エボシドリ
2月27日 きょうは当園の温室内に多くいるエボシドリの仲間をご紹介します。
エボシドリの仲間はサハラ砂漠以南のアフリカに生息しており、光沢のある美しい羽根を持ち、その名の通り頭に烏帽子のような羽冠がみられるのが特徴です。
当園にはギニアエボシドリ、リビングストンエボシドリ、オウカンエボシドリ、ニシムラサキエボシドリ、ハイイイロエボシドリの5種類が、スイレンプールゾーン、ふれあいのこみち、水辺の鳥とのふれあいゾーンにいます。
どの種類も人の手からエサを食べ、当園ではもう当たり前の光景ですが、エボシドリが人の手に乗るのは、世界的にはたいへん珍しい事です。
ギニアエボシドリ 学名:Tauraco persa 英名:Green turaco
英名は緑色のエボシドリとのことですが、頭部とその周辺が緑色ではありますが、背中や翼は暗紫褐色で、一見リビングストーンエボシドリより地味な感じです。でも、光の当たる方向でとても美しい紫色に輝くので、今回はその色がよくわかるように撮ってみました。
スイレンプールゾーンに3羽、ふれあいのこみちに6羽、水辺の鳥のふれあいゾーンに7羽がいます。
リビングストーンエボシドリ 学名:Tauraco livingstonii 英名Livingstone's Turaco
顔の部分はギニアエボシドリによく似ていますが、背中も鮮やかな深いグリーンで日に照らされると金属光沢を放ちます。頭部の飾り羽根の先端が白いことも特徴です。
スイレンプールゾーンに9羽、ふれあいのこみちに10羽、水辺の鳥のふれあいゾーンに7羽がいます。
ニシムラサキエボシドリ 学名 : Musophaga violacea 英名 : Violet Turaco
アフリカのサバンナに隣接した海抜1000mまでの水辺の森林に生息するそうです。一見カラスのようですが、頭に鮮やかな赤い部分と黄色い部分を持ちます。羽根の色は濃紺で、陽を受けると金属的な青紫に輝きます。
スイレンプールゾーンに2羽、ふれあいのこみちに4羽、水辺の鳥のふれあいゾーンに3羽がいます。
オウカンエボシドリ 学名 : Tauraco hartlaubi 英名 : Hartlaub's Turaco
東アフリカのキリマンジャロ山周辺に分布している種類です。頭部の羽冠や背中、尾は濃い藍色をしていて、日の光で金属光沢を放ちます。当園では現在飼育数のいちばん多い種類で、腕に止められた方も多いのではないでしょうか。
スイレンプールゾーンに10羽、ふれあいのこみちに30羽、水辺の鳥のふれあいゾーンに2羽がいます。
ハイイロエボシドリ 学名:Crinifer piscator 英名:Western Grey Plantain-eater
エボシドリの仲間ですが、ハイイロエボシドリ亜科に分類される仲間です。鮮やかな黄色いくちばしを持ち、ちょっと猛禽を思わせます。
スイレンプールゾーンに3羽、水辺の鳥のふれあいゾーンに1羽がいます。
水辺の鳥とのふれあいゾーンで、ニオオハシといっしょに腕に止まるギニアエボシドリ。当園では鳥のゾーンの3箇所にこの鳥がいるので、エサを与えた経験のあるお客様も多いと思います。エサを見せるとすぐ寄ってきますので、みなさんもご来園されましたら、ふれあいを楽しんでみてください。
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はるかちゃんのおしゃべり
2月25日 きょうは「ふれあいのこみち」にいる、ハルクインコンゴウインコの晴夏(はるか)ちゃんのおしゃべりをご覧いただきます。
晴夏ちゃんは、昨年の秋にこのブログでもご紹介しましたが、飼い主さんから事情により当園に譲っていただいた子です。
当園に来た初めは、だいぶ緊張していましたが、いまではもうすっかり当園の環境にも馴れてきました。おしゃべりも前の飼い主さんのところでは話していたそうですが、当園に来てからしばらくは話しませんでした。それが、最近だいぶリラックスしてきたのでしょう。おしゃべりも言うようになってきました。
晴夏ちゃんのおしゃべりは、「はるかちゃーん」、「はーい」、「おはよう」くらいですが、お客様の前でもよく話します。
動画で撮ってみました。スタッフが「はるかちゃん!」というと、「はーい」、「おはよう」と言って右足を上げます。仕草がとても可愛いですね。
大勢のお客様がみえる日曜日でもさかんに手を上げていましたので、「ふれあいのこみち」の行かれれば、見られるチャンスは多いと思います。
そのほか、こんなふうにおやつのヒマワリのタネをあげることもできます。でも、この男の子はちょっと怖そうですね。
または、こうやってヒマワリのタネを使って腕にのせることもできます。スタッフが乗せてくれますので、腕に乗せてみたい方は、ご来園されましたら「ふれあいのこみち」のスタッフに尋ねてみてください。ただ、これは晴夏ちゃんの気分次第で、日によっては腕に乗ってくれない日もあるそうです。
こんなふうに、ちいさな楽しみも多い当園です。ご来園の折には、晴夏、タイちゃん、そしてサンタ君と3羽の大型インコたちとふれあってみてください。
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ファラオワシミミズクのヒナ
2月23日 花鳥園で、ファラオワシミミズクのヒナが生まれましたので、さっそくご紹介いたします。2月14日生まれで、この写真を撮った2月22日で生後9日目になります。
現在大きさは、全長だいたい12cmくらい。まだ眼をわずかに開ける程度の状態です。
ファラオワシミミズク・・・・といっても、ピンと来ないと思いますので、成鳥の写真もご紹介します。今回のヒナの親というわけではありません。
ファラオワシミミズク 学名:Bubo ascalaphus 英名:Pharaoh Eagle Owl
北アフリカの砂漠地帯に住むと思われますが、中東で主に確認され、生態などは未だに分かっている事の少ないフクロウです。小動物や昆虫類、サソリなども食べます。
と・・・いうことで、ワシミミズクの仲間です。実際、ベンガルワシミミズクとよく似ていますが、ファラオは体の色がベンガルほど濃くなく、淡いベージュっぽい感じで、富士花鳥園にいますが、上品な感じを受けるフクロウです。
今回のヒナも将来どんなふくろうになるんでしょうか。楽しみですね。2ヶ月ほどでほぼ成鳥になりますので、また時々、成育の様子をご紹介したいと思います。
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早春の園内
2月23日 きょうは春らしさが増してきた早春の園内のようすをご覧いただきます。
まず最初は、大温室へ入ってすぐのところからの様子です。先日も花の話題をお伝えしましたが、よりいっそう花が良くなっていることがおわかりいただけるかと思います。頭上から吊るされるインパチエンスのくす玉に圧倒してしまいます。
バイキングのある花の下のレストランの様子です。この場所も花が満開でとてもきれいです。年中花と鳥がいる当園ですが、花がいちばん良いのは、一年のうちでもこの早春から春にかけてです。
午前10時30分の鷹匠ショーのなかで行われるコンゴウインコの飛行ショー。この写真は2月15日に撮影したものですが、当日は2月とは思えないくらい、とても暖かでした。写真の青竹より手前のコーナーは車椅子のお客様とその介添えの方の優先席になっています。
水辺の鳥とのふれあいゾーンです。写真ではみられませんが、ここにいるオニオオハシがつがいになっているので、このゾーン内にオオハシ用の巣箱も設置してありました。上手く行けばヒナが生まれるかもしれません。楽しみですね。
「ふれあいのこみち」のようすです。ここにいるハルクインコンゴウインコの晴夏(はるか)は、最近「はるかちゃん ハーイ!」と呼ぶと、「ハーイ」と喋って片足を上げる芸を覚えました。この様子は、明後日のブログで詳しくご紹介します。
「ふれあいのこみち」のエサの売店。クジャクやフラミンゴ用のペレットのエサと、インコ、エボシドリ用のリンゴが用意してあります。どの鳥にあげてみたいかで選んでくださいね。
スイレンプールの様子です。写真はこのゾーンで3つに分かれているスイレンプールの、真ん中の池とその外側の通路の部分です。最近ここにもインコやテリムクが多くいて、お客様がこの場所で鳥たちにエサをあげていることが多いです。
春になってきて、日差しが強くなって園内が活気付いてきました。年間を通して、この早春~春場が一年のうちでいちばん園内にいて過ごしやすく、また園内もきれいです。そんな季節が今年もまたやってきました。
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ブログ開設1周年記念 壁紙
2月21日 明日2月22日をもちまして、この掛川花鳥園公式ブログも開設1周年を迎えます。
おかげさまをもちまして、当ブログもこれまでに45万件を超えるアクセスをいただきました。ご覧いただきました皆様、誠に有り難うございました。今後とも掛川花鳥園をよろしくお願い申し上げます。
さて今回は、ブログ開設1周年記念ということで、久しぶりに壁紙を作ってみました。お気に召したものがありましたら、使っていただければ幸いです。なお、最近は高解像度のモニターを使われる方も増えてきておりますが、約半数弱の方々が使われている1024×768サイズのモニター用のみとさせていただきました。申し訳ありませんが、ご了承ください。
まず定番のポポちゃん(右)とココちゃんです。次回3月末頃に完成予定の、掛川花鳥園の新しいパンフレット表紙も、こんな感じの2羽が並んだ様子です。
シロフクロウの飛行シーン。この鳥は他の鳥の白さとは違って、やっぱり雪のような感じの白さがあります。
昨年の秋に大温室で撮ったココちゃん。秋の日差しを見上げている様子です。
「ふれあいのこみち」の人気者、タイハクオウムのタイちゃん。
今回唯一の花もの。真冬に咲いた熱帯性スイレンのニムファエア・ギガンティア(Nnmphaea giganthea )です。静寂で美しく、現在自分のパソコンの壁紙に使っています。
昨年の夏の終わりからショーがスタートした、ベニコンゴウインコの飛行シーン。羽根の裏も黒味を帯びる濃紅です。
同じくルリコンゴウインコ。こちらは背中側はブルー一色。腹側は鮮やかな濃黄色一色です。人の手で改良された鳥でもないのに、何でこんなに鮮やかな色彩になったのでしょうね?自然って不思議だな~と見るたびに思います。
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小笠山総合運動公園 ECOPA
2月19日 今回は昨年末の法多山の紹介に続いて、掛川花鳥園の近隣の行楽スポット、小笠山総合運動公園 ECOPAをご紹介いたします。
掛川市のお隣の袋井市にある小笠山総合運動公園は、掛川花鳥園から車でわずか6分程度で行くことができる、当園にもっとも近い行楽スポットの一つです。2002年のサッカーワールドカップを目処に建設され、「小笠山総合運動公園」という正式名称より、「エコパ」 、 「エコパスタジアム」と呼ばれることのほうが多く、今年度は年間で90万人ほどの来場者が見込まれています。上の写真左がエコパアリーナ。右がエコパスタジアムです。
小笠山総合運動公園 ECOPA 公式サイト
静岡スタジアム エコパ
2002年に行われたサッカーのワールドカップの会場の一つともなったエコパスタジアムは、この総合運動公園の中核となる建物です。
延床面積83,278.69㎡ 地下1階、地上6階建で、約5万人もの人が収容できるスタジアムです。陸上競技やサッカーの競技場として有名ですが、そのほかにもコンサートや文化芸能イベント、展示会他などに使われています。
これまで2002FIFAワールドカップ、2003NEW!わかふじ国体、2006ねんりんピック静岡開会式の開催などが行われ、サッカーのJリーグの試合や、冬場の平日は地元の高校のマラソン大会もあったり、また「陸上個人利用」日が月に数日あり、この日は大人200円、学生100円で一日トラックを走ることができたり、連日さまざまなイベントが行われています。
取材させていただいた日も地元の高校生のマラソン(といっても10kmほど)大会が行われていましたが、最近では学校のマラソン大会も一般道では道路事情などで難しく、こういう場所のほうがかえって走りやすいそうで、希望される学校がとても多く抽選方式になっているそうです。
でも学校の授業の一環でエコパで走れるなんて、今どきの生徒は恵まれていますね。
エコパアリーナ
エコパスタジアムに隣接し、85m×49m=4,165㎡の広さを持つフロアに最大1万人収容の観客席。フロア、観客席のレイアウト、演出やショーアップも自在にできて、各種競技からコンサート、展示会、講演会、コンベンションなどイベントまで多目的に対応します。昨年も小田和正、倖田來未、浜崎 あゆみ 、平井 堅、ゆず、B'z、安室奈美恵など、超一流のアーティストのコンサートが開催されました。
このほかにも補助競技場、投てき練習場、多目的運動広場、人工芝ピッチ、グラウンドなど様々な施設が総面積269ヘクタールの敷地中に造られています。
ビオトープ園 自然塾
このように運動公園として有名なエコパですが、その広大な敷地や、小笠山の裾野にあるという立地条件を生かして、山のなかに「ふれあいの森」のウォーキングコースや、ビオトープ園などの自然を生かした施設も造られています。
エコパでは近年、この自然を利用した施設造りやイベントに力を入れており、その象徴的なプログラムに「自然塾」という親子参加の体験学習があります。これは小学生の親子60組による年8回の自然教室で、プログラムは季節ごとに毎回趣向をかえて自然を学べるようにしています。内容はシイタケの菌打ちや植樹、野草遊び、お茶もみ、ホタル幼虫の放流、夜間の昆虫観察、クワガタ・カブトムシの育て方教室、秘密基地づくり、炭焼き体験、クラフトに挑戦、門松づくり、もちつき大会など様々なプログラムを行い、学校では教えてくれない、自然の楽しみ方を学んで行きます。
エコパ自然塾 公式サイト
また、あさって2月21日、22日の2日間は、「エコパ花の郷 春よ恋まつり 2009」と題して、梅まつりのイベントも行われます。昨年から始まったこのイベントも、昨年は13,000人ものお客様が訪れたそうです。ほかにも、河津桜、染井吉野を始め数十種類の桜が約1,000本植えられた花の郷や芝生広場などもあります。
このように小笠山総合運動公園 エコパは、運動公園(有料、無料)以外にも自然に親しむ様々な施設があります。当園から車で6分ほどのごく近い場所にありますので、ご来園の際はぜひエコパにも立ち寄っていただけたらと思います。
なお、今回取材にご協力していただいたエコパハウスの戸倉様、ならびに原稿を監修していただいたマネージャーの方に、この場をお借りして御礼申し上げます。
なお、次回は3月に「ヤマハリゾート つま恋」をご紹介する予定です。
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スイレンプールの熱帯魚
2月17日 きょうはスイレンプールで最近増えてきた熱帯魚のお話をします。
当園のスイレンプールゾーンは、大きな3つの水槽に分かれていますが、そのなかでいちばん東側というか、ポポちゃんたちのいるフクロウとのふれあいコーナーに近いほうのスイレンプールで、最近熱帯魚がたくさん増えてきました。
この熱帯魚は、プラティーやグッピーなどの熱帯性の卵胎生メダカの仲間で、熱帯魚としてはごくポピュラーな種類です。でもたくさん泳がせると、鳥類とはまた違って、これはこれで楽しく、お客様にもとてもウケの良い生物です。
この掛川花鳥園がオープンした約5年前にも、この熱帯魚はプールのなかに無数に繁殖していました。しかし、その後結果的に水質を悪化させてしまい魚も死んでしまい、いない状況が長く続いていました。そんな頃、姉妹園の神戸花鳥園では、スイレンプールで熱帯魚が爆発的に繁殖し、お客様もとても喜んでおり、何とか掛川でも熱帯魚を復活させたいと、努力してきました。
それが実って、やっと掛川でも再び熱帯魚が見られるようになったわけです。
現在はまだ一番東側のプールに多く見られるだけですが、水面を見るとたくさんの魚が泳いで、水面にさざ波が立っています。
熱帯魚の種類はグッピーとプラティーで、もともとは改良種のため美しい色彩だったのですが、プール内で世代を重なるにつれて先祖帰りしてしまって、プラティーなどは鮮やかなオレンジでなくなってしまい、だんだん原種に近い地味な色彩の個体も多くなってしまいました。
でも、魚がいるようになると、お客様も魚を見るようになります。特に子供さんたちはスイレンより魚のほうがずっと面白いようです。
少しの時間見ていただけですが、みなさんプールを覗き込んでいました。
春が近づいてきて、日の光も強くなってきたので、スイレンの花も元気になってきました。
当園のスイレンプールゾーンは、お客様にとってはコガネメキシコインコとのふれあいゾーンと言っても良いかと思うくらいコガネのほうが人気なコーナーですが、今後熱帯魚がもっともっと増えれば、より楽しいコーナーになると思います。
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セクレタリーバード (ヘビクイワシ)
2月15日 きょうはこの2月4日から花鳥園に仲間入りしたセクレタリーバード(ヘビクイワシ)をご紹介します。
ヘビクイワシ 学名:Sagittarius serpentarius 英名:Secretary bird
アフリカのサハラ砂漠以南のサバンナに生息する猛禽の仲間で、ヘビクイワシ科の鳥はこの1種のみ。全長約1メートルで、後頭には十数本の冠羽があり、これが羽根ペンをかつらに挿した中世ヨーロッパの書記官を連想させることから、ショキカンチョウ(書記官鳥)の別名をもつ。
ということで、この鳥はワシやタカの仲間だそうですが、顔以外は猛禽に見えません。パッと見はサギやコウノトリなどの仲間に似ており、アオサギに体型も色も大きさもなんとなく似ています。
その足で獲物を強く踏みつけて弱らせて食べるそうで、野生では昆虫類、爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類等を食べます。名前のようにヘビも食べるそうですが、ヘビしか食べないわけではないそうです。
そうなら、「ヘビクイ」という和名はちょっと良くないですよね。英名のセクレタリーバードは、書記官鳥で、昔はそうだったかも知れませんが、日本人にとっては「どこが書記・・・??」という感じです。
それで・・・ 私がこの写真を撮っていたら、そのとき何人かのお客様もこの鳥を見ていて、みなさん口々に「スパッツはいてるみたい。」といいます。 スパッツですか・・・そのまんまじゃないですか。もし今名前が付けられるとしたら、絶対「スパッツ鳥」だな・・と思いました。(冗談です)
成鳥になると顔の目のまわりの皮膚が薄紅色に色づくのですが、この個体はまだ若鳥で、薄黄色です。現在は尾羽がちょっと痛んでいますので、全体をご紹介できなくて申し訳ないですが、いずれ羽根がきれいに生え変わりましたら、再度ご紹介しますね。
それにしても、後頭部の羽根の付き方が面白いですね。ネイティブアメリカンの羽根飾りのようにも見えます。
この鳥は、大温室南のエミュー牧場の隣に、写真のような施設が作られその中に1羽います。今後、この鳥を使ったショーを計画しており、現在のところまだこの場の環境に慣らしている段階で、訓練は行っておりませんが、比較的人馴れはしているようです。
ショーに登場するのはまだ少し先かもしれませんが、どんなショーになるんでしょうか。楽しみですね。
ともあれ、花鳥園にまた新しい仲間が加わりました。ご来園の折には、ぜひ見ていってください。
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- フライトショー |
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空中の花園
2月13日 まず、ここ、どこだと思いますか・・・?
全く別のどこかではないですよ。 ここは掛川花鳥園の大温室の花の下のレストランの場所で、高所作業車を使って地上7mほどの高さから見た様子です。写真の正面が大温室の入り口方向です。
一面の花畑です。下にわずかにレストランのテーブルが見えます。
すごくきれいでしょ?
この空間には約2000鉢の植物が吊ってあります。当園の花は、多くは吊り鉢で、ふだん私たちは鉢を下から見上げて楽しんでいます。でも、花はやっぱり太陽の方向を向いて咲きたいもの。上から見たほうが、やっぱりきれいなのです。
今回ご紹介したこの光景は、花の手入れをしている植物スタッフしか見ることができない、花鳥園の花を上から見た様子です。
こちらは大温室奥のテラスライムや大きなブルグマンシアの木のある部分です。
花が吊ってあるこの桁は、地上から5mほどの高さにあります。桁の内部にはパイプが通っていますが、この中に水が流れていて、細いチューブを通って鉢の植物に水や液肥が行き渡る仕組みになっています
それと、所々に見られる青い札は、スリップスという害虫の誘引のためのシートです。
花と同じ高さのところまで降りてみました。 もう一面の花、花、花です。
この写真で見られる殆どはインパチエンスです。
当園は鳥で人気で、花のほうはその脇役みたいな感がありますが、この素晴らしい花を育成する技術は、私たちのグループの他の園と比べても一段と秀でています。
今回写真撮影のため、初めてこんな高い所まで高所作業車で上がってみました。上がってみてびっくり。ものすごくきれいでした。でも、上部の気温は晴天だったからでしょうか、すごく暑かったです。
「この光景が見られるのは私たち植物スタッフの特権だと思って、暑くても毎日がんばっています。」と、花のスタッフは話していました。
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インドクジャク
2月11日 きょうは冬場が繁殖シーズンで、頻繁に羽根を広げているインドクジャクをご紹介します。
当園にはインドクジャクと変種のシロクジャクの2種類が、「ふれあいのこみち」と水辺の鳥とのふれあいゾーンに合計で13羽放たれています。クジャクは大柄なキジの仲間ですがエサやりも楽しめます。でもこの鳥の見どころは、やっぱり羽根を広げた姿でしょう。
この羽根を広げるという行動は、冬場の繁殖シーズンにオスがメスに自分をアピールするディスプレーで、そのため繁殖シーズン前の秋頃からあの美しい羽根が生えてきて、繁殖シーズンが終わる晩春になると羽根は抜け落ちます。一年中、美しい尾羽が生えていて羽根を広げているわけではないのですね。
ですから、この羽根を広げたクジャクは、当園でも今なら毎日簡単に見られます。とても美しいので、写真の題材にされる方も多く、当園の写真コンテストでも、昨年は何名もの方からクジャクの写真が寄せられたほどです。
で、これはそのクジャクの交尾の様子。羽根を広げてメスに見せつけて、メスがOKするとオスはメスの上に乗って交尾します。この相手はシロクジャクですが、普通のクジャクとシロクジャクだと、どんな子供が生まれるんでしょうか?
こちらは清楚なシロクジャク。今年はシロクジャクも毎日のように羽根を広げています。
今回たくさん撮ってみましたが、晴れの日だと温室の屋根のパイプが影となって羽根に落ちるので、美しく撮るには曇りの日の方が良いですね。これは普通のクジャクも同じです。
クジャクが羽根を広げると、やっぱり皆さん集まってきます。
このクジャクの羽根を広げた姿は、これからまだまだ4月頃まで見ることができます。でもその頃には羽根が擦れて痛んできますので、写真の題材にされるのでしたらこの冬場がベストです。毎日広げていますので、皆さんもいい写真を撮ってくださいね。
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- [2009/02/11 00:00]
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バイキング価格変更しました。
2月9日 ご好評いただいております当園のバイキングを、本日から平日価格を導入し、価格を変更させていただきますので、宜しくお願い申し上げます。
値段が上がったわけではなくて、平日のほうが割安の価格になりました。
バイキングの価格設定(09年5月6日より)
土日祝日価格 | 平日限定価格 | |
大人 | 1,500円 | 1,000円 |
シルバー | 1,500円 | 1,000円 |
障害者大人 | 1,500円 | 1,000円 |
小学生 | 800円 | 600円 |
障害者子供 | 800円 | 600円 |
3~5才児 | 500円 | 500円 |
なお、下記の期間は平日でも土日祝日の価格設定とさせていただきます。
○ 年末年始 : 12月25日~1月7日まで
○ 春のGW : 4月29日~5月5日まで
○ 夏休み : 8月12日~8月16日まで
今後とも宜しくお願い申し上げます。
- [2009/02/09 08:52]
- 食事 |
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ニンテンドーDS 「おしゃべりオウム」
2月9日 きょうはこの3月にニンテンドーDSより発売される「おしゃべりオウム」というシュミレーションゲームの紹介です。
え? なぜ、花鳥園がニンテンドーDSの紹介を・・・・??と思われておられる方も多いと思いますが、このゲームの表紙の写真が、当園のコガネメキシコインコなのです。
このゲームは今年の3月に発売を予定している、オウムとふれあえるコミュニケーションゲームで、タッチペンでオウムと遊んだり、掃除やエサのお世話ができるそうです。
ゲームにはコガネメキシコインコ以外に、ヨウムやモモイロインコなどいろいろ登場するとか。また、もっとも特徴的なのはタイトルどおり「おしゃべり」でしょうか?
DSのマイクをつかっておしゃべりをすると、お話をしてくれたり、モノマネをしてくれるようです。これは楽しそうですね。
ゲームの中の画像も少し送ってもらいました。どんなゲームなんでしょうね。
「おしゃべりオウム」オフィシャルサイト
http://www.s-f.co.jp/soft/ds/oumu/
おしゃべりオウム スターフィッシュ・エスディ
対応機種 ニンテンドーDS
発売日 2009年3月発売予定
価格 5040円[税込]
ジャンル ふれあいコミュニケーション
備考 おためし版のみダウンロードプレイ対応
※ このゲームを行うにはニンテンドーDSが必要です。
表紙の写真は当初ルリコシボタンインコだったようなのですが、ゲームに登場しないことが分かり、担当の方があたふたしていたそうです。
そんなときコガネメキシコインコがいる当園とつながりがあったので撮影をお願いされ、これが表紙となりました。
個人的に私(永田)としては、これを撮ったときは急いでいて、天気の良い日に撮ったのでコントラストがきつくて、またコガネの可愛らしさがちょっと不足ぎみ・・・なので、こんなことなら、もっと可愛く撮るんだった・・・とちょっと後悔してもいますが・・・
ちなみに、裏表紙には写真協力として当園の名前が入っています。
そんなわけで、3月にはゲームが発売されるようです。
実際に頭が良く言葉を覚えるような種類のインコの飼育は、鳴き声問題や破壊問題、毛引きなどで楽しい反面悩みも相当ありますが、ゲームならその心配もなく楽しめそうです。興味のある方は、ぜひこのゲームを楽しんでいただければと思います。
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大温室の花
2月7日 きょうは立春を過ぎ、いっそう多くの花が咲き出した大温室の花についてお話しします。
花鳥園の大温室へ入ると、すぐ手前にある喫茶コーナーや、その奥の花の下のレストランなどの頭上などおよそ1500㎡の空間が、約2000鉢ほどの吊り鉢の花々でいちめん満開になっています。
今年は真冬の1月から花が多く咲いていましたが、2月に入ってなおいっそう花が多くなってきました。もう一面の花、花、花でとてもきれいです。
もう一つ、この春先はまだ気温が低く、温室天井の日除けのシートが掛からず、太陽の光が温室の花を照らします。多くの花が咲きその花々に早春の太陽の光が当たるから、この時期の花が一年でいちばんきれいに見えるわけです。
現在この場所でいちばん多く栽培されているのはインパチエンスです。春先になるとホームセンターなどでもよく出回るる花壇用の花ですが、当園ではそれを直径1mにもなる大きなくす球状にして幾つも吊るします。
花色はピンク系を中心に、ローズ、レッド、オレンジ、白などがあります。この花はめずらしい二色花。
こちらはシダレノボタンという南米原産の花です。温室の奥のほうに5~6鉢の吊り鉢が吊ってあります。一輪の花は直径3cmくらいですが、たくさん咲いていてとても可愛くきれいです。
つる性のアイビーゼラニュームも多く吊ってありますが、花はまだこれから。でも、花はそれほど大きくないですが、写真のようなかわいい花も咲いていました。
こちらはウィンターベゴニアのラブミー。ベゴニア・センパフローレンスのような小さな花を無数に咲かせます。冬に花がみごとに咲くベゴニアですが、この花も冬場から春いっぱい見られます。
今回の写真を撮影したのは2月1日でした。この日は午前11時頃まで花鳥園にいましたが、お客様もそれほど多くなく、みなさんのんびりと鳥とふれあったり、花の下でバイキングを楽しんでおられました。
2月はまだ寒い日が続きますが、温室の中は早くも春爛漫になります。一年のうちでいちばん花がきれいな早春が、いよいよ始まりました。
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- [2009/02/07 00:00]
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新規スタッフの募集です
表題のごとく、今回は新規従業員の募集のお話です。
お陰さまをもちまして、昨今の世界的な不況のなかでも、当グループは年々集客数を伸ばしており、今年の6月には中国側の企業との合弁で、上海近郊に新しい花鳥園を開園するなど、今後ますますの発展が見込まれております。
また既存の園につきましても、掛川花鳥園では今後も新規鳥類の導入をはじめ、本年は新たに熱帯魚の導入やネットショップを開店させ、より充実を図ってゆきたいと考えております。
このため今回、幅広い分野におきまして、新規に従業員を募集することとなりましたので、ご案内させていただきます。
応募資格に年齢、性別などは問いませんが、必要な事柄は、生き物や植物が好きで、当グループの経営コンセプトに理解があることが上げられます。当グループの経営コンセプトは、下記ブログ記事に書いてありますので、興味のあるかたはご一読いただければ幸いです。
2008年3月24日ブログ記事
花鳥園という名前の意味 ~ 加茂グループ経営コンセプト
なお、募集要項の詳細は、下記サイトをご参照ください。
http://www.kamoltd.co.jp/kke/kyujin2.htm
今回の募集で、特に必要と考えている部門です。
○ ネット販売部門 管理及び運営
○ 調理経験者
○ 経理経験者
今回の募集は、今後新たにネット通販部門を管理運営していただく人材を中心に、幅広い分野の人材を募集したいと考えておりますので、興味のある方は、こちらの募集要項をご覧の上、応募いただきますよう、お願い申し上げます。
- [2009/02/05 00:02]
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テリムク
2月5日 きょうはスイレンプールにいるテリムクの2種類をご紹介します。
テリムク・・・ ちょっと何のことかわからないと思いますが、この鳥はアフリカに生息するムクドリの仲間で、体が輝いています。だから「照りムクドリ」という意味でテリムクの名があります。
キンムネオナガテリムク 学名: Cosmopsarus regius 英名: Golden-breasted starling
上の写真は、キンムネオナガテリムクという種類で、腹側が濃い黄色で尾が長いのが特徴です。当園のスイレンプールゾーンには約50羽います。
金属的な光沢を持つ羽根は、見る角度や光の当たり具合によって、輝いたり、青く見えたり、黒っぽい感じになったりします。この写真は日陰で写したので、テリムクの輝きは出ていませんが、美しいブルーに撮れました。
細い体はちょっとツバメに似ていて、温室の中をツバメのようにすいすいと飛ぶ姿も見られます。
こちらはツキノワテリムクという種類です。
ツキノワテリムク 学名:Spreo superbus. 英名:Superb Starling。
アフリカに分布、尾が短く、胸に白い月の輪があるのが特徴です。当園には約50羽ほどいます。
こちらは体が丸っこく、飛ぶ姿はやや大きいスズメのような感じです。
この鳥も見る角度によって、非常に強く輝きます。
今回は新しい掛川花鳥園のパンフレットの製作にあたって、テリムクも入れようということでミールワームを使って手に止めてみました。ミールワームとは、爬虫類や魚類の飼育のためにここ数年一般のペットショップでも販売されるようになった、甲虫の幼虫・生餌です。でも、エサの売店で販売されているペレットもじゅうぶんに食べますよ。
また、スイレンプールの水草が生い茂る一角では、この鳥の水浴びの様子も、時として観察することができます。時間的には朝早くが良いようですが、日中でも見られます。
ツキノワテリムクの水浴び。この仲間は水浴びが好きなようですね。
体を膨らませて、木の枝で休むツキノワテリムク。このツキノワテリムクは、ちょうどヒバリのような鳴き声でよくさえずっています。
このテリムクの仲間は、コガネメキシコインコのような濃密なふれあいのできるキャラクターではありませんが、輝く体がたいへん美しい鳥です。
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アカハラヒメコンゴウインコ
2月3日 きょうは「ふれあいにこみち」に3羽ほどいるアカハラヒメコンゴウインコをご紹介いたします。
アカハラヒメコンゴウインコ 学名:Ara manilata 英名:Red-bellied Macaw
南米のギアナからベネズエラ北部、南東部よりコロンビア、アンデス東部。南はペルー北東部よりブラジルのMato Grosso地域までに分布。体長約50cmほどの中型のコンゴウインコの仲間。
当園では、「ふれあいのこみち」に3羽のアカハラヒメコンゴウインコがいます。当園に入ったのはとても早く、5年前の当園の開園と同時期だと思います。でもこの鳥は、今まで全く人馴れしておらず、いつも温室の天井に張り付いていて、満足に写真を撮ることもできませんでした。
しかし最近、ふれあいのこみちへ行ったら、なんとこの鳥が人の近くまで降りて来ているじゃないですか。スタッフに聞いたら現在3羽いるうちの2羽が、手からエサを食べると聞きまたびっくり。さっそく紹介することにしました。
アカハラ・・・という名前が付いてはいるのですが、下腹の部分が赤褐色なのであまり目立ちません。
ですが、この鳥は顔が黄色で目がくりっとしていて、可愛さとちょっと異様さがミックスしたような表情が独特で、こちらのほうがずっと印象的です。
アカハラにエサをあげていたら、何だかすごいことになってきました。この鳥は臆病なので、他の鳥が来るとそちらのほうが勝ってしまいます。
でも、何とか手からエサを食べてくれました。まだ人の手に止まって食べるほどには馴れていませんが、それでもここまでできるようになったのは快挙です。
アカハラヒメコンゴウインコは、当園の開園当初からいるインコなのですが、かなりのマニアな方でないと、気付かなかった類のインコだろうと思います。実際、かなり地味め・・・なインコなので、見過ごしてしまうかもしれません。でも珍しいインコですので、ご来園の折には注意して見ていってくださいね。
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休日の園内
2月1日 寒さのなかに春の光が輝く2月になりました。今回は、先週の1月25日に撮影した、最近の園内の様子をご覧いただきます。
上の写真は大温室の花の下のレストランの様子です。前回この場所をご紹介した時よりも、花が一段と華やかに咲いて来たのがお判りいただけるかと思います。寒くても日の光が日ごとに明るく輝くようになってきた証拠です。これからも日に日に花がたくさん咲き美しくなって、2月後半から3月は早くも春爛漫といった風景になります。
でも、ここはもうじゅうぶん春ですよね。今からこれだけきれいなら、今年の春先はどんなにきれいになるのでしょうか。今からとても楽しみです。
大温室いちばん奥の、「水辺の鳥とのふれあいゾーン」の様子です。ここでは最近、シロクジャクがよく羽根を広げているそうです。これはまたの機会に特集でご紹介したいと思います。
「ふれあいのこみち」では、松本さんがお客様にハルクインコンゴウインコの晴夏(はるか)を見せていました。そうしたら、フラミンゴが寄ってききました。
「スイレンプールゾーン」のコガネメキシコインコなどへのエサやりのポイントです。この場所は週末の日中は、いつもお客様でいっぱいです。
みんな何をしてるのかな? この場所ではいつも子供さんをはじめ、皆さんの楽しそうな様子が見られます。
午後1時の鷹匠ショーが終わったあとのフクロウとのふれあいタイムです。この時間は、毎日ポポちゃんが登場し、ポポちゃんを腕に乗せて記念写真を撮ることができます。
お正月や5月の連休のような混雑もない、普段の日曜日の風景ですが、みなさんとても楽しそうでした。
当園は、この春の2月、3月、4月が一年のうちでもいちばん花がきれいな時期です。ぜひ、春を先取りしたような園内にお越しくださいね。
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