最盛期を迎えたインパチェンス
2月27日 2月も終盤になり日ざしはもう春の陽春の頃となりました。そしてこの季節、大温室の花バイキングの頭上のインパチェンスが例年開花の最盛期を迎えます。今年もどっさり花を付けたインパチェンスのくす玉が、温室の頭上を飾っています。
今この場所で盛大に咲き誇っているのはインパチェンスです。この花は春植えの花壇用植物としてホームセンターでも販売されていますが、花が多く咲き開花期が長い、暑さ寒さに球根ベゴニアよりも強いなどの利点があるため、当園では2007年頃より導入し、2008年の春先には大温室の中心的な植物になりました。
この大温室の頭上には、約1200鉢の植物が吊ってあり、その中でインパチエンスは約800鉢吊ってあります。
そして今年は昨年にもまして花の出来が良くなっています。これは、今年の5月より開催される上海万博にて、自然光線の全く届かない屋内空間でこの掛川花鳥園の頭上と同じ光景を再現するため、人工照明の技術や人に有害な薬剤を使用しない病害虫防除などについて、植物スタッフが新しい技術を開発し、そのノウハウを掛川花鳥園のこの大温室の頭上の植物に生かしたためです。
頭上を彩るみごとな花のじゅうたんに、お客様も「花がきれいだね~」と感心しながら見て行かれます。
この頭上のインパチェンスは、これから暫らく最盛期の満開の状態を続けます。そのなかでも花がいちばんすばらしくなるのは、例年春休み頃ですが、現在でも息をのむほど見事です。
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ワシミミズクのヒナ
2月26日 きょうは今年もフクロウのヒナが、ふれあいゾーンで展示されはじめましたので、そのご紹介です。
この2羽のヒナは、今年の2月2日に生まれました。
この2羽の父親はトルクメニアンワシミミズクで、母親はユーラシアワシミミズクです。近縁のワシミミズク同士で、どちらもワシミミズクの中でも大きくなるフクロウなので、この2羽もそうとうに大きくなるそうです。
体重はおおよそ700グラムくらい。頭から尾までの長さはおよそ25cmほどで、この写真を撮影した2月22日時点で生後20日ていどなので、未だ自分の足で立つことはできない状態でした。
育ての親のスタッフの小澤さんと。それでも日に日に大きくなる育ち盛りで、一羽で一日に10匹のネズミを食べるそうです。
顔のアップ。くちばしの周りから、いずれ羽根になる鞘がたくさん出ています。まだ体全体はヒナの産毛状態ですが、あと10日も経てば徐々に大人の羽根が現れてくると思います。
このフクロウのヒナは、現在はふれあいゾーンに入って、ポポちゃんたちのいるブースのすぐ脇の水槽のなかで展示されています。ご来園されましたら、また見ていってください。
なお、2月24日にこのうちの一羽は島根県の松江フォーゲルパークに貰われて行きましたので、現在のところは一羽のみの展示となっています。
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展示ゾーンのフクロウ
2月25日 今日は、受付を抜けて左右にある、ガラス越しではありますが、フクロウの展示されている場所のフクロウ達の一部を紹介しようと思います。この展示スペースには、種類によって個別の部屋があり、約30種類のフクロウがいます。
トップバッターは、モリフクロウです。
モリフクロウ
学名:Strix aluco 英名:Tawny Owl
体長が36~46cm 体重が380~660gの中型のフクロウです。
足の毛が白く、アカアシモリフクロウと区別されます。目は黒味のあるこげ茶色で、目の周りは青味のあるグレーです。
続いては「ケン」や「ロック」で、ご存知の方もいると思いますが、メンフクロウです。
メンフクロウ
学名:Tyto alba 英名:Barn Owl
体長が約34cm 体重が250~480gです。
顔は特徴的なハート型で、目は黒味が掛ります。羽毛は黄色掛った茶色で、腹側の羽は真っ白だったり、ゴマ模様が入ったりと、個体によって様々です。
こちらはユーラシアワシミミズクです。
ユーラシアワシミミズク
学名:Bubo bubo 英名:Eurasian Eagle Owl
体長が57~85cm 体重が最大で4.2kgにもなる大型のフクロウです。
薄茶色に茶褐色が混じり、堂々たる姿で見る人を圧倒します。立派な羽角、鮮明なオレンジ色の鋭い目が特徴です。
お次は、ハリーポッターや当園の「ハリー」でお馴染のシロフクロウです。
シロフクロウ
学名:Nyctea scandiaca 英名:Snowy Owl
体長が52~66cm 体重が700~2950g
北極に近いツンドラ地帯の環境で生活しています。
大人になると、オスはほとんど純白で、メスは純白に黒い斑点が入ります。この写真の個体は、斑点が少ないので、おそらくオスだと思います。
最後は、メガネフクロウです。
メガネフクロウ
学名:Pulsatrix perspicilliata 英名:Spectacled Owl
体長が41~52cm 体重が590~980g
黒い顔に白い顔がくっきりと入ります。この白い眉は、顔の中央からオレンジ色の目の下まで続き、メガネを掛けているように見えることから、名前の由来になりました。幼鳥の頃は、顔のまわり、頭、胸が真っ白で美しく、可愛らしいです。人に良く馴れます。熱帯産ですが、日本の冬をあまり寒がらないそうです。
今回はほんの一部のフクロウの紹介でしたが、他にも小さく可愛い個体や、可笑しな顔のフクロウなど様々なフクロウ達がいます。当園にご来園の際は、是非、展示されているフクロウ達も見て行って下さいね。(波照間)
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外の水鳥池
2月24日 今日は外の水鳥池の紹介をします。
屋外の飛行ショー会場の脇名にある水鳥池は、普段はあまりお客様はいませんが、飛行ショーの後には結構な賑わいをみせます。特に土日祝日など休日の日には、この写真の端から端までお客様で埋まることもあります。当園で飼育している個体と、さらに野生の個体が入り混じっているので正確には分かりませんが、60羽以上の鳥が水鳥池で泳いでいます。
エサを持っていると、このように鳥たちから寄ってきて、エサをねだったりします。小さなお子様は、その勢いに結構驚いてしまって、逃げてる姿をよく見かけます。
この水鳥池には、当園で飼育している、マガモやアイガモ、カナダガン、コブハクチョウなどがいますが、野生のマガモやこの写真の一番上に写っている、カルガモなど、野鳥も飛来してきます。
こちらは、野生のハシビロガモです。昨年秋に北から渡ってきた頃は少し地味な体色でしたが、今ではすっかり冬羽に生え変わり、色鮮やかでコントラストの綺麗な鳥になっています。目視での確認なので正確ではないですが、ハシビロガモを、10羽ほど確認できました。
最後の写真は、橋の影で休憩しているマガモ3羽です。お腹が空いていると突撃してくるマガモたちですが、お腹がいっぱいになると、とたんに大人しくなります。でも消化が早いので、またすぐにお腹が空いて、お客様におねだりしに行ったりと、自由気ままに生活しています。ご来園の際は、温室内だけでなく、外の水鳥池でも遊んで行ってくださいね。(波照間)
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温室の中の鏡
2月23日 上の写真は大温室の花バイキングのいちばん奥の部分です。この向こう側は水辺の鳥とのふれあいゾーンになっています。でも写真で見る限り奥行きがありますよね。これは実は鏡になっているのです。今回はこのことについて、お話します。
いちばん上の写真ではわかりにくいですが、この写真なら鏡であることがお判りいただけるかと思います。
たて180cmよこ100cmの鏡のパネルが、20枚取り付けてあります。
ちょうどフクロウとのふれあいを担当していた河合さんと、ベンガルワシミミズクのトコちゃんに鏡の前に来てもらいました。
あれ、誰だこいつ? とか思っているんでしょうか。鏡の中の自分をじっと見つめるトコちゃんです。
このように鏡を用いることによって、限りある空間を広げて見せる効果があります。この鏡は、掛川花鳥園ではこの部分だけですが、姉妹園の神戸花鳥園や加茂花菖蒲園などでは、限りある温室内をより広く見せるための重要な役割を担っています。
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エミュー牧場へ入ってみよう!
2月22日 今日の主人公は毎日牧場の中で皆さんをお待ちしているエミューです。毎日皆さんが来るのを楽しみにしているエミューですが、来園したお客様に良く駝鳥と間違われています。それで、牧場に入る前に、皆さんにもっと知って欲しいということで、エミューさんからクイズがあるそうです。
エミューさん、どうぞ。
はい、私たちエミューは駝鳥次いに大きい鳥ですが、ある国では一番大きな鳥として、その国の国鳥とも言われています。私はカンがルーとともに、その国の国章にも載っていて、その国のシンボルの一つになっています。では、その国は一体どの国でしょうか?
こちらが私が載っている国章。
はい、その国はオーストラリアでした。オーストラリアで最大の鳥として、オーストラリア駝鳥とも呼ばれています。大きな見た目とややしっかりしている体躯で、良くお客様に攻撃的な鳥だと誤解されていますが...
実は私たち、なかなか大人しい性格の持ち主です。牧場に入って一緒に遊びに来てくれるお客さんを包囲するのは、お客様が好きなほかに...食欲旺盛のせいで、お腹が空いたからです...
私たちに一気にエサを取られたくない方は、エサをしっかり持っていて下さいね!
この写真のように、私たちは子供とも仲良く遊んでいます。最初はみんな大丈夫かな??と少しは心配している顔をしていますが、ドキドキしながら私たちに近づいてくれます。そして、私を触った瞬間、私が目にしたのはお客様のサプライズな笑顔です。
このように、私たちは見た目はあまり格好よくも、可愛くもないかも知れませんが、こんな外見があるからこそ、お客様をもっと喜ばせられるのではないのか?と思っています。
又お腹空いて来ました...皆さん、お待ちしています!!
(李香丹)
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ふれあいの小道
2月21日 今日は、温室内のふれあいゾーンの中の、ふれあいの小道にスポットを当てて紹介します。
最初の写真は、よほどお腹が空いていたんでしょうか、様々なインコがお客様に群がっていました。
ふれあいの小道には、コガネメキシコインコをはじめ、アケボノインコやアカノドテリハメキシコインコなど様々なインコに加え、5種類のエボシドリや、クロツラヘラサギなど、様々な種類の鳥が一緒に飼育されています。
インコの中でも特に馴れているのは、やはり去年当園で産まれたコガネメキシコインコです。エサを持ってなくても乗ってくれたり、悪戯をしたりと毎日好き放題に生活しているようです。
コガネメキシコインコの次に馴れていると言ったら、やはりエボシドリ達ですね。5種類いる内のニシムラサキエボシドリとハイイロエボシドリはまだあまり馴れていませんが、この写真に写っているオウカンエボシドリ(左)やリビングストーンエボシドリ(右)写ってはいませんが、ギニアエボシドリはとても良く馴れていて、エサを持っているとすぐに腕に飛び乗ってきます。
ふれあいの小道で写真を撮っていたら、どこからか綺麗な鳴き声が聞こえてきました。ふと上を見上げると、ツキノワテリムクが鳴いていたので動画で撮ってみました。あいにく逆光で暗くなってしまいましたが、この美しい鳴き声に癒されました。
こちらは、腕乗せが1人様200円と有料になってしまいますが、タイハクオウムのタイちゃんです。とても人に馴れているので背中を撫でたりできます。エサを見せてやると、可愛らしい声で「タ~イちゃん」と言います。
最後はクロツラヘラサギです。お腹が空いていると一番群がってくるのは、このクロツラヘラサギです。体が大きいので、小さいお子様にはよく怖がられてますが、大人のお客様には大人気です。
くちばしは、柔らかい樹脂素材のような感じなので、全然痛くないです。むしろくすぐったいぐらいですね。
今回は写真を撮り忘れてしまいましたが、ふれあいの小道には、最近仲間入りした、アカオビチュウハシとキムネチュウハシというチュウハシという珍しい鳥がいます。今度機会がありましたらチュウハシの特集をしますね。(波照間)
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クビワコガモ
2月20日 今日は久しぶりに、水鳥プールのクビワコガモを撮ってきたのでその紹介です。
クビワコガモ
学名:Callonetta leucophrys 英名:Ringed Teal
南米の熱帯雨林に生息し、カモの仲間のうちでは最も小型で、体長は約30cm、体重も約300gほどです。このプールにいるマガモなどと比べてひと回りくらい小型です。
小さな体とつぶらな瞳をもった、とても可愛らしい小型のカモです。オスの首に黒い首輪のような模様があって、そこから英名はRinged Teal と言い、わたしたちもリングテールと呼ぶ場合も多いです。
当園には現在11羽のクビワコガモがいますが、この鳥も古参で、2003年の当園のオープン当時からこの水鳥プールにずっといる古株です。
上の写真は、オスとメスが並んで日向ぼっこをしている様子。オスのこの今にも眠ってしまいそうな顔、とても可愛らしいですね。
こちらはメスをアップで撮ってみました。オスは見つけやすいですが、メスはお腹が白と茶色のシマシマで体が小さい事ぐらいしか特徴がなく、他のカモたちと混ざってしまうと、見つけるのはなかなか難しいです。
エサをあげると、小さいから遠慮がちなのかなと思いきや、コクチョウの首の下に潜り込み上手にエサを食べていました。なかなか賢いですね。他の鳥を利用して上手くエサを食べる。流石は古株のカモです。この水鳥プールでの生き方を学習したのでしょうね。
賢く生活している個体もいれば、勇敢にも、他のカモ達に負けじと突撃する個体も・・・
体の小さい割に、意外と気が強いのかもしれませんね。普通にただ泳いでる時は体は小さく、つぶらな瞳で、とても可愛らしいですが、エサの事となるとなりふり構ってられないのかもしれませんね。
そんな意外性の強いクビワコガモですが、普段の姿は本当に可愛らしいです。ご来園されましたら、是非この小さなクビワコガモに会いに来て下さいね。
水鳥プールでは、今回ご紹介したクビワコガモをはじめ、マガモ、コールダックやアカツクシガモなど、約100羽以上のカモ達が泳いでいます。なのでエサを与えると、一気に群がってきます。エサはたくさん入っていますが、あっという間に無くなってしまいます。(波照間)
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冬のアスカ
2月19日 寒い日が続きますが、暖かな日ざしに春を感じる頃となりました。きょうは午後3時からの飛行ショーの中で登場する、ベンガルワシミミズクのアスカを久しぶりに取り上げてみました。
ベンガルワシミミズクは、ユーラシア大陸や北アメリカ大陸、アフリカ大陸などに広く生息しているワシミミズクの仲間のなかでも、インド周辺に分布するワシミミズクです。体の大きさは体長50cmほどで、大型の種類のいるワシミミズクの仲間のなかでは中型のフクロウですが、体長50cmを越すフクロウはやはり大きいです。でも、大きいですが人に馴れやすく、あまり人を怖がらないので、フクロウの飛行ショーには向く種類です。
アスカが生まれたのは2008年の春で、その年の夏にはまだ名前が決まる前から飛行ショーを無難にこなしていた優等生です。昨年は暫らく休んでいたときもありましたが、秋には再び飛行ショーに出場するようになり、現在は午後3時からの飛行ショーに登場しています。
このアスカの飛行ショーは、まずショー会場脇の池の対岸より会場に飛来し、会場にある止まり台から、20~30m先のスタッフが手に持つエサめがけて飛行する形で行われます。スタッフはフクロウの生態のことなどをマイクとスピーカーで会場のお客様に話しながら、「ここだよ」と声を掛けエサを見せてフクロウを誘導します。
写真はフクロウが腕のグローブに止まる瞬間。獲物を捕らえるするどい大きな爪が目に飛び込んできます。
そして、音もなく飛ぶことができる、体を覆う柔らかな羽根。ショーを見ながらフクロウの生態を知ることができます。
暖かな日でも、午後3時を過ぎると肌寒くなってきますが、週末などは大勢のお客様が見学されます。この午後3時からの飛行ショーは、他にもハクトウワシノタテナギや、シロフクロウのハリーが登場することもあり、どうしてもそちらに目が行ってしまいますが、このアスカも一生懸命飛んでいますので、ご来園の折にはぜひ見て行ってください。
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休日の園内
2月18日 今日は、休日の園内の様子を紹介しようと思います。写真は全て、2月13日に撮影したものです。
長屋門受付前
この写真は開園して少したってから撮った写真です。ペンギン「ゆず」が朝のお散歩を兼ねて朝からお客様にご挨拶しているところです。微笑ましいですね。
受付を抜けてすぐの水鳥プール
ご来園された方は、最初にこのカモたちのおねだり攻撃にあいます。可愛らしくてついついあげちゃうんですね。小さいお子様はカモの勢いが怖くて泣きだしちゃうこともしばしば・・・
10時30分の飛行ショー
この日はハヤブサの飛行ショーはお休みでしたので、まだまだ新米のヘビクイワシのサハラにスポットを当ててみました。先輩のキックちゃんには及ばないものの、しっかりキックをしてました。ショー会場もほぼ満席でサハラがキックするたび「おぉ」や「すご~い」などお客様から様々な声が上がっていました。
花バイキング
お昼になると大勢のお客様で賑わうバイキング。バイキングの厨房スタッフは大忙しだったようです。
和風の惣菜類が多いので、お年寄りにも大人気のバイキングです。郷土料理のお桜ご飯や、当園の姉妹園の加茂花菖蒲園で昔から作られてきた染飯(そめいい)など、ここでしか味わえない料理も多くあります。
周りを見ればおいしそうな料理の数々、上を見上げれば綺麗な花々。とても安らげる空間です。
水辺の鳥のふれあい広場
ここでは大きなくちばしが特徴のオニオオハシをはじめ、色鮮やかなショウジョウトキ、とても大きなクラハシコウなど、様々な鳥たちがいます。12時と14時30分に行われる、お客様がクラハシコウとトキエサをあげる催しは、休日は大盛況で、エサがすぐに売り切れてしまうこともあるそうです。
ふれあいの小道
ここのゾーンは一番鳥の種類が多いゾーンです。インコをはじめエボシドリや可愛いクロツラヘラサギなどたくさんの鳥たちであふれています。鳥を腕に乗せたい!!という方にはこのふれあいの小道がお勧めです。このゾーン人に馴れてる鳥がとても多く、休日で大勢のお客様がいらしても、何羽かは腕に乗ってきてくれます。(波照間)
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石ころ彫刻 土屋誠一庵さん
2月17日 今日は大温室入ってすぐの場所で石ころで作られたフクロウのグッズを実演販売されておられる、ふくろうおじさんこと土屋誠一(つちや せいいち)さんのお店「誠一庵」をご紹介します。
土屋さんのお店がある場所は大温室に入ってすぐ右で、週末や祝日などに土屋さんのお店のほか、ガラス細工のガラッシアさん。手芸のりくりくさんのブースが並びます。
土屋さんのお店では、土屋さん自らがサンドブラスト等の技法を用いて作ったタイル彫刻や、石ころに動物などを彫ったお土産物を販売しています。
当園の人気者、ポポちゃんをモチーフにしたタイル彫刻や、近隣の大井川の川石をもとに作ったフクロウの置物、干支の旧漢字で彫って作った携帯ストラップなどが、お手頃な価格で販売されています。
ご店主の土屋誠一さんは、とても気さくな方で、おしゃべりをしているとつい時間を忘れ、話しこんでしまうこともしばしばです。人と話すことが好きで、笑顔がとても素敵な方です。お客様もとても親しみやすいと言ってました。
詳しいプロフィールは、ホームページをご覧ください。
ふくろうおじさんの彫刻工房 「誠一庵」
園内にあるブースは、大温室に入ってすぐの場所にあるので、入ってすぐブースを見る人や帰り際に寄られる客様などでいつも賑わっています。写真に写っているお客様も、ご自分の干支の彫られた携帯ストラップをご購入されていました。
こちらは土屋さんがミノで彫ったお地蔵さん。温室内ふれあいゾーン入口の自動ドアの手前にたたずんでいます。5月頃まで展示しておくそうです。この安らいだような表情、ご利益がありそうですね。
この土屋さんのお店は、しばらくの間は毎週、土、日、月と園内で実演販売される予定とのことです。ご来園の際はぜひ覗いてみてくださいね。(波照間)
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タテナギの名前
2月16日 今回は午後3時からにの飛行ショーで登場するハクトウワシのタテナギの名前の意味について、新しい情報を教えていただきましたので、そのことについてお話ししたいと思います。
これまでタテナギは、アメリカの先住民族の言葉で「風」を意味する言葉と教えられていました。ハクトウワシは北米に分布しアメリカの国鳥になっていますが、同時にアメリカの先住民族にとっても聖なる鳥で、今でも彼らのダンス衣裳や正装の羽根飾りなどに、この鳥の羽根が使われることがあります。
先日、NHKエンタープライズの横須賀様という方が取材のため当園を訪れ、このタテナギとその名前の由来を聞き、ピンとくるものがあるとして、後日メールにてご連絡をいただきました。横須賀様は北米インディアンに関心があり、その見地からのご意見でした。
それによりますと
「彼らの言葉、ラコタ語では、「風」を「タテ」と申します。おそらくそれと何か関係あるのでは、と思われたのです。
では、「ナギ」とは? ・・・・ラコタ語では、確か「幽霊」?
ラコタ語の辞書で確認しましたら、「ナギ」は「魂(soul)」や「霊(spirit)」という意味でした(ちなみに「幽霊」は「ワナギ」でした。「肉体から遊離した魂」の意だそうです)。
このようなことから「タテナギ」は、英語に訳すと"Spirit of Wind"、日本語では「風の精」といった意味になるでしょうか。」
「風の精」・・・ そうですね。確かにただ「風」と言うよりは、この雄大な鳥に対する、この鳥を聖なる鳥と崇めてきた人の想いが伝わってきます。
この鳥は、北米の先住民族にとって、偉大な大自然の神、その象徴ではなかったかという気がします。
このタテナギはまだ生後4歳ほどのメスで、頭部や尾羽根はまだ白くなっていませんが、それでも以前に比べると尾羽のの内側など、だいぶ白っぽくなってきましたので、あと1~2年ほど経てば、さらに白くなって来るのではと、それを期待しています。
この横須賀様のメールを頂いて後、スタッフもショー中のアナウンスで「風の精」と語っていました。ショーでは翼を広げると2mにもなる大きなワシが、お客様のすぐ近くを飛びます。とても迫力があり見ごたえがあるショーです。
このハクトウワシ・タテナギの飛行ショーは、午後3時からの飛行ショーのなかで行われますが、雨天や風の強い日、担当のギャリーさんのお休みの日は行われませんので、ご了承頂ければと思います。
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多才多能タローちゃん
2月15日 今日の主人公は多才多能のインコのタローです。
まず、タローが普段いる場所を紹介します。タローはいつもフクロウゾーンからスイレンプールゾーンへの入口の直ぐ隣のケージの中にいます。
タローちゃんのプロフィル
種類:オトメズグロインコ
性別:オス
身長:30~33cm
性格:好き嫌いがはっきりしているタイプです。だから勝手に触らないで下さいね!咬まれる恐れがありますよ。
大好物:リンゴ
見た目より力が強いですね。4分の1のリンゴをちゃんと足でつかめています。下にはきれいに食べ残った皮が置いてあるのが分かります。
特技:ダンス、お喋り
信じらないですか?はい、分かりました。後で見せてあげます。
好きな人が指を出してくれると、こうやって握手もしてあげます。調子がいいときは指に乗ってダンスもしたり、舌で指を舐めたり…なかなか甘えん坊です。
それでは、いよいよタロー君の特技広げの時間です。閉園の時間に撮ったせいか、ずっと「バイバイ」と言っていました。それも同じトーンではなく、まるで2、3人が話しているような声で。短いですが、最後には自分の名前も喋っています。このほかにもタロー君は「おはよう」、「ハロー」などを喋れます。
踊っているのは求愛ダンスで、この行動からオスということが分かります。調子に乗っているときはもっと素晴らしいダンス踊ってくれます。どういうダンスかは、皆さんが来園して確認して下さい。
最後は、タロー君の一曲で終わりたいと思います。
来園の時はぜひタロー君の特技を見ていって下さい。運がよければ、タロー君の笑い声も聞けますよ。(李香丹)
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「ガオ」と「ラオ」
2月14日 今日は、スイレンプールゾーンの奥でひっそりと暮らしている、ケヅメリクガメの紹介です。
ケヅメリクガメ
学名:Geochelone sulcata 英名:African Spurred Tortoise
最大甲長76cm。背甲はやや扁平。色彩は褐色。喉甲板が突出します。前肢はシャベル状で、棘状の鱗が発達し、後肢と尾の間に蹴爪状の鱗があることが和名や英名(spurred=蹴爪のある)の由来です。砂漠やサバンナに生息し、薄明時や夕方に活動し、昼間は深い穴を掘り暑さや乾燥から身を守ります。食性は植物食で、植物の葉、果実、花、多肉植物等を食べます。野生では水を飲むことは少なく、水分は主に食物から摂取するそうです。
当園には二匹おり、大きい方が「ガオ」小さい方が「ラオ」といいます。
スタッフに聞いたところ、二匹ともオスで、詳しく調べてないので正確ではないですが、年齢は10歳前後ぐらいだそうです。
スイレンプールゾーンの一番奥、ふれあいの小道の近くに、小屋があり、中にはヒーターが常についていて、あまり外には出ないようです。ですが、日が出ていて温かい日などは、時々小屋から出て日向ぼっこをすることもあるようです。
後肢と尾の間にある大きな蹴爪が名前の由来となっています。名前の由来にはなっているんですが、何のために使うのかは良く分かっていないそうです。
ちょうどスタッフの田代君が「ガオ」にごはんをあげていたので、動画で撮影しました。今日のメニューは、トマトとバナナです。日によっては小松菜などをあげる日もあるそうです。食欲旺盛で、この日は、トマト1玉、バナナ4本をたいらげました。
最後は、ケヅメリクガメの写真を撮っていたら、お友達グループでしょうか、お客様が「何を撮ってるんですか?」と興味を持ってくれたようで、「ケヅメリクガメという陸ガメですよ。」と教えてあげると、「大きい」や「可愛い」など色んな感想を頂きました。最後は記念にという事で、、みなさんとガオと記念写真を撮らせて頂きました。(波照間)
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花鳥園グループふれあいポイントカード
2月13日、きょうは花鳥園を利用されるにあたって、お得な情報をご紹介いたします。
当園の受付にて、ご来園されたお客様に「花鳥園グループふれあいカード」という紙製のカードをお渡ししています。このカードは当園を何回もご利用される方にとっては、なかなかの優れものです。
当園の受付にあるポイントカードの看板。アフリカオオコノハズクのリリちゃんの隣にあります。
花鳥園グループ ふれあいカード 概要
○ 希望されたお客様のみ、このカードをお作りしております。
○ このカードは個人カードです。ご本人のみ有効です。
○ ご来園時に、このカードをご呈示ください。スタンプを捺印します。
○ スタンプ4個で次回のご入園が無料となります。
○ スタンプが9個で次回のご入園が無料となり、素敵なプレゼントを差し上げます。
○ 一枚のカードで2年間有効です。
○ 本券は再発行はいたしません。
まずはじめに、ご来園されたときに、受付にてこのカードを作ってもらいます。希望者にのみお作りいたしますので、受付にてお申し出ください。
1回めのご入園時に、スタンプが1つ押されたカードをお渡しします。そして4つスタンプがたまって次の5回目は、スタンプを押して無料でご入園することができます。
そして次回から4回ご入園され4つスタンプがたまると、その次のご来園時にはまた無料でご入園でき、加えて当日限り有効の商品券をお渡ししています。
どうです、なかなか良いシステムでしょ? 近隣にお住まいで当園に何回もご来園されるお客様には、とてもナイスなカードなのです。スタッフの話では、このカードをもう4枚も5枚も使った方もおられるとか。小さなカードなので、無くさないようにしてくださいね。
なお、このカードは、当グループの他の園でも使用可能です。
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写真の楽しみ
2月12日 今回の写真の多くは私(永田)のものではなく、私の写真仲間の「飛びもの屋」さんことO氏の撮影によるものです。これらの写真を送っていただいたO氏は、飛んでいる物体を撮影することを趣味とされておられ、当園でハヤブサやタカの飛行ショーが行われるようになり、私とは2年前に当ブログが開設されてからずっとお付き合いいただいています。
先日の2月7日に急にご来園されまして、理由を聞くに、新しく出たCANONのEOS-1D Mark IVというカメラを昨日買って、その試し撮りに。とのことで、撮れた画像をこのブログに載せさせてくださいと頼んで送っていただきました。
この新しく出されたキャノンのデジタル一眼レフカメラは、動きのある物体を確実にとらえる動体予測の性能が前機種より格段に優れていると聞いていましたので、私はそれを期待していました。タカやハヤブサの飛翔シーンは胴体予測モードでも動きが速すぎて撮影が難しいので、それをより的確に捉えられるなら、それは素晴らしいと思っていたからです。
レンズは同じくCANONのEF500mm F4L IS USMです。
ですが、氏のテスト撮影の結果では「カメラのモニターがたいへん高性能になっているようです(>_<) パソコンで見るとビシッと決まっている写真は、ほとんどありませんでした・・・」とのことで、ちょっと残念でしたが、やはりハヤブサの飛翔は速度が速く難しいのだろうか?と思うとともに、使い初めでカメラ側の設定も煮詰まっていないためではないだろうか?と私は思っています。
しかしすごいです。EOS-1D Mark IVはAPS-Hサイズ。撮影素子が35mmフルサイズより小さく、このため500mmのレンズを填めると650mmの画角になるのですが、その狭い画角に撮り慣れているわけでもないハヤブサの飛翔を捉える腕は、並みのものではありません。
ともあれこんなふうに写真もとても楽しい趣味です。新機種が出れば欲しくなり、その度にお金は掛かりますが、試行錯誤してその機材を使いこなし、年を追うごとに素晴らしい写真が撮れるようになります。そしてカメラかついで全国の航空祭を周り、同じ趣味を持ったその土地の人と友だちになり、ブログでさらに友だちが増えてゆく。そんなO氏に私も写真の楽しさを教えていただきました。
(すみません。この写真は私(永田)のものです。)
この「飛びもの屋」さんこと、O氏のサイトはこちらになります。当園のブログが開設されて以来、ずっとリンクしていただいております。ご覧いただければ幸いです。
デジタル動物園~望遠の世界別館~
またこちらが氏の本業のサイト。どうしてこんなに上手く撮れるのだろうと思うほど、感動的な戦闘機の写真の数々。戦闘機好きには有名なブログです。
戦闘機を撮る!!~望遠の世界~
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- [2010/02/12 00:00]
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アフリカワシミミズク
2月11日 今日は、温室内のフクロウゾーンに3羽いる、アフリカワシミミズクを撮ってきたので、その紹介です。
アフリカワシミミズク
学名:Bubo africanus 英名:African Spotted Eagle Owl
全長35-45cmと、ワシミミズク属の中では小型です。体は全体的に灰色または茶色で、胸部から腹部にかけては縞模様があり、頭部に耳状の羽毛(羽角)を持っています。
3羽とも名前があり、右からタケル・ヤマト・ミコトです。やはり相性があるようで、いつもこの並び順なんだそうです。タケル・ヤマトと男の子のような名前ですが、実は3羽とも女の子なんです。
この3羽、素人目には同じにしか見えませんが、フクロウスタッフは1羽1羽のちょっとした違いを把握しているそうで、パッと見ただけで見分けがつくそうです。素直に凄いなと思いました。
フクロウスタッフの話を聞きながら写真を撮っていたら、いきなりタケルが大きく口を開け始めました。
最初はただのあくびかな?と思っていたんですが、何度も何度も繰り返していたので、ん??と思っていたのですが、どうやらペリットを出そうとしている最中だったようです。
ペリットとは、消化しきれない毛や骨などを固めて吐き戻した物のことで、フクロウに限らず肉食の鳥はこの習性があります。写真左がフクロウが吐き戻したままのもの、右はそのペリットを解いてみたものです。
、当園でもフクロウにはヒヨコやウズラなどをそのまま与えますが、これはスーパーとかで売っている肉では、ミネラルやビタミン等の栄養分が含まれていないためです。このため食べたあとでペリットを吐き戻すわけです。
タケル・ヤマト・ミコトはポポちゃんの隣にいるせいか、そのまま見ずに行ってしまう方がけっこういます。まぁ色も少し地味だし仕方ないよ・・・という方もいるかもしれませんが、私は、3羽の違いをじっくり観察するのって結構楽しかったです。なので興味のある方は、じっくり観察してみてくださいね。(波照間)
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なぞなぞ遊び
2月10日 今日は水辺鳥とのふれあいゾーンで皆さんとなぞなぞ遊びをしたいと思います。鳥たちの足の写真を見て何鳥かを当ててみて下さい。
まずはこちらです。ピンク色の長細い足の持ち主です。黒色の尻尾も見えますね、何か頭に浮かぶ鳥がいますか?
最初からちょっと難しいかもしれないので、皆さんにこの鳥のもう一枚の写真を特別サービスします。
この鳥の嘴の写真です。黒細くて、先端が尖っている嘴ですね。この嘴と上の写真の足の特徴を持っている鳥なら…
はい、クロエリセイタカシギでした!
先端が尖っている嘴をみてつつかれたら痛くないかなぁと心配しているお客様も良くいますが、実はこの嘴は見た目よりずっと優しくて手で直接エサをあげられます。皆さんも安心してクロエリタカシギたちにエサをあげてみて下さい。
次のなぞはこの写真です。ちょっと青色がかかっている描きにくい色の足をしている鳥です。足が余り長くないにもかかわらず、驚くほどの長い足指を持っています。後ろの指の爪も激長いですね。この長い指と爪のおかげで、体の圧力を分散させ、スイレンの葉っぱの上も走ることが出来ます。羽根の色は茶色と白っぽい色です。
答えは、アフリカレンカクです。小柄に比べるとまさに足の指が広長いですね。本園のスイレンプールでも葉っぱの上で遊んでいる様子を良く見ることが出来ます。アフリカレンカクは臆病であまり人に近づかないので、良く探してみないと見逃しがちです。来園の際は探し出してみて下さいね。
それでは、なぞ3に進みます。
一見みると上のクロエリセイタカシギの足とちょっと似ている気がしますね。
分かりやすいようになぞ3とクロエリセイタカシギの足の写真と比較してみました。
クロエリセイタカシギの足より色が若干薄いほかに、水掻きが付いています。足の長さはクロエリセイタカシギの4倍ぐらいはあるから、体型もきっと大きいでしょうね。そして、一枚上の写真で羽色が薄いピンクというヒントも得られます。
正解は…
フラミンゴでした!フラミンゴはほぼ全身が薄いピンク色になっています。フラミンゴの特徴としての嘴も先端部分が黒色以外にはピンクをしています。ピンク色といえば、もう直ぐバレンタインデイですね。今年のバレンタインデイはロマンチックな花の中で、鳥たちと遊んでみたらどうですか?
今日のなぞなぞはいくつ当てましたか?楽しかったですか?私はなぞなぞを考えながらの撮影がとても楽しかったです。皆さんも当園の鳥たちを観察して自分でなぞなぞを作って見て下さいね。(中国から参りました李香丹からでした。)
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新パンフレット完成しました。
2月9日 きょうはこの2月初めに完成した、当園の新パンフレットをご紹介いたします。
少し前にもパンフレットについてはご紹介しましたが、当園のパンフレットは24ページのオールカラーでなかなか見ごたえのあるものです。今回のパンフレットでは、前回までのパンフレットをベースに、昨年に充実してきた花バイキングのコーナーや、熱帯魚を入れて再編集してみました。
表紙は今回はコンゴウインコの飛翔を使いました。ちょうど2羽同時に止まる瞬間の写真が運良く撮れ、鮮やかな写真でしたので前から表紙にどうかな・・と思っていたものです。
こちらはパンフレット内の花バイキングのページ。花の下でバイキングを楽しんでいるところがわかるよう、写真一つ選定するのもなかなか苦心しました。
バイキングのメニューはたくさんあるのですが、なかでも当園としてご来園された皆様にいちばん味わっていただきたい当グループの伝統の味、染 飯(そめいい、くちなしの実で染めた黄色いおこわ)や手作りの味噌で作った味噌汁、手作りの漬物、定番の煮物などをページに取り上げました。
また、前回のパンフレットで乗せたヘビクイワシのキックちゃんの写真が、ちよっとおとなしかったので、今回は飛び蹴りしている様子を載せました。そしてスイレンプールの熱帯魚の紹介などが、前回のパンフレットと異なっています。
パンフレット 無料でお送りいたします。
この新しいパンフレットは当園内にてご自由にお持ち帰り頂くことができるほか、当グループのほかの園でも同様にお持ち帰りいただくことが可能です。
また、メール便にて送付することも出来ますので、ご希望の場合はお申し込みください。
申し込み方法
送付先の住所氏名、電話番号、およびパンフレットの希望冊数を明記し、FAXまたはメールにてお申し込みください。お電話でも受け付けておりますが、例えばお名前の漢字を間違えたりすると失礼に当たりますので、できればFAXかメールでお申し込みいただけると有難いです。
FAX番号 : 0537-62-6868
E-mail: kke@kamoltd.co.jp
電話 : 0537-62-6363
みんなで分けたいので多めに送ってほしい、というご要望にも十分お応えすることができます。ご希望の際はお申し付けください。
- [2010/02/09 00:00]
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ひな祭りイベントのご案内
掛川花鳥園 ひな祭りイベントのご案内
2月8日 きょうは来月3月3日のひなまつりの日に企画した、掛川花鳥園ひなまつりイベントのお知らせです。
なぜ、ひなまつりイベントを企画したか・・・と言いますと、昨年、当園の花バイキングコーナーを立ち上げたところ、おいしいと評判になり、また今年から園内の喫茶コーナーに新しいパティシエも入り、お食事や喫茶、お菓子類も充実してきました。また、これからこうした小さなイベントを度々企画し、皆様により楽しんでいただく手始めとして、今回平日ではありますが、ひな祭りイベントを企画したし代です。
ひな祭りイベントの内容は、上の画像の通りですが、花バイキングのコーナーにて、ひな祭り限定メニューをお出しすることや、喫茶コーナーにてひな祭り限定のお菓子を大特価で販売するとのことで、詳細はまだ決まっていないようですが、どんなメニューやお菓子が出てくるか、とても楽しみなところです。
そしてもう一つ、ご来園されたお客様、先着200名様に、甘酒のサービスが行われます。
この甘酒、単に買ってきた甘酒ではなく、当園で麹(こうじ)から仕込んで作ったものだそうで、どんな甘酒になるか、こちらもちょっと興味があります。
このように当日は平日ではありますが、お時間の許される方はぜひご来園いただければ幸いです。そして今後もこういった小さなイベントを企画し、より皆様に楽しんでいただくよう努力してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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オウギバト
2月7日 今回は水辺の鳥とのふれあいゾーンにいるオウギバトにスポットをあててみました。
オウギバト 学名:Goura victoria 英名:Victoria crowned pigeon
インドネシアの(パプア州北部、ビアク島、ヤーペン島、パプアニューギニアなどに分布するハトの仲間です。
ハトといっても体は大きく全長60cmを越します。翼はありますが、長距離を飛ぶことはできません。普段はもっぱら歩いて生活する鳥です。
頭部の扇状の羽冠がとても美しく、ちょうど扇状に広がることから、名前の由来になっています。
当園には水辺の鳥とのふれあいゾーンに3羽のオウギバトがいます。この3羽は、当園が開園して間もなく入ってきた鳥で、当園の鳥の中ではそうとうな古株です。
比較的大型な鳥ですが、とても大人しく、人との接し方も穏やかで、ゆっくり歩きながらお客様が与えるペレットのところまで来て、こぼれたペレットを食べている光景がよく見られます。
ペレットを差し出してみると、ゆっくり歩いて近づいて来て、控えめな感じで手からエサをついばみます。
オウギバトにエサを与えていた女の子。ちょうどクジャクが羽根を広げたので、そちらに見とれています。
オウギバトは全くといって良いくらい鳴かないですし、動きも緩慢で色もやや暗いので、このゾーンにいる他の鳥たちと比べ、今ひとつ目立たない存在ですが、よく見ると実に美しい鳥です。
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真冬のスイレン
2月6日 園内スイレンプールゾーンの、熱帯性スイレンを撮ってみました。
立春が過ぎ、これから陽射しが徐々に力強さを増す陽春の頃になってきますが、外は依然として寒い真冬です。園内のスイレンプールゾーンも、晴れた日の日中は26℃ほどに気温が上昇し、冬服ではちょっと暑いくらいですが、夜間はそれでも冷えるのか、熱帯性スイレンはまだ今ひとつ元気がなく、花数も少なめですが、それでも1月初めの頃に比べれば、徐々に咲く数が増えているようです。
上の花は、ニューギニア島やオーストラリア北部に分布する原種スイレン、ニムファエア・ギガンティアのブルーです。ブルーギガンティアは寒さに弱く、冬場はあまり花を咲かせませんが、珍しく咲いていました。
こちらはブルーギガンティアと白花のギガンティア・ハドソニアナという種類を交配してできた淡い藤色の花を咲かせる種類。日本人に受ける淡い色彩で、当園では多く植栽しています。
ニムファエア・ギガンティアの花は、他のスイレンの花に比べ花弁が広くゆるやかに波打ち、優美で美しいので気が付くとギガンティアばかり撮影してしまいます。
写真のこの花は咲き始めで、花の中央にある黄色いしべが、咲き進むに従って周縁から徐々に外側に垂れてゆきます。
水に映った影が美しい花。こういう水の影の美しい花は、広いスイレンプールゾーンでもあまり見られないので、ゾーン内を歩き回って、そんなふうに映る花を探して撮ります。
こちらは夜開性の熱帯性スイレン。少し黒味を帯びるような濃い紅色の厚い花弁の花を咲かせます。夜開性ということで日中は閉じてしまいますが、気温も日射量も低い頃なので、午前中はよく咲いています。
そして時折りアフリカレンカクやテリムクがスイレンの葉の上を渡ります。スイレンの自生地の熱帯の水辺を彷彿させる光景が、温室内のプールで広がっています。
まだまだ寒い日が続きますが、これからのシーズン、園内は早くも春を先取りしたかのように花でいっぱいになってきます。特にこの2月3月は、一年の内でもっとも花の美しいシーズンです。
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ペンギンと写真を撮ろう!!
1月6日 ペンギンネタが続きます。今日は、午前11時からと、午後2時から行われている「ペンギンさんと一緒に写真を撮ろう!!」のイベントをご紹介いたします。
この写真撮影の場所は、大温室へ入ってすぐ右側。ふれあいゾーンに入る手前です。年末から展示してあったポインセチアに代わって、バックにはインパチェンスが展示さはじめ、とても綺麗なバックで写真を撮ることが出来ます。
お孫さんとでしょうか、ちょうどイベントに参加されていたので、許可を得て撮影させて頂きました。子供さんがちょっと緊張気味ですね。
このペンギンとの写真撮影は、安全を考慮し対象が小学生以上なので、この写真のように小学生以下のお子さんはペンギンを乗せることができません。保護者の方にペンギンを持ってもらって、その横での撮影となります。
最初は緊張気味だった子供さんも、触るころにはすっかり慣れたようで、笑顔でペンギンの背中をなでていました。このイベントでは、写真を撮った後、このように背中を直接なでる事ができるんです。ペンギンに触る機会なんてそうそうないと思いますので、是非ご体験してみてくださいね。
このイベントは毎日行っていますが、一日20組様限定なため、土日祝日ですと午前中に整理券が全部でてしまいますが、平日なら整理券を2枚貰い、この写真のようにお二人で乗せたりすることもできます。
ご体験料は1回300円。整理券はご入園受付にてお問い合わせください。
写真撮影はスタッフが行ってくれますので、カメラをご持参くださいね。
お仕事が終わるとペンギンさんたちは、自分の足でトコトコ帰っていきます。動画の準備が少し遅れて、ちょっと遠目の動画になってしまいましたが、トコトコ歩いて行く姿をなんとか撮ることができました。ペンギンのトコトコ歩く姿ってとても微笑ましいですよね。
時間が間に合わなかったり、整理券が全部出てしまって参加できなかった・・・という方は、申し訳ありません。普段このコーナーにはこの大きなペンギンのぬいぐるみが置いてあります。でも、これはこれで絵になるので、思い出としては良いと思いますよ。(波照間)
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ペンギンのヒナ
1月4日 今日は、もうかなり大きくなってしまいましたが、それでもまだまだ可愛いペンギンのヒナの紹介です。
この写真を撮ったのは1月29日で、生後65日。大きさは約50cmほどで、体重は2.3キログラム位です。
ヒナの展示場所は、少しわかりにくいですが、長屋門内の受付を抜けてすぐ右側に、売店の賞品が置かれた棚机があり、その奥の部分になります。
写真を撮った日の天気は曇りで、いつも以上に暗く、上手くピントを合わせる事ができませんでした・・・
※名前の募集は1月31日で終了しました。ただいま選考中ですので、決まったらまたお知らせします。
お腹が空いていたのか、しきりに鳴いていたので、動画で撮ってみました。「ピーッピーッ」とかわいらしい声で鳴いています。それとカメラが気になったのか、こちらを眺めながら鳴いていました。鳥の成鳥は本当に早いですね。まん丸く大きくなってます。
展示しているケージの前に置いてある机には、このように、ペンギンの抜けた羽根を触る事ができるように、四角い箱の中にたくさんの羽根が入っています。実際にこの箱の中に手を入れてさわったり掴んでみたりできます。
この写真はスタッフルームで行っている、ペンギンのヒナへのごはんの様子です。豆アジ一飲み。スタッフによると一日に450グラム程度の豆アジを1日に3回に分け、1回で食べる数は5匹程で、計15匹程度食べているそうです。
そして、おなかがいっぱいになるとウトウトしはじめ、とてもかわいらしかったです。
最後はスタッフが翼の羽毛が抜け始め、大人のペンギンと同じ羽に変わってきてるよと教えてくれたので撮ってみました。確かに徐々に抜けてきていて、身体をブルブル震わせるとそこらかしこに羽毛が飛んでしまい、掃除が大変そうでした。ご来園の際は、是非、この可愛いペンギンのヒナを見ていってくださいね。(波照間)
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タカとハヤブサ
2月3日 今日は飛行ショーではなく、温室内でじっくり観察出来るタカとハヤブサの紹介です。
そのタカとハヤブサは、大温室からふれあいゾーンに入ったすぐのフクロウゾーンにいます。この場所で、フクロウたちと共に展示されています。
こちらがタカの仲間で、ハリスホークといいます。和名は、モモアカノスリです。そして名前を「マックス」と言います。去年の3月頃に当園にやって来ました。頭の上の抜けかけの白い毛で、ハンサムな顔がちょっと台無しですね(苦笑)
そしてこちらがハヤブサです。チゴハヤブサという種類です。名前は「アオ」といいます。以前は受付でウェルカムバードとして活躍していましたが、今はこのフクロウゾーンに移ってきました。いつもはパーチの上でじとしているのですが、珍しく下に降りていました。多分何かにびっくりして降りちゃったんでしょうね。
飛翔(?)のシーンを撮影出来ました。といっても、ただパーチに戻るために飛び上がった瞬間を撮っただけなんですが・・・
よくよく見ると、体のわりに意外と大きな翼ですね。翼は長く先がとがっており、静止時の初列風切羽は尾羽よりも長いそうです。ハヤブサはとても神経質だと言われていますが、アオちゃんは当園に来てもう6年にもなりお客様にも馴れているために平気で、大勢のお客様がご来園する場所でも、こうして間近に観察することができます。
最後はマックスの足です。とても鋭い爪ですね。こんなのに掴まれたらと思うとかなり怖いですね・・・
なお、この鳥も神経質な鳥種なので、例えばストラップなどを、マックスの前で振って見せたりしないでくださいね。ちゃんと紐で繋がれていますが、もし万が一怪我の原因になる場合も考えられますので、悪戯などしないようにお願いします。
タカやハヤブサを、こうして間近で観察できる所は、なかなか無く、これもまた当園の見どころの一つと思います。なお、マックスとアオちゃんは夕方16時30分頃には展示場所から寝るためのお家に帰ってしまうので、じっくり観察したい方は、それまでに見て下さいね。(波照間)
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クジャクの羽根
2月2日 この冬場、園内のふれあいの小道や水辺の鳥とのふれあいゾーンでは、クジャクが盛んに羽根を広げています。クジャクは冬場が繁殖シーズンで、オスのクジャクが美しい羽根を広げるのは、メスへのディスプレイです。
このクジャクの羽根はみなさんよくご存知の方もおられると思いますが、観察してみると各部分で羽根形状が異なっています。今回はそれを撮ってみました。
まず、クジャクの羽根といえばまず思い浮かぶ形の羽根。眼の形によく似ており、この羽根がたくさん並ぶので、多くの眼がこちらを見ているような錯覚を覚えることがあります。
羽根の周縁部を飾る羽根は、ちょうど魚の尾びれのような形をしています。
周縁部の羽根を一枚アップにしてみました。この羽根はわずかに眼の模様も見られ、不思議で美しい羽根でした。
こちらは羽根を広げたとき、いちばん底辺になる部分。緑色の細長い糸のような羽根が下に垂れています。
そしてこちらは中心部の羽根。ちょうど魚の鱗のような小さな羽根がびっしりと並び、金属的な緑色に輝きます。この小さな羽根が育って一本一本の羽根になってゆくような生え方ですが、そうではないようです。
さらに頭の上には羽飾りを乗せ、顔から胸は瑠璃色に輝きます。
クジャクは昔からいる鳥ですが、こうしてあらためて見てみると、とても美しい鳥です。
この羽根を広げたクジャクは、これからも暫らく見られます。羽根の美しさをよ~く観察するのも面白いですよ。
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園内を楽しむ
2月1日 今日は花鳥園施設の順番に沿って温室内を楽しめる方法を紹介したいと思います。
まずこの写真はふれあいゾーンに入ってすぐ左手のところです。この場所にはフクロウが展示していて、毎日10:50、13:20、15:20には「フクロウを手に乗せてみよう」が行っています。フクロウを手に乗せて写真を撮ったあとは、このように手でフクロウの背中を撫でる事も出来ます。ちょうど週末に取った写真なので、この日は家族そろって来園したお客様が多かったです。
次はスイレンプールゾーンに入ってコガネメキシコインコやエボシドリ、ヨウム、ムクドリなどとふれあうことができます。本園の鳥たちは愛嬌が多くて、エサを見つけると肩や手に乗ってくれます。ちょうど男の子が楽しそうな顔でコガネメキシコインコと遊んでいました。鳥が甘えてくれるとどうしてもうれしくなってしまいますね。
ここはスイレンプールゾーンをまっすく進んで行った一番奥のふれあい小道です。ここではインコのほかにもヘラサギやクジャク、そして最近入ったばかりのチュウハシなどと出会うことができます。この男の子は最初はちょっと怖がっていましたが、すぐ慣れてきて手で触れるようになりました。
そして今回はふれあい小道を出て右側のふれあいゾーンを通り外へ出てきました。私が水鳥プールへ着いたとき女の子が白鳥とカモにあいさつしながらエサをあげていました。エサをあげた女の子は大満足してにこにこしていました。
室外にはまたエミュー牧場、ショー会場があって、10:30、13:00、15:00には猛禽類の飛行ショーが行っています。
鳥たちと遊んでお腹が空きましたら温室内には花の下のバイキングもあります。バイキングの受付は11:00~14:30までです。満開のインパチェンスの下で江戸時代からの荘屋料理を楽しんで見ませんか?
バイキングの隣には喫茶店もありまして、ここにはコーヒー、アイスクリームや饅頭などを販売しています。この日はおしるこを食べてみました。私がスプーンで食べようとしたら、スタッフに「箸で食べないの?」と聞かれました。中国ではお粥やスープなどを食べる時はスプーンを使いますので、これも文化の違いだなあの思いました。文化の違いっておもしろいですね。
ちょうどアイスクリームを買いに来た女の子たちがいたので写真を撮らせてもらいました。当園のアイスクリームは量が多く、味も濃いのでとても美味しいですよ!
来園の際ぜひ、食べてみてくださいね!!
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