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スイレンとテリムク 

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4月24日 4月も下旬に差し掛かりました。今年は4月のうちからかなり暖かくて、夏がどうなるのか心配なほどですが、暖かいので温室の中の熱帯性スイレンも美しく開花してきましたので、ご紹介します。

掛川花鳥園のスイレンプールは、広さ約1500㎡の水槽に約100品種600株ほどが展示栽培されています。ここで栽培されているスイレンは、普通屋外の池で見られるタイプの、温帯性スイレンとは別種で、熱帯性スイレンと呼ばれるグループです。熱帯性・・・というだけあって、寒さには弱く、日本では屋外での越冬は難しいですが、温度さえあれば真冬でも花を咲かせることができ、当園では一年中咲いています。

それでも、一年のうちで、この春から夏場にかけてが花がいちばんきれいです。

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ここのスイレンプールには様々なスイレンが見られるのですが、なかでも見て行っていただきたいのが、ニムファエア・ゴガンティアの仲間です。

ニムファエア  ギガンティアNnmphaea giganthea )↑上の写真
ニムファエア・ギガンティアは、ニューギニアからオーストラリア北部にかけて自生する原種スイレンで、直径40cmもある大型の葉を雄大に広げ、花茎を水面高く40cmほどに伸ばし、20cm前後の大きな花を付ける種類です。性質が気難しく、生育に30℃程度の高温と、ある程度の水深が必要なこと、大型で生育に広い面積が必要なことなどから栽培は希で、珍しく、しかもスイレン中もっとも美しい原種ということで、マニア垂涎の花となっています。

上の写真は基本種のブルーギガンティア。ブルーの際立つ美しい花ですが、寒さに弱く、真夏の暑さが厳しい頃にさかんに咲いてきます。

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こちらは、白花の改良品で、ニムファエア ギガンティア ハドソニアナNnmphaea giganthea var hadsoniana)という種類です。こちらはよく出来ると花の直径が30cmにせまり、基本種のブルーギガンティアよりさらに大きな花を咲かせます。また、ギガンティアの仲間では比較的寒さにも強く、真冬でも咲いています。

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こちらは、上の2種類のギガンティアを、当グループで交配して育成したものです。薄い青紫色の花で、ハドソニアナの血のためか、真冬でも咲いています。この交配で育成した個体に、当園の姉妹園の神戸花鳥園で「青ぼんぼり」という品種名が付けられましたが、それと同じ交配によるものです。淡い空色でやさしい感じの花です。

これらのギガンティアの仲間は、当園に3つあるスイレンプールの、真ん中のプールに植栽されています。

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そんなことで、ギガンティアを撮っていたら、プールの上をテリムクが集団で飛び交っていました。ここのあたりがちょうど水浴びのポイントなのですが、そんなことも関係あるのかなと思いました。集団で舞い飛ぶとブルーがキラキラ輝いてきれいでした。



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