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この鳥もレア ムギワラトキ 

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5月18日 前回、クラハシコウのモロを撮りに水辺の鳥のゾーンに行って、モロを撮っていてふと見たら、何か変った鳥がいるじゃないですか。

何だろう・・・このトリ・・・と思って、スタッフに聞いたら

ムギワラトキ という鳥だそうです。写真でもちょっと生えかけていますよね。

昨年の10月に仲間入りした鳥で、バードスタッフブログではご紹介したのですが、公式のほうではまだでした。そんなことで、今回はこの鳥を取り上げてみました。

ムギワラトキ 学名:Threskiornis spinicollis 英名:Straw-necked Ibis
主にオーストラリアに生息るトキの仲間。牧草地、農地、疎林、乾燥草原など水辺を離れたところから、沼沢地、湖沼沿岸、河床、氾濫原など水辺の環境まで広く生息し、様々に色合いが変化する暗褐色の羽毛で覆われるのが特徴。

首の付け根に生えている羽毛が、麦わらに似ているところからこの名が付いたそうです。

この鳥も、成鳥になるとクロトキと同じように、顔から頭部が真っ黒になり毛がなくなってしまうので、当園にいるこの鳥は、まだ幼鳥らしいです。

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背中の羽は、陽の光を受けて七色に輝きます。ネットで画像検索してみましたが、成鳥になるともっと派手で綺麗になるようです。

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そして、よく見てみると、なかなか可愛い顔してるじゃないですか。でもこれも大人になると、真っ黒で毛が無くなってしまうようです。クロトキのときもそうでしたが、幼鳥の頃は頭部に毛がありました。それが成鳥になり毛がなくなるまで2~3年掛かったような気がします。


このムギワラトキは、園内の水辺の鳥のゾーンに一羽だけいます。

このゾーンには、ショウジョウトキやクロエリセイタカシギなど賑やかな鳥がたくさんいるので、ムギワラトキはよく探さないとたぶんわからないのではと思います。

今回もレアな鳥をご紹介してみました。この鳥はまだ成鳥になっていないようなので、今後どう変化して行くか、ちょっと楽しみです。


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コメント

Re: タイトルなし

コメント有り難うございます。ご返信が遅くなり申し訳ありません。そうですね・・・・ たぶんアプリコットオシドリのメスではないでしょうか? あの鳥とても色が薄いので、淡いベージュ色でしたら、その可能性大です。でもコールダックの白色の子もいますので、純白だったらこっちかな・・・と思います。

こんにちは。トキやシギたちって、あんなに長くてとがったくちばしをしているのに、上手に手からえさを食べてくれますね。いつも感激しています!

さて「レアな鳥」がらみで質問があります(既出だったらゴメンナサイ)。

先週おじゃました際に、中池で白いコールダックを見つけて喜んでいたら、ほかにもう1羽白いカモ類を見つけました。

大きさはコールダックとそう変わらないのですが、くちばしは赤みがかっていて、どちらかというとオシドリに似ている気がしました。あの子はなんという鳥ですか? オシドリのアルビノでしょうか?

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