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オオオニバス 

8月15日 きょうはこの晩夏から秋にかけてもっとも大きく成育する、スイレンプールのオオオニバスをご紹介します。

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オオオニバスは、南米の熱帯地方の湿地帯に分布する一年草のスイレンのなかまで、日本にもオニバスが自生しており、その仲間でさらに大きいのでこの名前があります。

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当園にはちょっと見分けるのが難しいですが、3種類のオオオニバスが栽培されています。

上の写真はアマゾニカ種(Victoria amazonica)。南米のアマゾン地方原産で、もっとも大型の葉を付け、大きなもので葉の直径が2mほどになります。葉の縁はあまり立ち上がらず、寒さに弱く生育には30℃以上が良いようです。

もう一種は、南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルなどに分布する、クルジアーナ種(Victoria cruziana)というオオオニバスです。パラグアイオオオニバスとも呼ばれます。葉はアマゾニカ種にくらべやや小型で、比較的寒さに強く、葉の縁が15cm~20cm前後に立ち上がるのが特徴です。

そしてこの2種のオオオニバスを交配してできあがった、ロングウッドハイブリド(Victoria.‘Longwood Hybrid’)という種類です。葉が大きくなり、比較的寒さにも強いなどアマゾニカとクルジアーナの良いところを取り入れた種類で、植物園などでもよく栽培されています。

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葉は大きいもので差し渡し2mほどの巨大なものになり、株全体の広がりは5m四方以上になる巨大な植物です。葉の表面は柔らかくすべすべしていますが、裏面は太くて鋭い刺が密生しています。

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花は直径30cmほどの大きな美しい花です。でも、葉が巨大なためあまり大きいと感じません。夜咲きで、日中でも午前9時頃など早い時間なら開いていることもあります。白く咲き出し、2日目にはピンクから紅色に変色し、3日ほどで萎みます。

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花のガクの裏もトゲだらけです。これは葉や茎などを魚に食べられないための防衛のためと言われています。実際とても鋭いトゲで、とても痛いです。

こうして大きな株に育って花を咲かせた後、一月後には大量のタネを実らせ、そうするうちに株が衰えて枯れてゆきます。巨大な植物ですが草の寿命は1年くらいのもで、タネによって株を更新させてゆきます。

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大きな葉にはアフリカレンカクもよく歩いています。オオオニバスはアマゾンの植物、アフリカレンカクはアフリカの鳥で、自然ではありえない光景ですが、これも当園ならではです。


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