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染 飯(そめいい) 

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3月15日 きょうは当園のバイキングでお出ししている、くちなしの実で染めた染 飯(そめいい)という黄色いおこわについて、ちょっとくわしくご紹介します。

この黄色いおこわをなぜ花鳥園のバイキングでお出ししているかは、当園の姉妹園で同じく掛川市にある加茂花菖蒲園に関係があります。


加茂花菖蒲園は、江戸時代中期に建てられた加茂荘という庄屋屋敷の門前に広がる花菖蒲園で、花菖蒲園としては全国的に知られていますが、この園および掛川花鳥園、富士花鳥園、神戸花鳥園、松江フォーゲルパークなど、現在5つの園を運営している加茂家は、桃山時代からこの地方の有力な庄屋でありました。

庄屋ですから昔は小作人を抱え、稲作を行っていましたが、当時は田植えは村全体で行われる共同作業だったので、早く田植えが済んだ家が遅い家の田植えを手伝い、最後になった家が手伝ってくれた人たちに料理をふるまうのが慣わしでした。しかし加茂家のような庄屋は田植えを行わないので、田植えが終わると毎年「早苗振 さなぶり」といって、田植え後の慰労のごちそうを、小作人の人たちに振舞っていました。

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今も6月の加茂花菖蒲園の開園期には、この早苗振の料理を伝統の製法のままに再現した「庄屋料理」を、ご来園されるお客様にお出ししておりますが、その中心となるご飯が、この黄色いおこわなのです。モチ米のご飯はうるち米よりも格段においしく、昔は最高のごちそうだったのでしょうね。

※ 庄屋料理は加茂花菖蒲園の開園期間の5月下旬~6月下旬に、同園にてお出ししております。掛川花鳥園では庄屋料理を簡略した庄屋弁当を、特注にてお出ししております。詳しくはこちらのページをご覧ください。

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このおこわの黄色は、くちなしの実で染めています。 晩秋から初冬にかけて実ったくちなしの実を集め、軒下などで干しておきます。

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そして黄色いおこわといっしょに味わっていただきたいのが、この「しょうゆの実」です。こちらも同じく加茂家に伝わってきた伝統食で、もろみに、ユズ、ショウガ、シソの実、ナスの干したものを混ぜて漬け込んだものです。独特の香りを持ち好き嫌いがちょっと分かれますが、しょうゆの実で食べる染め飯はまさしく加茂花菖蒲園の味です。そのほか、漬物なども加茂花菖蒲園で仕込んだものです。

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染め飯は、バイキングコーナーの保温おひつに入れてあります。おひつの脇にある添えの黒豆を乗せ、ごま塩をふりかけておめしあがりください。

このように当園のバイキングでは、染 飯のような当地方の郷土食品も味わうことができます。ご来園されましたら、ぜひお召し上がりください。



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コメント

Re: 美味しそう!

庄屋弁当は掛川花鳥園でも予約すれば食べられますが、20名様以上の場合になります。1食でも20食でも作る手間は同じで2日ほど掛かりますので、このような形にさせていただいております。

美味しそう!

加茂花菖蒲園には行ったことはありませんが、パンフレットで写真を見ました!
「庄屋料理が食べてみたい」と思っているのですが、庄屋弁当は掛川さんでも、事前予約すれば食べられるんですね?

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