IMG_3365.jpg


忘れられがちのツルたちですが、いつもお腹をすかせてお客様からごはんをもらうのを待っています。ご来園されましたら、是非ツルたちにも会ってみてくださいね。とても綺麗ですよ。


QR090929002.gif
掛川花鳥園公式ブログモバイルサイト

バードスタッフブログも併せてご覧ください。
http://kkestaff.blog24.fc2.com/

掛川花鳥園 外国語版 公式ブログは下記です。
Official blog of Kakekawa Kachoen
挂川花鳥园 官方博客
카케가와 화조원 공식 블로그

http://kamoltdmulti.blog79.fc2.com/


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。