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 2008年08月 

花鳥園の夏の花 

8月17日 きょうは大温室の花の話題です。

暑さが厳しい折、いくら温室の中を冷房していても、植物も夏場はそうとうに弱ってしまうことが多いのですが、今年は花の下のレストランの植物も、この暑い夏場に例年以上にとてもきれいなのです。これはなかなかあり得ないことで、植物スタッフの管理の上手さに最近感心いています。

この場所は春にはインパチエンスが主で、たくさんの花を咲かせとてもきれいですが、夏の今はインパチエンスに代わって、夏らしいさまざまな植物も加わって飾られています。

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8月16日の花の下のレストランの風景。花というより鬱蒼としたグリーンが清涼感を与えます。インパチエンス、アイビーゼラニュームなども、少量の花を付けてはいますが、葉だけでもとてもきれいです。

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たくさん咲いていたアイビーゼラニューム。夏に衰えずに咲き続ける種類のようです。

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こちらは淡いピンクのアイビーゼラ。爽やかな花形です。

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インパチエンスも、ローズ、ピンク、オレンジなどさまざまな花色があります。また、葉の色も濃いグリーンで、花をよく引き立てます。

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可愛らしい小花を咲かせるベゴニア「ザザーランディー」

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変ったところでは吊り仕立てになったアプチロン。フヨウやハイビスカスの仲間です。ホウズキみたいですね。

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ツユクサのなかまのトラディスカンチャ。花はほとんど咲かず、咲いても地味で目立たないものらしいですが、丈夫で明るい斑入り葉が清涼感を与えるので、多用しています。

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同じくツユクサの仲間のブライダルベール。直径5mmほどの花は、午後には閉じるそうです。

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写真がちょっと分かりにくいかもしれませんが、右上の扇風機の部分から霧が出ています。大温室の内部も、細かな霧を発生させて気化熱で温室内の温度を下げています。このため暑い日中でも26℃~27℃の心地よい涼しさが保たれています。


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