アフリカワシミミズク
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2月11日 今日は、温室内のフクロウゾーンに3羽いる、アフリカワシミミズクを撮ってきたので、その紹介です。
アフリカワシミミズク
学名:Bubo africanus 英名:African Spotted Eagle Owl
全長35-45cmと、ワシミミズク属の中では小型です。体は全体的に灰色または茶色で、胸部から腹部にかけては縞模様があり、頭部に耳状の羽毛(羽角)を持っています。
3羽とも名前があり、右からタケル・ヤマト・ミコトです。やはり相性があるようで、いつもこの並び順なんだそうです。タケル・ヤマトと男の子のような名前ですが、実は3羽とも女の子なんです。
この3羽、素人目には同じにしか見えませんが、フクロウスタッフは1羽1羽のちょっとした違いを把握しているそうで、パッと見ただけで見分けがつくそうです。素直に凄いなと思いました。
フクロウスタッフの話を聞きながら写真を撮っていたら、いきなりタケルが大きく口を開け始めました。
最初はただのあくびかな?と思っていたんですが、何度も何度も繰り返していたので、ん??と思っていたのですが、どうやらペリットを出そうとしている最中だったようです。
ペリットとは、消化しきれない毛や骨などを固めて吐き戻した物のことで、フクロウに限らず肉食の鳥はこの習性があります。写真左がフクロウが吐き戻したままのもの、右はそのペリットを解いてみたものです。
、当園でもフクロウにはヒヨコやウズラなどをそのまま与えますが、これはスーパーとかで売っている肉では、ミネラルやビタミン等の栄養分が含まれていないためです。このため食べたあとでペリットを吐き戻すわけです。
タケル・ヤマト・ミコトはポポちゃんの隣にいるせいか、そのまま見ずに行ってしまう方がけっこういます。まぁ色も少し地味だし仕方ないよ・・・という方もいるかもしれませんが、私は、3羽の違いをじっくり観察するのって結構楽しかったです。なので興味のある方は、じっくり観察してみてくださいね。(波照間)
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- [2010/02/11 00:00]
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