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真冬はやっぱりシロフクロウ 

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シロフクロウの飛行ショー 午前10時30分から
1月4日 きょうは寒い真冬の季節にぜひ見てほしい鳥、シロフクロウの飛行ショーをご紹介します。

このシロフクロウの飛行ショーは、午前10時30分からのバードショーのなかで行われます。登場するのはオスのシロフクロウのハリー。ハリーは2007年の秋口に姉妹園の富士花鳥園で生まれ、その年の晩秋から掛川花鳥園に移り、翌2008年の冬から飛行ショーに登場しています。

シロフクロウは寒い北極圏の鳥なので、夏場の暑さが大の苦手。そのため当園では冬から春にかけての間のみ、このシロフクロウの飛行ショーを行っています。

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ショーは会場にあるつぼ型の台の上にスタッフが肉片を置き、ハリーがそれをめがけて会場内を飛ぶというスタイルで進行します。一回のショーの時間は約5分間ほどです。

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ハリーはオスのシロフクロウなので、体の黒い斑点が年とともに少なくなり、純白に近い綺麗なシロフクロウになりました。その飛行はとても優雅で、初めてご覧になる方にはかなり衝撃的な美しさがあるのではと思います。

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そして、台の上に置かれた肉片にねらいを定めて飛びつきます。

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横から。自然ではこの鋭く大きな足の爪で小動物をキャッチするのでしょうね。

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ときには写真のようにスタッフから直接エサをもらうこともあります。当グループのスタッフがヒナのときから育てた鳥なので、人間にはとてもよく馴れています。

この時、ちょっとかすれた「ヒ~、ヒ~」という、ヒナが親にエサをねだるときの鳴き声で鳴く声が聞こえます。


このシロフクロウの飛行ショーは屋外で寒いですが、寒くても風が冷たくても、雪のように白いフクロウが飛ぶ姿は、冬には冬の楽しみがあることを教えてくれます。

これから寒い日がまだまだ続きますが、このシロフクロウの飛行ショーは、雨や強風など悪天候の日以外は、毎日10時30分からの屋外でのバードショーのなかで行われますので、ご来園の折にはぜひご覧下さい。


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