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 2011年01月 

大温室の冬の花 

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1月18日 1月もそろそろ下旬に差し掛かってきました。一年でいちばん寒い頃ですが、温室の中はそろそろ早春の気配が感じられ始める頃です。

温室なのだから一年中同じ・・・と思われるかも知れませんが、実際には全くそんなことはなく、中の植物は外の気温にものすごく左右され、毎年夏から秋は花数が少なくなります。

そして、一年を通して花が多いのは早春の2月から春の5月頃までの間で、なかでも3月、4月がまいとし一番花が綺麗です。

現在は一番の見頃を迎える2月からを前に、助走段階ですが、日に日に花数が増えてきています。

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園内でもっとも多いのはインパチェンスですが、よく見ていくと実に様々な花が吊ってあります。写真はアブチロンの黄花。ハイビスカスやオクラと同じアオイ科の植物で、半つる性でハンギング栽培にも向きます。黄色の可愛らしい花が下向きに咲きます。

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ちょうどホウズキのような袋状のほうの中から、直径4cmほどの可愛らしい花を咲かせます。インパチェンスが多いなかで、今回ふとこんな花を見つけて、可愛らしいのでしばらく写真を撮っていました。

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同じくアブチロンの桃色花。この仲間はおよそ100種類ほどの原種があるほか、最近では交配されさまざまな品種もあるようです。

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こちらもアブチロン。以前ご紹介したことのあるウキツリボク、別名チロリアンランプとも呼ばれる種類です。

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これも2月頃から咲き出すシダレノボタン。直径およそ2cmほどの小さな花がたくさん咲きます。こちらもアブチロン同様、温室のなかでは少数派ですが、可愛いらしいです。

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ウィンターベゴニアのラブミーの白花。よく見ると咲いて暫らく経た花がややクリーンを帯びるようですね。上品な感じがなかなか良い花です。

これから2月に入れば、温室の中は一気に春を先取りして、春爛漫のような花でいっぱいの空間になります。寒い日が続きますが、一年でいちばん花の美しい早春に、そろそろ近づいてきた園内です。


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