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ケープペンギンのヒナ 

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3月31日 きょうはこの冬の間に生まれて、今現在、当園内にて名前を募集しているケープペンギンのヒナをご紹介します。

当園には、昨年まで合計19羽のケープペンギンがいましたが、この冬場に新たに3羽生まれ合計22羽になりました。神戸花鳥園や松江フォーゲルパークでも年間2~3羽が生まれており、年々数が増えて来ています。

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この子は昨年のクリスマスに生まれました。もう産毛も抜け落ちて、ヒナというよりは幼鳥といった感じになっています。

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こちらの子は産毛が抜け落ちている最中です。あどけない表情が可愛いですね。

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大温室の入り口付近で撮影していたら、春休みなので子供さんが集まってきました。

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スタッフの水野君が、背中からさわるよう、教えてあげていました。この2羽のペンギンたちも、もちらん生まれた時から当園のスタッフが育ててきましたので、人にとてもよく馴れています。

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この2羽は、普段は12:00~13:00 14:00~15:00の時間、長屋門内で展示されており、現在園内でのみ名前を募集しています。またヒナの体調等の都合で展示できない場合があるときがあるかもしれませんが、どうかご了承ください。

この子たちは、いずれペンギンとの写真撮影やエサやりなどで、またいずれ皆様とふれあう機会もあるかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。



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5年後の同じ日に 

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3月29日 今回の写真は、この3月16日に、スイレンプールのオオオニバスの葉の上に赤ちゃんを乗せて撮ってみた時のものです。

オオオニバスの葉の上に乗せることは、一般のお客様には行っていないので、ここでご紹介するのがちょっと申し訳ない気もするのですが、このスイレンプールを管理し、オオオニバスを育てた植物スタッフの佐藤君のお子さんということで、ご了承いただければと思います。

この写真の子は、その佐藤君の2番目のお子さんで男の子です。生後8ヶ月で体重は9kgとのことでした。はじめ、下に敷いてある緑色の板の無い状態で乗せてみたところ、葉に小さな穴が開いていて、水が漏れてきてしまったので、板を敷きました。

こんなふうに、これくらいのお子さんであれば、十二分に乗せることができます。

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こちらは、上の写真の子のお兄ちゃんで、5年前の2004年の3月16日に撮りました。生後7ヶ月で体重は7kgだったと記憶しています。当園のパンフレットにも載ってる写真です。

今回、この写真が入っているフォルダの日付を見てびっくり。偶然、同じ3月16日の撮影でした。

今使っているカメラより、この時のカメラは、カメラ本体の性能もレンズも劣っていたので、今思うとイマイチな画質ですが、オオオニバスの出来のほうは、この時のほうが良かったかな・・・

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その上の子の今の様子です。現在5歳で16kgで、5歳にしては小さいほう。でもまだ乗れます。

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ということで、お兄ちゃん16kgと弟の9kgを、いっしょに乗せてみました。行けるかな・・・と思ったのですが、この後水が染み出して来てしまったので、お父さんの佐藤君も手を離すことはできませんでした。


お兄ちゃんだけオオオニバスの上で撮った写真があって、弟の写真が無いんじゃあ・・ということで、今回撮ってみましたが、当園の開園と時をほぼ同じくして生まれた上の子も5歳になり、5年の歳月があっという間だったようにも思えました。



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春の3連休の園内 その2 

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3月27日 今回は先日3月21日の、春の3連休の園内のようすをご覧いただきます。

まず上は、スイレンプールゾーンの中央にある、コガネメキシコインコのエサ売り場近辺です。春休みとあって園内は子供さんと家族連れが多く、若者からご年輩の方まで、幅広い年齢層のお客様がご来園されておられました。

でも、よく見ますと、ちょっとコガネの数が少なく食いつきが悪いような・・・・。 実はコレ、前日の20日にもお客様が多くご来園され、ほぼ満腹状態になってしまったのです。この写真を撮ったのは、午前11時頃ですが、この時点で、もうこんな感じで、お客様に寄って来なくなっていました。

普段の週末なら、こんなことは無いのですが、そこはやっぱり春休みも近い3連休。お客様が多いと、どうしても早い時点で満腹になってしまいます。ですからめいっぱいふれあいを楽しまれたい場合は、やはり平日にご来園されると良いことが、この写真からもおわかりいただけるかと思います。

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このスイレンプールゾーンのスイレンも、以前に比べるとだいぶ花がたくさん咲くようになってきました。このスイレンについては、次回のその次にご紹介いたします。

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こちらは、ご入園受付のある長屋門と、大温室との間にある水鳥プールです。ここでも子供さんが水鳥たちにエサを与えて楽しんでいました。

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この写真は午後1時からの鷹匠ショーの会場の様子です。スタッフの坂山さんが、ベンガルワシミミズクのアスカを飛ばせているところですが、この場所も春の3連休とあって大勢のお客様で賑わっていました。

画像の左手前の車椅子の特別席も、ほぼ埋まっていました。当園は全てフラットで段差がなく、車椅子やベビーカーでも、こんなふうに無理なくご利用することができます。

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午後1時からのショーで行われた、ギャリーさんによるハリスホークの飛行ショーです。毎度ながら、ハリスホークがお客様を掠めるようにして飛び、手に止まる姿に、みなさん歓声を上げておられました。

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こちらはスイレンプール奥の「ふれあいのこみち」の様子です。ここもお客様でいっぱいでした。

この日はおよそ3000人のお客様にご来園いただきましたが、園内まだ余裕のある感じで、コガネはちょっと食いつきが悪いようでしたが、みなさん暖かな春の一日を楽しんでおられました。



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ヨウムのドリーとアンソニー 

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3月25日 きょうは皆さんもよくご存知の、ヨウムのドリーとアンソニーのことを、ご紹介します。

この2羽は、当園の大温室に入って、ふれあいゾーンの入り口にブースが設けてあり、そこにいつもいます。

この2羽が当園に来たのは2004年の秋で、この年の夏にアフリカから数羽のヨウムを導入し、秋口から掛川花鳥園に入りました。そしてその中から看板鳥的な感じで、まず一羽がアンソニーと名付けられ、その後に、ドリーも名付けられました。この時に入ったほかのヨウムは、今「ふれあいのこみち」やスイレンプールゾーンで見ることができます。

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こちらはアンソニーです。この2羽のヨウムはよく似ていて、私はどちらがどうかよく分からないのですが、スタッフに聞いたら、アンソニーのほうがずんぐりしていて、ドリーのほうがほっそりしている。とのことでした。

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この写真も同じくアンソニーです。 また、アンソニーのほうが愛想が良く、お客様の手にも乗せることができます。またドリーに比べややきもち焼きで、スタッフがドリーをかまっていると、アンソニーがちょっかいを出しに来ることもあるそうです。

アンソニーは、「ハロー」、「オハヨー」、「ホーホケキョ」、「アンソオハヨー」などと喋ります。でもお客様の多い日中は、あまり喋らないそうで、朝方とか、夕方、人のいない時によく喋っているそうです。

なお、アンソニーとドリーは仲いいんですか?とスタッフに聞いたところ、「あんまり・・・良くない・・・」とのことでした。

それから、アンソニーのほうなら、お客様の手や腕に乗せることができます。というか、乗ってくれます。希望される方は、スタッフにお尋ねください。 また、無理やり手を近づけて乗せようとすると、強く噛まれます。こうやれば人は手を引くともう学習しています。

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こちらはドリーです。ドリーのほうはかなり人見知りで、お客様を始めスタッフでも手に乗ってくれません。この子が乗ってくれるのは、今のところ花鳥園のスタッフでも2人くらいとのことでした。

ドリーのほうがよく喋るそうで、「ドリ-」、「いらっしゃいませ」、「ハロー」、「オハヨー」などと喋るそうです。2羽ともヨウムにしては話す語彙が少ないですが、これはヨウムのおしゃべりは基本的には呼び鳴きで、当園のような場所で毎日多くのお客様に接していると、呼び鳴きしなくても良いからではないかと思います。

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このドリーとアンソニーは、ふれあいゾーンの入り口にいつもいますので、もう皆さんじゅうぶん知っていますよね。



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春の3連休 その1 

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3月23日 今回は園内の花が最高に達した、今の園内の様子をご紹介します。これらの写真は、3月21日に撮影しました。

この時期の花鳥園の花のみごとさ、美しさは、つい3月11日のブログでもお伝えしたのですが、その時より、また花の状態が良くなってきており、園内はもう春爛漫そのものです。

上の写真は、大温室に入ってすぐのところの様子。園内は色とりどりのインパチエンスが多く吊ってあり、昨年よりもさらに華やかです。

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花の下のレストランの様子です。これらの写真を撮影したのは3月21日で、3連休の中日とあって大勢のお客様で賑わっていました。この場所に300席ある椅子はほぼ埋まり、みなさん満開の花の下でバイキングを召し上がられており、とても楽しそうでした。

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バイキングもフル回転でお品を補充していましたが、人気のから揚げ、天ぷら類などは、お出ししても5分も経たぬ間にお皿が空になってしまうほどでした。

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こちらは、大温室のいちばん奥のスペースです。この場所はテラスライムやツルニチニチソウなどが、長く垂れ下がるように仕立てられています。

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植物スタッフは、毎日見ているから、例えば1週間前と比べて良くなっているかどうか、自分ではわからないと話していましたが、3月の中ごろと比べても、さらに花の数が増えてきているのがわかります。

この大温室は、桜が咲く頃になると温室内の気温が上がり暑くなりますので、天上にある遮光カーテンを閉めるようになります。そうなると、温室内に直射日光が入らなくなりますので、ちょっと温室内が暗くなり、見た目や写真に撮ったときの花の鮮やかさは、ちょっと落ちてきます。ですから、直射光が入れられる今が、花がいちばん鮮やかに輝やいて見えるわけです。

ぜひ、この一年でいちばん美しい花が見られる春休みに、園内にお越しくださいね。



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ツルにエサをあげてみよう。 

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3月21日 春の彼岸も過ぎ、一雨ごとに暖かさが増す季節になってきました。今回は、屋外の水鳥池の水上橋にある、ツルたちへのエサやりコーナーをご紹介します。

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水鳥池の水上橋を歩いて行くと、ちょっとしたエサやり場が作られていて、そこでツルたちにエサがあげられるようになっています。

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すぐ横に、エサが用意されています。エサはエミューにあげるものと同じでしょうか。直径1cm強の玉状です。

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ここにはホオジロカンムリヅル、マナヅル、カナダヅルがいますが、この写真を撮ったときはホオジロカンムリヅルがいちばんよく近づいてきました。カップを近づけると、勢いよく突いて食べます。

このように、エサはカップに入った状態で与えるか、または投げて与えてください。と指示がしてありました。手にエサを乗せて、手から与えると突かれてあぶないそうです。実際、カップに入れて与えていても、指まで突かれてしまい、ちょっと痛かったです。

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カナダヅルも、ご覧のように食べてくれます。でも、見ているとカンムリヅルのほうが強くて、カンムリヅルが食べに来ると、カナダヅルは避けてしまうような感じです。

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このコーナーに1羽のみいるカナダヅル。この写真は昨年の秋に撮ったものですが、まわりの風景に馴染んで自然にいるツルを見ているようでした。

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ツルたちは、こんなふうに放し飼いにされています。 このエサやり体験は、当園のなかではちょっとマイナーな部類で、コガネメキシコのエサやりに比べて試されたお客様も断然少ないのでは・・・と思いますが、これから屋外でも気持ちの良い季節になりますので、ぜひエサをあげてみてください。



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コンゴウインコの飛行ショー 

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3月19日 きょうは久しぶりに午前10時30分の鷹匠ショーのなかで行われている、コンゴウインコの飛行ショーの写真をご覧いただきます。

このショーは昨年の9月末から始まり、開催がやや危ぶまれていた真冬もそのまま屋外で行ってきました。まだ寒い日もありますが、このごろは春らしく暖かな日も多くなり、鳥たちも、そして見る側も楽な季節になってきました。

風の無い穏やかな日は3羽で行われていますが、風のある日は2羽で行われています。

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このショーは鷹匠ショー会場の周囲に3箇所設置されている止まり木で写真のようにスタッフがエサを与え、インコがそこまで飛んで来るという格好で行われます。1回のショーの時間は、およそ5分間くらいです。

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止まり木でエサを食べ終わると、会場の反対側のエサの止まり木のところで別のスタッフが手を振ります。それが「こちらにもエサがあるよー」という合図で、この合図でインコがそちらに向けて飛び立ちます。

このショーで登場するコンゴウインコは、ベニコンゴウインコとルリコンゴウインコです。写真手前の黄色いほうがルリコンゴウインコ。背中は鮮やかなブルーですが、腹側はこれまた鮮やかな黄色です。

ただ、羽が以前にくらべ、ちょっと痛んでいるような・・・そのうち羽根は生え変わりますので、進行しなければ問題ないですが。

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広いショー会場を鮮やかなインコが飛び交い、とてもきれいです。このようなコンゴウインコによる飛行ショーが行われているところは、国内でも少ないそうです。

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止まり木に止まる瞬間。ベニコンゴウインコの背中側は、紅色と緑、ブルーと3色に分かれています。

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お客様の真上や間近を飛び交うので、とても迫力があり、お客様もびっくりされます。

なお、中には飛んでいるインコに触ろうと、立ち上がったり手を出されるお客様もおられますが、くちばしの力がたいへん強く、誤って事故となるとたいへん危険ですので、ショー中は席を立たぬよう、絶対に手をださぬよう、楽しくショーをご覧くださいね。



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手拍子で翼を広げるフラミンゴ 

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3月17日 きょうは、「ふれあいのこみち」にいる、手拍子で翼を広げるフラミンゴをご紹介します。

当園には「ふれあいのこみち」に3羽、水辺の鳥とのふれあゾーンに9羽のオオフラミンゴがいますが、手拍子で翼を広げるのはふれあいのこみちにいる鳥たちです。

オオフラミンゴは2亜種あり、当園のものは地中海沿岸、カスピ海周辺、シベリア西部、インド北西部およびアフリカに分布する、別名ヨーロッパフラミンゴと呼ばれている種類です。顔までの背の高さはおよそ100cm~130cmくらいあり、小さなお子さんたちよりも確実に大きいです。



これは動画のほうがわかりやすいですね。こんなふうに、手拍子をたたくと、首をあげ左右に振りながら、グワッ、グワッ、と鳴き、そして一瞬、翼を広げるんです。

楽しいでしょ。写真ではスタッフの松本さんが手を叩いていますが、これはスタッフしかやらないわけではなくて、お客様でも広げますよ。

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ただこれにはちょっとポイントがあって、手拍子を叩くとき、立ち止まって叩くこと。動いてしまうとフラミンゴも動いてしまいます。また、周囲にお客様が多すぎるとフラミンゴたちも気が散ってしまうので、お客様の比較的少ない平日か、週末でしたら早い時間帯のほうが広げやすいです。

大きな音が出るように、手拍子してみてください。まわりのお客様が、何やってんだろ~と見に来られるかもしれませんね。でも、翼を広げたら、ちょっと感動します。

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翼を広げると、隠れていた濃いオレンジピンクの美しい羽根が見えます。黒と濃いオレンジピンクとのコントラストがきれいです。

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お腹側はこんな感じです。

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最後に顔のアップ。フラミンゴはご覧のようにくちばしが「く」の字に曲がっています。これは野生では長い首を曲げて上のくちばしを下側にし、水とともに口に入ったエサをこしとって食べるため、こんな形をしています。

このフラミンゴたちもとてもフレンドリーで、日中はお客様とともに過ごしています。ご来園されましたら、ぜひ見ていってくださいね。



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染 飯(そめいい) 

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3月15日 きょうは当園のバイキングでお出ししている、くちなしの実で染めた染 飯(そめいい)という黄色いおこわについて、ちょっとくわしくご紹介します。

この黄色いおこわをなぜ花鳥園のバイキングでお出ししているかは、当園の姉妹園で同じく掛川市にある加茂花菖蒲園に関係があります。


加茂花菖蒲園は、江戸時代中期に建てられた加茂荘という庄屋屋敷の門前に広がる花菖蒲園で、花菖蒲園としては全国的に知られていますが、この園および掛川花鳥園、富士花鳥園、神戸花鳥園、松江フォーゲルパークなど、現在5つの園を運営している加茂家は、桃山時代からこの地方の有力な庄屋でありました。

庄屋ですから昔は小作人を抱え、稲作を行っていましたが、当時は田植えは村全体で行われる共同作業だったので、早く田植えが済んだ家が遅い家の田植えを手伝い、最後になった家が手伝ってくれた人たちに料理をふるまうのが慣わしでした。しかし加茂家のような庄屋は田植えを行わないので、田植えが終わると毎年「早苗振 さなぶり」といって、田植え後の慰労のごちそうを、小作人の人たちに振舞っていました。

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今も6月の加茂花菖蒲園の開園期には、この早苗振の料理を伝統の製法のままに再現した「庄屋料理」を、ご来園されるお客様にお出ししておりますが、その中心となるご飯が、この黄色いおこわなのです。モチ米のご飯はうるち米よりも格段においしく、昔は最高のごちそうだったのでしょうね。

※ 庄屋料理は加茂花菖蒲園の開園期間の5月下旬~6月下旬に、同園にてお出ししております。掛川花鳥園では庄屋料理を簡略した庄屋弁当を、特注にてお出ししております。詳しくはこちらのページをご覧ください。

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このおこわの黄色は、くちなしの実で染めています。 晩秋から初冬にかけて実ったくちなしの実を集め、軒下などで干しておきます。

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そして黄色いおこわといっしょに味わっていただきたいのが、この「しょうゆの実」です。こちらも同じく加茂家に伝わってきた伝統食で、もろみに、ユズ、ショウガ、シソの実、ナスの干したものを混ぜて漬け込んだものです。独特の香りを持ち好き嫌いがちょっと分かれますが、しょうゆの実で食べる染め飯はまさしく加茂花菖蒲園の味です。そのほか、漬物なども加茂花菖蒲園で仕込んだものです。

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染め飯は、バイキングコーナーの保温おひつに入れてあります。おひつの脇にある添えの黒豆を乗せ、ごま塩をふりかけておめしあがりください。

このように当園のバイキングでは、染 飯のような当地方の郷土食品も味わうことができます。ご来園されましたら、ぜひお召し上がりください。



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アンケートをお願いします。 

3月13日 今回は初めてアンケートを作ってみました。

皆様にいろいろお聞きしたいことはあったのですが、まず2つの事柄について、お伺いしようと思いました。

思い当たる項目にチェックを入れて、一番下にある「投票」ボタンを押してください。コメントは空欄でもOKです。

たぶん選択項目が重複すると思いますので、そんなときは、いちばん思い当たるものを選んでください。

後の集計の関係で類似の選択肢を少し統一させていただきました。伝えたい事柄がありましたら、コメント欄にお願いできれば幸いです。よろしくお願いいたします。3/14追記


締め切りは今月末、3月31日といたします。皆様のご意見をお聞かせください。このアンケートの結果は、アンケート終了以降にこのブログでご紹介させていただきます。

今回、こんな感じでアンケートを行ってみて、皆様からのご回答が多ければ、次回からもっと細かな点についても伺って、当園をより楽しい園にするための情報として役立ててゆきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


3/14 興味深いアンケート結果が集まってきました。 投票すると、皆さんの投票結果やコメントが見られます。

投票締め切り 2009年3月31日















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満開の大温室の花 

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3月11日 今回はいよいよ見頃を迎えた大温室の花をご覧いただきます。

大温室は年間を通して花が咲いていますが、いちばん多くの花が咲き、温室の中が華やかになるのは、例年この3月~4月にかけてです。今の時期、大温室に一歩入ると、もう一面の花で圧倒されてしまうほどです。

写真は大温室に入ってすぐの場所。喫茶のテーブルが並べてあります。写真右端はふれあいゾーンへの入り口になっていて、ちょうど自動扉が開いています。

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バイキングの花の下のレストランの様子です。

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ちょうどご年輩の方々の団体が到着したのでしょうか。当園はバリアフリーが行き届いているので、若い家族連れのお客様ばかりでなく、高齢者や障害を持たれた方にも安心してご利用いただけます。実際に園内に入ると、年輩のお客様も多く、幅広い年齢層のお客様に楽しんでいただいていることがわかり、とても有難く感じます。

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花の下のレストランで、低い位置から上を見あげたところ。今年は昨年にも増して花がきれいです。こんなところで、のんびりとバイキングを食べたいと思いませんか?

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ふれあいゾーン入り口のところにいる、ヨウムのドリー。アンソニーもここにいるのですが、写真には写っていません。

鳥とのふれあいで人気の当園ですが、この春の花の美しさはまた格別です。この状態はこれからまだまだ続きますので、春爛漫になった園内に、ぜひお越しくださいね。



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ハクトウワシのタタナギ 

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3月9日 今回はハクトウワシの飛行ショーの様子を、久しぶりに撮ってみましたので、ご紹介いたします。撮影した日は2月の28日の土曜日でしたが、この日は久しぶりの晴天で暖かでした。

上の写真は、ギャリーさんがハクトウワシのタタナギを持って会場に登場したところです。
ハクトウワシは北アメリカ大陸の沿岸部に広範囲に分布し、海岸や川沿い、湖沼の近辺に生息しています。北米の先住民はこの鳥を聖なる生き物と見なす文化を持ち、アメリカ合衆国の国鳥としても有名です。

タタナギは若いメスで、まだ頭が白くなっていませんが、あと数年経ち成熟すると頭部と尾羽が白くなるそうです。「タタナギ」という愛称は、北米先住民の言葉で「風」という意味で、ギャリーさんが名付けました。

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ショーは、止まり台の上やギャリーさんが持つエサの肉片に、タタナギが飛んで来る形で行われます。1回のショーはおよそ5分前後です。

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写真はグローブにタタナギが止まる瞬間の様子。

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体長はおよそ70~80cm。翼を広げると2mにもなる巨大なワシです。体重は約4kgほどですが、その鳥が勢いを付けて腕に止まるので、その衝撃は相当なもので腕力のある者でないと扱えないそうです。

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獰猛な顔つきとするどい爪。鳥というよりは恐竜を思わせます。最初この鳥を見たときは、あまりの大きさ、獰猛さに恐怖を感じたほどです。

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ギャリーさんとタタナギ。このショーは、午後1時からの鷹匠ショーのなかで行われますが、ギャリーさんがお休みの時や、雨の日や風の強い日、またタタナギの体調などによってもショーを休む場合もありますので、そんなときは申し訳ありませんがご了承ください。



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バイキング盛り付け例 

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3月7日 きょうは好評をいただいているバイキングの盛り付け例を、機会があってちょっと撮ってみましたので、ご紹介します。

当グループの他園のスタッフを招いて打ち合わせした際のお昼に、研修も兼ねてみんなで食べたものです。写真を撮るから・・・と盛ってもらったものではなくて、食べたい品をよそったお皿です。

バイキング料理の品数は、細かなものまで入れると40品以上になります。どれも美味しそうなので、どれを食べようか迷ってしまうほどです。

上の写真ははじめて当園のバイキングを食べる人のもの。研修だから、色々食べてみなくては。中でもこのバイキングで人気なのは、天ぷらと鳥の竜田揚げなどの揚げ物と、「染 飯」そめいいという黄色いおこわで、ここにもちゃんと入っています。そして、お味噌汁の味噌も当グループのオリジナルです。

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こちらも初めての人のお皿。若い女性のスタッフのものですが、おいしいのでこれくらい食べれちゃいます。

和食のバイキングに合うように、食器も和風の漆器の食器を使用しています。ですから汁椀なども熱さが伝わらず、持ったときの手触りもしっとりしています。こんなところにも気をつかいました。

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こちらは、毎回食べている当園のスタッフのもの。言わば食べなれた通な人の皿。ちいさなお椀にうどんと汁、天ぷらを入れて、天ぷらうどんにしています。鳥の竜田揚げは表面はサクサクしていて、中はとってもジューシーでとてもおいしいので、たくさんよそっています。

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こちらは、このとき私が食べたもの。黄色い「染 飯」を使って天どんにしました。天ぷらが揚げたてでとても歯ざわりがよくて、とてもおいしかったです。

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上から2番目の写真のお皿を食べた女性が次に持ってきたデザート。え!! こんなに食べて大丈夫・・・と思ったのですが、平気だったみたいです。若い人なら十二分に元は取れますね。

デザート類は出来合いのものが多いですが、つぶあんだけはオリジナルで、当園の手作りです。

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このバイキングは、2月9日から平日の価格が変更になり、土日祝日より安くなりました。

これから春休みにかけて、土日はお客様も多くご来園されます。のんびりと楽しめる平日の園内で、いっぱいの花を眺めながら、ゆっくりお食事を楽しまれてはいかがでしょうか。


バイキング営業時間  午前11時~午後3時30分頃迄

バイキングの価格設定(09年2月9日より)

土日祝日価格平日限定価格
大人1,380円1,000円
シルバー1,380円1,000円
障害者大人1,380円1,000円
小学生800円600円
障害者子供800円600円
3~5才児500円500円


ゴールデンウィーク特別料金
バイキング大人料金 1380円→1500円
(期間は5月2日~5月6日まで)


なお、下記の期間は平日でも土日祝日の価格設定とさせていただきます。

○ 年末年始 : 12月25日~1月7日まで

○ 夏休み   : 8月12日~8月16日まで




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早春の水鳥プール 

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3月5日 きょうは水鳥プールの様子をお伝えいたします。

ご入園受付と、大温室の間にあるこのプールは、左右2つに別れていて、南側が主にペンギン。北側がカモやガン、コクチョウなどのプールになっています。

写真は北側のプールで、ここには主にマガモ、アカツクシガモ、オシドリ、アメリカオシなどのカモ類や、昨年の秋に入ったインドガン、カナダガン。そしてコクチョウ、カッショクペリカン、コシベニペリカンなどがいます。

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このプールでいちばん多く見られるマガモのオス。今はまだ冬毛の鮮やかな退色をしています。これが5月の連休前には色褪せ始めて、6月には地味な夏毛に変ります。

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アカツクシガモも数はマガモほど多くはないですが、目立つ体色を持っています。この写真の個体はオスで、首に黒い首輪が見られます。

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この場所は当園に入ってくると、いちばん先にたくさんの鳥たちが迎えてくれる場所なので、特に子供さんたちは大喜びで、この場所でひとしきり遊んで行かれます。

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昨年秋に当園に来て、年明けにも紹介したインドガンは、もうじゅうぶんお客様の手からもエサを食べるようになっていました。

こんなふうに、小さなちょっとした事柄ですが、日々少しづつ変化しています。こんなことが積み重なって、それで、以前来たときよりもまた変ってる・・・というのが、当園の大きな楽しみになっているんだと思います。


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フクロウを乗せてみよう 

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3月3日 きょうは、午前、午後に行われている鷹匠ショーが終わった後に行われる、「フクロウを乗せてみよう」を少し詳しくご紹介いたします。

このコーナーは、大温室からふれあいゾーンに入ったすぐの場所で、午前10時50分~、午後1時20分~、午後3時20分~の一日3回行われています。なお、鷹匠ショーが終わった後になりますので、時間はやや前後する場合があります。

ここで登場するフクロウは決まっていて、上の写真のフクロウが登場します。でも、フクロウの体調や、特にポポちゃんなどの出張の場合は交代が登場することもあります。

午前10時50分~ ベンガルワシミミズク ゾロ  メンフクロウ ケンちゃん

午後1時20分~ アフリカオオコノハズク ポポちゃん  アフリカワシミミズク ヤマト

午後3時20分~ アメリカオオコノハズク 十三  オオフクロウ くるみちゃん


ご体験料ははお一人様が1回乗せるごとに200円になります。撮影は、スタッフでも撮ることができますのでお一人の場合でもOKです。撮影用のカメラをご持参ください。

また、平日などは空いていますが、日曜日や祝日、とくにこれからの春休みやゴールデンウィークなど混雑時は希望されるお客様が多く、待ち時間が長くなる場合もあります。

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方法・・・といっても簡単なんですが、ご紹介しますね。まず、猛禽専用のグローブをスタッフが渡しますので左手にはめます。子供さん用と大人用があります。

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次にフクロウを乗せやすいようにちょっと腕をまげて前に差し出していただきます。

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それから、スタッフがフクロウを手に乗せます。ここで面白いのは、フクロウは前に足を運ばせるのではなく、後ろに足を運ぶ格好でお客様の手に乗るんです。

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簡単に手に乗ってくれました。馴れていないフウロウは、こんなに簡単には人の手に乗ったりしませんが、この子たちは生まれたときから人に育てられていますので、みんなおとなしく、簡単に乗ってくれます。

フクロウは一見大きく重たそうに見えますが、羽根でモコモコしているわけで、実は軽く、こんなふうに女の子でも乗せることができます。

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ポーズを決めて、写真を撮りましょう。でも、フクロウがなかなかカメラを向いてくれないことも多く、シャッターチャンスに悩むことも。そんなときはスタッフがフクロウの顔をカメラの方向に向かせることもありますので、カメラを向いた瞬間をねらって素早く撮ってださい。

グローブをはめてから撮影終了まで、およそ2分前後といったところです。

もう体験された皆さんも多いことと思いますが、まだの方はぜひ次回ご来園の折に体験してみてください。時間によって登場するフクロウが違いますので、お目当てのフクロウがいましたら、その時間にふれあいゾーンまでおこしくださいね。



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水鳥の池 

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3月1日 きょうは屋外の水鳥の池をご紹介します。

この場所は、外の鷹匠ショー会場などにも隣接している大きな池で、ここにもさまざまな鳥たちがいます。上の写真は昨年秋の10月末に撮ったもので、ちょっと古いですが、ハクチョウやカモ類などがたくさんいて、この場所でも鳥たちにエサやりが楽しめます。

この写真の長いすのある部分が鷹匠ショー会場で、その奥がエミュー牧場です。

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この場所にいるコブハクチョウは、昨年の春にヒナが生まれ、その頃数回ご紹介しましたが、そのヒナたちも今ではすっかり大きくなりました。この写真のハクチョウは、そのヒナたちではありませんが、ハクチョウはなかなか画になる鳥で、あまり試したことはまだないのですが、撮りようによっていい作品が撮れそうです。

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ほかにもこの池にはマガモやアカツクシガモ、アイガモなどが飼育されていますが、とくにこの冬場は北から数種類の渡りガモの仲間もやってきます。写真はキンクロハジロという種類のカモで、白と黒の体に金色の眼が輝く美しいカモです。この鳥は警戒心が強く、この池の奥のほうで越冬しています。

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こちらも野生の渡りガモで、オナガガモというカモの仲間です。尾羽根がピンと長いのが特徴です。このカモはオスメスの2羽だけですがつがいで来ていて、人によく馴れていて近寄ってきます。

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こちらは毎年30羽以上が越冬に来るハシビロガモ。くちばしの幅が広いところからこの名があります。メスは地味ですが、オスは写真のようにコントラストがきれいで美しいカモです。

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集団でエサを採るハシビロガモ。ハシビロガモのくちばしの両脇は、ちょうどブラシのようになっていて、その動作から察するに、水ごと吸い込んで食べ物を濾して食べているようです。数羽の集団でくるくる回りながら水面の水を吸い込んでいました。

このキンクロハジロや、オナガガモ、ハシビロガモは、渡りガモとしては珍しい種類ではないですが、花鳥園のスタッフは、園内で飼っている鳥たちとはまた別に、野生の鳥にもとても感心があって、季節ごとにやってくる鳥たちとの出会いを楽しみにしており、よく観察しています。


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