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オオバタンのサンタ 

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9月29日 今日はふれあいゾーンの一角にいるオオバタンのサンタ君を紹介したいと思います。

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サンタ君は当園に1羽しかいないオオバタンで普段はいつもふれあいゾーン入口の一番左奥のケージの中にいます。
オオバタンは標高1000m以下の熱帯雨林に生息する大型インコです。尾羽が短く、全身の羽衣は白やオレンジ色がかかったピンク色になっていて、尾羽と翼の内側は黄色い色になっています。

一人ぼっちでのサンタ君は普段、ケージの中で写真のように座っている時が多いです。表情がちょっと寂しそうですが...

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誰かが近づいてくると「ハロー~」っていう感じに、すぐ表情が可愛くなります。

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表情を見ると触っても大丈夫そうだったので、頭を撫でてみました。そうしたらさらにこのような技を見せてくれました。30歳を超えた大型のサンタ君にとっては、かなり難しいポーズかと思いますが...

これは私がケージの中に入って撮った写真ですが、サンタ君はたまに急に暴れ、強く咬む場合ががありますので、お客様は触らないようにお願い致します。

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しばらく一緒に遊んで、帰ろうとしたら、サンタ君は叫び始めました。まるで「もうちょっと遊んで、行かないで~」のようでした。興奮する時は写真のように冠羽を立て動かしたり、翼を広げたりします。

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また会いに来るからね、サンタ君。
皆さんもサンタ君を見に来て下さいね。

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ギャリーさん最後のショー 

9月27日 きょうは昨日が最後の日となった、ギャリーさんの当掛川花鳥園でのバードショーの様子をご紹介いたします。

ギャリーさんは2007年の早春から、当園でのバードショーに鷹匠として出演し、当園のバードショーをそれまでとは比べ物にならないくらい、すごい内容のショーに導いてくれました。

昨日を最後に、今後は当園の姉妹園の神戸花鳥園に移動することになり、神戸のバードショーを掛川同様に盛り上げてくれることと思います。

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午後1時からのハリスホークの飛行ショー。毎度の鮮やかなキャッチシーン。お客様の間近でのキャッチに、周囲からどよめきが起こります。このインパクトのある観客の間近でのキャッチ方法も、ギャリーさんが教えてくれました。

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ショー中のトークも面白かったですね。ショー中、たどたどしい日本語でハリスホークの生態について語ってくれました。そしてこのハリスホークのショーの最後に、タカがなかなか言うこと聞かないと、「ギンジ、キョウハフキゲンダネ、ボクノオクサントイッショ」とか、必ず言ってましたね。

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ヘビクイワシのショーも、これまでギャリーさんが担当してきましたが、明日からは、小澤さん、坂山さんなどのスタッフで行われます。

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そして午後3時からのバードショーは、ギャリーさんの掛川花鳥園での最後のショーとなりました。事前にこのブログでもホームページ、ツイッターなどでもご紹介しましたので、最後のショーを見ようと大勢のお客様が詰めかけました。

特にこのハクトウワシによる飛行ショーは、ギャリーさんでしかこなせないため、ハクトウワシのショーは掛川ではこれが見納めとなりました。

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ハクトウワシ・・・と言いながら、2007年から今までついに首から上が白くはならなかったこのタテナギですが、まだ生後5歳の若いメスで、ハクトウワシは生後6~7年を経ないと頭部が白くならないそうです。

ともあれ、ギャリーさんの腕に止まったこの写真の瞬間が、タテナギのひとまずの仕事納めになりました。

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ギャリーさんのおかげで、当園の、そして当園の姉妹園のバードショーのグレードがどれほど向上しことか。私もギャリーさんのおかげで、飛ぶ鳥を撮るという楽しみを知りました。

神戸花鳥園でもがんばってください。これからもよろしくお願いいたします。



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ルナちゃんがふれあい担当になりました。 

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9月25日 飛行ショーを担当していたベンガルワシミミズクのルナちゃんが、今後ふれあい担当になりましたので、今回はこのお話をご紹介いたします。

ルナちゃんは、これまで毎日午前10時30からの飛行ショーのなかで、フクロウの飛行ショーを担当したいました。コンゴウインコと同じ時間に行われるショーで、とまり台の上に止まるベンガルワシミミズクをご覧いただいたお客様も多いことと思います。

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ベンガルワシミミズクにも一羽づつ性格に違いがあり、ルナちゃんは安定して飛行をこなしてくれるのですが、長い筒状のものがとても嫌いという、ちょっと変ったトラウマを持っています。たぶん幼鳥のとき、竹の囲いか何かで嫌な思いをしたためでは・・・とスタッフは以前話してくれました。

長い筒状のものや、長いもの・・・と言いますと。たとえばカメラの望遠レンズとか、カメラの三脚など、飛行ショー会場でも毎回お客さまが持ってみえる場合も多く、そんな時にルナちゃんは筒状の望遠レンズが怖くて固まって飛ばなくなってしまうことも多々ありました。

そんなことで、今回、飛行ショーの担当からふれあいの担当に代り、飛行ショーは同じベンガルワシミミズクのニコちゃんが担当することになりました。

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ルナちゃんは現在、ふれあい担当に馴れてもらうため、アフリカワシミミズクのタケルと交代で徐々にふれあいに馴らしています。

長い筒状のものが嫌いなルナちゃん。カメラにその長い筒状のもの(望遠レンズ)が付いていたので、カメラ自体もほんとうはちょっと苦手なんだろうな・・と思います。

ですから、カメラがちょっと怖いのか、カメラのほうはビシッと向きます。つまり、カメラ目線は結果的に超得意です。

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普通、フクロウとのふれあい写真を撮影する場合、フクロウがカメラのほうを見てくれなくて困る場合は多々あるのですが、ルナちゃんはそういう事はありません。

でも、実際はちょっと怖がっているわけなので、早く馴れてほしいと思います。

お客様もルナちゃんを触ることはできるのですが、カメラを持って近寄ると怖がってしまうそうなので、その点はスタッフが説明してくれると思います。

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今回はそんなベンガルワシミミズクのルナちゃんのお話でした。これからもルナちゃんを宜しくお願いいたします。


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クロツラヘラサギ 

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 9月23日 きょうはスイレンプールの奥のふれあいの小道にいる、クロツラヘラサギを撮ってみましたので、ご紹介します。

クロツラヘラサギ 学名:Platalea minor 英名:Black-faced Spoonbill
ヘラサギに似ており、顔の部分が黒いのでこの名があります。体長は75㎝ほどで、ヘラサギよりも少し小型。干潟や水田、湿原などで、大きくてスプーンのようなくちばしを水につけて左右に振り、くちばしに触れた魚、カエル、カニ、水生昆虫などを捕食します。

朝鮮半島北西部で繁殖し、中国南部、台湾からインドシナ半島で越冬し、日本では、九州および沖縄で冬鳥として飛来しますが、世界的に大変珍しい鳥で、総個体数は2000羽程度と推定されており、絶滅危惧保護動物に指定されています。 

たいへん貴重な鳥なのですが、当園には人の手によって繁殖されたクロツラヘラサギが、このふれあいの小道に11羽ほどいます。

そして、とにかく人によく馴れていて、エサを見せるとさっそく大勢でやってきます。

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平日の空いた時間帯ですと、このようにみんな一斉に集まってきます。 そして、あっという間に食べてしまいます。

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くちばし部分のアップ。くちばしは長さおよそ25cm前後ほどで、ほんとうにしゃもじのような形です。そしてくちばしの手触り感がまた良く、ちょうど柔らかな、そしてちょっと湿り気のある合成樹脂っぽい・・・というか、こうやって手に当たっても全く痛くはありません。

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エサの入ったカップを持った人の後を付いて行ったり、こんなふうに靴ひもで遊ぶこともあったりで、このコーナーでもとても楽しい存在です。

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そして、じっくり観察してみると、くちばしでじゃれあう仕草とか、

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小競り合いで頭の後ろの羽根をちょっと逆立てる場面。

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また、こんなふううにお互いの羽根を毛づくろいする場面など、鳥同士も全く無関心ということはなく、お互いを意識しており、そんな仕草を今回観察していましたが、目の前で楽しめました。

ご来園されましたら、ぜひ、このしゃもじのような珍しいくちばしをもった、クロツラヘラサギとも遊んでいってくださいね。


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ハクトウワシ―今のうちに見ておかないと 

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9月21日 当園で15:00からのショーで活躍しているハクトウワシは、ショースタッフのギャリーさんが今月の27日から神戸花鳥園に転勤するため、9月26日で最後出演になります。それで、今日はハクトウワシについて紹介したいと思います。

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ハクトウワシ(白頭鷲 学名:Haliaeetus leucocephalus 英名:Bald eagle) 
英名のBaldはPiebaldからきましたが名のとおり頭から肩にかけてのの部分が白色になっているのが特徴です。写真でのハクトウワシは頭を含め、全身が褐色になっていますが、これはこの子がまだ ??才の  幼鳥だからです。これから成鳥のともに頭の部分がだんだんはっきりした白色になりますので、その立派な様子が楽しみです。

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プロフィ-ル
名前:タテナギ        
年齢:4歳
性別:メス            
体重:4kg
翼を広げると:長さ2m
好きな人:ギャリーさん
好きな食べ物:鶉、雛、鼠、魚
デビュー時間:2007年夏

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アメリカ特有の白頭鷲はアメリカ合衆国の国鳥でもあります。さらに、アメリカインディアンの多くの部族は白頭鷲を聖なる鳥と見なす文化を持ち、白頭鷲やその羽根を儀式や正装に用いています。

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9月26日午後3時のギャリーさんの掛川花鳥園での最後のショーが終わった後は、ギャリー&タテナギと記念撮影を行う予定です。このチャンスを逃さないよう~に!

白頭鷲のショーが終了する前に、ぜひ見に来てください。


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秋味のスゥイーツ 

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9月19日 きょうは最近の喫茶コーナースゥイーツの新作のご紹介です。専門のパティシエがその季節ごとの素材、感覚で次々に新しいスゥイーツを創作しているので、久しぶりに喫茶コーナーを覗いてみたら、「あ!このスゥイーツまだ撮ってない。これも!」という感じで次々に新しい製品が登場しています。

先日訪れたときは、季節はやっと秋らしくなり、それでもまだ日中は暑さの残る頃なので、秋らしさを演出しながらも、冷たさも感じさせる美味しいムースベースの新製品が多く登場していました。

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まずこちらは、紫芋のモンブラン。その名のとおり、紫芋で紫ピンクに色付けされています。

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こちらはイチジクのムース。ヨーグルト風味のムースで上にイチジクがトッピングしてあります。

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こちらはヘルシーサワー。チェリームースで甘さは控えめです。

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こちらはトロピカルマンゴームース。マンゴーのムースがなんとも美味しい一品。スタッフも言っていましたが、試食した私も、今回のこれらの品のなかで、このマンゴームースがいちばん美味しいと思いました。

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こちらはパンプキンカラメル。このスゥイーツはちょっと手が込んでいて、ココアのベース生地に、カラメルのムース、その上に薄くパウンドケーキが乗り、その上にかぼちゃのムースと、4つの層に分かれたムースです。その上にさらに甘く煮たかぼちゃが乗っています。

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最後も秋らしい栗のムース。このムースは美味しかったのですが、個人的にはちょっと栗の味がしないような感じでした。

これらの品々は、どれもお値段250円~300円でお手ごろな価格。手作りの柔らかで素朴な味が美味しい品々ばかり。ようやく涼しくなった園内で、コーヒーとともにのんびり楽しむのには最適です。

日によって、これらの品々が並べられていない日もありますが、また別の今回ご紹介していない新作が並べられていたりもしますので、ご来園されたときのお楽しみということで、ぜひご賞味いただければと思います。


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ツクシガモ 

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きょうは今年の7月に姉妹園の松江フォーゲルパーク・花鳥園から掛川に来て今年の7月11日のブログでご紹介したツクシガモの羽根の色が、その時は幼鳥だった羽根の色が、成鳥の羽根の色に変わってきましたので、ご紹介します。

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ツクシガモはユーラシア大陸に広く分布する大型のカモで、日本には冬場に九州北部への飛来が多いため、ツクシガモの名があります。白地に赤茶色や黒い部分などコントラストのたいへん美しいカモです。

7月の時はまだ幼鳥の羽根でしたが、今、美しい成鳥の羽根に生え変わりつつあります。この鳥はほぼ成鳥の羽根に生え変わったものです。

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3羽いるなかで、1羽が早く成鳥の羽根に変わってきました。残りの2羽もあと1~2ヶ月内には、親鳥の羽色に変わってゆくことでしょう。

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7月に当園に来たときは、人からエサを食べるまでには馴れていなかったですが、今では通路に出て来て、手からエサを食べるようになっていました。

また、水面を泳いでいるより、通路など丘に上がっているほうが好きなようで、たいてい大温室と長屋門の間の通路の場所にいたりします。

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この大温室と長屋門の間の水鳥プールも、マガモやオシドリをはじめ、クビワコガモ、アカツクシガモ、サカツラガン、バリケン、アメリカオシ、オナガガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、そして今回のツクシガモなど、様々な種類のカモの仲間が見られるようになってきました。

ご来園の際には、エサをあげながら、ぜひさまざまなカモたちを観察していただければと思います。


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秋の気配 

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9月15日 嫌になるほどの暑さは去ったとは言え、まだまだ日中は暑い日が続いていますが、それでも秋になってきたことは、日ざしなどからも十分感じられるようになりました。

そんな今頃、園内のカモの仲間の羽根が、地味な夏羽から秋冬の繁殖シーズンを前に、鮮やかな冬羽に変り始めます。今回はその様子を撮ってみました。

上の写真はオシドリのオスです。メスとほとんど変らない地味な夏羽だったオシドリも、この晩夏から秋口に差し掛かる頃に、冬羽が生えはじめます。この鳥は抜けた夏羽にまだ冬羽が生え始めたばかりで、地味な夏羽が抜けて、冬羽が生え始めているようすが良くわかります。

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こちらもオシドリのオス。地味な夏羽の間から、頭部などわずかに冬羽の出てきた状態です。

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冬羽への換羽は個体によってもやや異なるようで、この鳥は冬羽にだいぶ生え変わって、オシドリらしくなっていました。

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こちらはアメリカオシのオス。まだ地味な夏羽に覆われていますが、よく見ると尾羽が抜けて、鮮やかな冬羽の尾羽が生え始めているのがわかります。

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こちらはマガモのオス。地味な夏羽の残りの羽根が、目の下や首筋にわずかに残っていますが、鮮やかな冬羽のグリーンに覆われてきていました。

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このように冬羽が生え始めたカモたちを見ていると、暑さがものすごく厳しかった今年の夏も、ようやく終わってきたな・・・と思います。これらの写真を撮ったのは、9月11日ですが、きょう15日の時点では、より冬羽が伸びて来ていると思います。

そして今月のシルバーウィーク頃には、真新しい冬羽をまとった鮮やかなカモに変身しています。


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メンフクロウのケンちゃん 

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9月13日 きょうは今年の10月1日から公開される映画「ガフールの伝説」の主人公「ソーレン」にもなっている、メンフクロウをご紹介します。

当園のメンフクロウと言えば、ご来園される皆さんにいちばん身近なのが、毎日午前10時30分からの飛行ショーが終わった後に温室内でふれあいを行っているメンフクロウのケンちゃんではないでしょうか。

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ケンちゃんは2004年の春に当園の姉妹園の加茂花菖蒲園の山のフクロウ繁殖施設で生まれ、生後間もない頃から大人の羽根が完成するまでのヒナの間、このブログを書いている私(永田)が自宅で育てました。

子どもの時から人の手で育てられてきたので、ケンちゃんは人間を恐れず、おとなしくとても良い性格のメンフクロウに育ちました。そしてフクロウとのふれあいや、時にはポポちゃんが翼を広げる時の悪役(?)として、一緒に東京のテレビスタジオに行ったりしたこともありました。

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メンフクロウというと、西洋のお面のような顔の表情がちょっと怖く、ぱっと見で好き嫌いがはっきり分かれるフクロウで、私もこのケンちゃんを育てる前までは、メンフクロウは実を言いますとあまり可愛いとは思いませんでした。

しかし、育ててみると、とっても可愛いフクロウであることがわかり、今ではアフリカオオコノハズクのポポちゃん同様、自分のなかでは身近なフクロウになっています。

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頭をかくと、目をほそめてとっても気持ち良さそうにします。

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このメンフクロウのケンちゃんとのふれあいは、毎日10時30分からの屋外での飛行ショーが終わった後に、10時40分くらいから屋内のふれあいゾーンで行われます。すでに多くの皆様が、ケンちゃんと写真を撮ったことと思いますが、まだの方はぜひ次回は一緒に記念撮影していってください。

また、9/24(金)名古屋市公会堂にて800人規模のガフール伝説試写会を行います。当日は、花鳥園グループの告知として、当グループのパンフレットや割引券なども用意致しますので、こちらにもぜひお越しくださいね。

俳句コンテスト表彰式 

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9月11日 先日の9月5日の日曜日、今年の5月~6月にかけて募集されていた、掛川花鳥園、加茂花菖蒲園合同の俳句コンテストの表彰式が行われました。

残暑が未だに厳しい折でしたが、午前10時からの表彰式に、皆さんお集まりいただきました。

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今年の俳句コンテストには、両園でのべ148人の方が応募され、合計207作品が集まりました。その中から19作品が選出されましたが、例えば加茂花菖蒲園へ遠方から観光バスでご来園された年輩の方が詠まれ、その作品が入選したなど、なかなかこちらまでご来園することが難しい方などもあり、表彰式に参加されたのは6名の方とそのご家族、同伴された方などとなりました。

俳句コンテストの入選作品は下記をご覧ください。
掛川花鳥園俳句コンテスト2010 入選作品
加茂花菖蒲園句コンテスト2010 入選作品 

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それでは寂しい表彰式だったかた言うと、そんな事もありません。審査員の香川修廣先生が総評で入選された各句を読み上げながら、俳句はやさしく、難しく、そして奥が深く、誰にでも出来るとても素晴らしいもの、との話に始まり、俳句の楽しさ、魅力について長時間語っていただきました。

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その後表彰式が行われました。写真は茂花菖蒲園の部 銀賞に入選された西原小雪さん。

西原さんは「大空に はばたくとりは きれいな色」という子どもらしいとても素直な句を読まれ、今回入選となりました。

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そして最後にクロワシミミズクといっしょに記念撮影が行われました。10時に始まった表彰式は11時を過ぎていました。

当園では来年もまた加茂花菖蒲園と合同で、俳句コンテストを開催する予定です。次回は来年の初夏の頃になってしまいますが、また宜しくお願い申し上げます。



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ギャリーさんが神戸花鳥園へ移動します。 

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9月9日 今月9月の27日日から、鷹匠ショーでおなじみの当園のギャリー ダイヤーが、神戸での新たな鷹匠ショーを展開するため、神戸花鳥園へ移動することになりました。
それに伴い、ギャリーさんでしか扱うことのできない、ハクトウワシのタテナギも、暫らくお休みする事になりました。

ギャリーさんは、9月26日(日)まで掛川花鳥園で鷹匠ショーを行います。

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ギャリーさんがイギリスから掛川花鳥園にやって来たのは、2007年の正月でした。それまで当園では園内でフクロウの飛行ショーを行っていただけでしたが、ギャリーさんが入って2007年の2月はじめより、今の屋外の鷹匠ショー会場の場所で飛行ショーを行う事になりました。

そしてフクロウに加えて、その時はじめてハリスホークというタカが加わりました。そのハリスホークの早いスピードと、それまで見た事のなかった、お客様の間近でのタカのキャッチにとても迫力を感じました。

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そして翼を広げると2mにもなる巨大なハクトウワシのショーも2007年の夏から始まり、ギャリーさんの登場によって当園の鷹匠ショーが一気に内容の濃いものになりました。シロフクロウのハリーのショーも、2007年の晩秋から冬場だけ行われるようになりました。

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そして、それに留まらず2008年の秋からはコンゴウインコのショーが、そして昨年2009年の4月からはヘビクイワシのショーも加わり、飛行ショーがとても多彩になり、当園の目玉になりました。

またギャリーさんは、当園の姉妹園の各園にも猛禽の飼育や調教に関する指導を行い、当グループの猛禽による飛行ショーの内容をレベルの高いもにに導いてきました。

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様々な功績を残され、ショー前の日本語によるトークでも会場を沸かせたギャリーさんが、9月27日からは神戸花鳥園へ移動することになりました。

今後神戸花鳥園でもなおいっそう活躍され、神戸の鷹匠ショーがより内容深いもになってゆくことと思います。

掛川はギャリーさんがいなくなってちょっと寂しいですが、ギャリーさん付いて教わった小澤さん(左)をはじめ、坂山さん、河合さんなどのスタッフがおりますので、ハクトウワシのショー以外は、これまで通り行って行きますので今後ともよろしくお願いいたします。

ギャリーさんは時々、一ヶ月に一度程度は掛川にも帰って来てくれるそうです。ギャリーさん。神戸でもがんばってください。


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NHKBS 「アインシュタインの眼」の取材 

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9月7日 きょうは先日の9月1日~3日に、NHKBSの「アインシュタインの眼」という番組の取材がありましたので、そのことについてのご紹介をいたします。

この番組はハイスピードカメラなどのスーパーカメラを駆使し、人の目には見えない秘密を解き明かす、驚きのエンターティーメント番組で、BSハイビジョンで日曜日の夕方に放送されています。

今回この番組で鳥の飛行メカニズムがテーマとなり、当園のコンゴウインコやベンガルワシミミズクがメインで番組が構成されることになり、園内にて取材が行われました。

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9月2日は、午後2時からの屋内でのコンゴウインコの飛行ショーで、1台のメインカメラと2台のハイスピードカメラによって、コンゴウインコの飛翔の様子を撮影されていました。

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ふれあいの小道前の通路で、毎日午後2時から行われているコンゴウインコの飛行ショーがハイスピードカメラによって収録されてゆきます。

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この日も真夏のように暑い猛暑日でしたが、園内はそれでも涼しく、多くのお客様が御来園され、撮影もそのなかで行われていました。

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この写真のよに1000分の1秒で撮影して止まる鳥の動きが、番組ではハイスピードカメラによって克明に撮影され紹介されてゆくことと思います。

今回収録された内容は、10月中に放送されるそうで、放送日はまだ決まっていませんが、どのような番組が出来上がるか楽しみです。BSとBS2での放送ということで、総合テレビではないですが、ぜひご覧いただければ幸いです。


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エサを前にした鳥達の反応 

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9月5日 今日はエサを前にした鳥たちのいろいろな反応を話したいと思います。
まずはコバタンのコバちゃん。エサをもっていたら一番最初に乗ってきたのがゴガネメキシコインコでした。コガネメキシコインコはいつものように積極的ですね。そして、ケージの中にいるコバちゃんの表情に注目してください。なんかちょっと可哀想に見えますね^^


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この状況を見た隣のタイちゃん。「こんにちは、こんにちは!」、「タイちゃん~」と、まるで「私もご飯がほうしい~」のように叫びました。エサを口まで持ってあげたら、すぐ静かになりおいしそうに食べはじめました。


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こちらはコバちゃんのケージの上。ここにはいつも二羽のヒメコンゴウインコが止まっています。でも、警戒心が強く、なかなか手に乗ってくれません。エサを見せても食べたいが、近づくか近づかないかずっと悩んでいる様子でした。しばらく待っていて見ましたが、結局首だけ伸ばして眺めるだけで、足は止まり場から動いてくれませんでした…

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いつも静かに座っているスバル君。エサの前でも特に違う様子はありませんでした。止まり木の3分の1ぐらいのところに止まっていて、エサを出したら2秒ほど経って首を伸ばして口を近づいてきました。エサをもう少し離して口が届かない場所に置いてみたら、足の位置を変更せずに食べるのを諦めてしまいました。この子もなかなか臆病ですね。

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ちょっとびっくりしている顔ですね。この子もエサを持ってきたら「こんにちは~」と挨拶をしてくれました。
しかし、ちょうどおいしく食べている時、気の強いゴガネメキシコインコが飛んで来てしまったのです。体格はゴガネメキシコインコより大きいですが、勢いにはかなえないようでした。


コバタンのコバちゃん 

9月3日 今日はふれあいの小道にいるコバタンの話をしたいと思います。

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ふれあい小道の一番奥まで行くと、ケージが三つ見えてきます。写真では右側のコバタンのコバちゃんと、左側のタイハクオウムのタイちゃんのケージしか出てないですが、タイちゃんの左にオオハナインコのスバルのケージも置いてあります。
では、コバちゃんに近づいてみましょう。

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コバタン(小芭旦 学名:Cacatua sulphurea)
インドネシアに住んでいるオウムの仲間で、全長33cmぐらい。オスよりメスの方がやや大型で全身が白い羽毛に覆われ、翼と尾羽の腹面、冠、そして頬が黄色になっています。虹彩が赤褐色になっている所からメスかと判断が付きます。(オスの虹彩は黒色です)

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ペットとして飼われている方も多いかと思いますが、コバタンはとても親しみやすい鳥であり、物真似が上手です。私がコバタンに近づく前に隣のタイちゃんと遊んでいたら、焼きもちしたのか「コバちゃん、コバちゃん~」と鳴きながら私の注意力を取ろうとしました。

そして、私がコバちゃんの前に行ったらまるで、「頭撫でて下さい~」と言っている様に頭を下げてくれました。
とても可愛いですね。

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私が3歩程離れたら、また「こんにちは、こんにちは~」と言いながら私を呼んでいました。

コバちゃんは11:00~12:00のインコと触れ合ってみようにも出演し、お客様は200円で手に乗せることが出来ます。その以外の時間はコチラのケージで遊んでいます。

ご来園の際は、是非コバちゃんとふれあって見て下さい。


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売店人気商品 

9月1日 花鳥園の入り口を入ると、すぐのところに花鳥園売店が見えてきます。今日は売店の最近の人気商品を紹介したいと思います。

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まず、こちらはペンギン帽子。2、3歳~6歳ぐらいの子供さん向けで、特にこの暑い夏によく出ています。子供向けとは言いますが、大学生が自分用で買う方もいます。


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こちらはコンゴウインコをモデルにしてデザインしたぬいぐるみ。鮮やかな色と柔らかな手触り、そして足には磁石が入ってありますので、一枚目の写真のように、磁石、鉄などのあるところに張っておくこともできます。


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風水ふくろう。青、紫、黄とピンク4種類の色があります。ピンクは恋愛運UP、黄色は金運UPなど、色別に意味があって、自分用でもいいし、友達にお土産としてもとてもいいと思います。特にこの景気の明るくない時期にみんなの運をUPしましょう!

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金運を呼ぶ金運ふくろう。裏には宝くじ入れ用の場所があります。家族用とお土産用で買われるお客様が多く見えます。

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ヨウム、オカメインコとキバタンをデザインした吸盤付ぬいぐるみ。家の窓ガラスや鏡などに張っておくとかわいいです。

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最後はおしゃべりふくろう。話をかけてあげると、翼をたたきながら同じ言葉で返事してくれます。写真上の色のほかにも白色がもう一種類あります。売店の3箇所に見本が置いてありますので、見つけた際はぜひ、声かけてみてください。