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ポポちゃん ココちゃん 

6月30日 アフコノのポポちゃんと、先日名前が決まったココちゃんを一緒に撮ってみました。

ちょっと漫才調ですが、2羽のセリフを考えてみました。向かって左がココちゃん、右がポポちゃんです。

なお、変身で有名なポポちゃんですが、この子にとってストレスになりますので、変身の姿は当園でも一般にはご覧いただいておりません。ご了承ください。

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ポポ 聞くけど・・ なんで生まれたばかりなのに僕より大きいんだよ!

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ココ  さぁ・・・
ポポ さぁ・じゃないよ !!

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(メンフクロウのケンちゃんを近づけました。)
ポポ あ、また来たな。ケンちゃん !!
ココ  何だ、こいつ?

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ポポ なんだって、ボク、こいつ苦手なんだ、お前も気をつけたほうがいいぞ !!
ココ  え、なんで・・・?

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ココ  何で怖いの・・・?
ポポ  って、お前怖くないのか !? (・・・威嚇したいけど、ココの手前あんな姿は見せられないし・・ここはガマンだ!!)

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ココ そりゃ、気になるけど・・・別に・・
ポポ ほら、まだあそこにいるぞ。


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ポポ こんどはこっちだ。とりあえず警戒しとこ。
ココ  そんなもんかな~??


ココちゃんは、小さな頃からべたべたに人に触れられて育ったので、神経の図太いおっとりとしたアフコノに育ってしまったようです。メンフクロウのケンちゃんを近づけても、ポポちゃんのように威嚇も警戒もせず堂々としたものでした。


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ベンガルワシのヒナ 

6月28日 きょうは先日お伝えした、ベンガルワシミミズクのヒナをご覧いただきます。

今月上旬生まれ、現在生後2~3週間くらいで、まだ大人の羽根はほとんど生えてきておらず、やっと自分の足で、短い時間立てるようになった程度の感じです。

また近いうちに、この2羽の名前を募集したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。今度は、前回よりももう少し長く、名前募集の期間を取りたいとスタッフが話していました。たぶん2週間くらい応募期間があると思います。

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この2羽は、すでに「ふれあいゾーン」入ってすぐの、ポポちゃんたちのいるフクロウのシッティングコーナーに展示されています。

今回は、この場所で撮ってみました。

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まだ、ちょっと自力では立てないようですね。すぐに座ってしまいました。前を見てね~と言ってもなかなか向いてくれません。こちらを見た瞬間を撮りました。

ヒナからは、大量のフケが出ています。これは羽根がさやのようなもの、言ってみればカプセルのようなものに包まれて羽根が生えて来るのですが、そのさやが剥がれながら羽根が育って行くので、その剥がれ落ちたさやのかけらがフケとなって散らばります。まだ少ないですが、そのうち、もう大量にちらばります。

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顔のアップ。まだ、わずかに大人の羽根が生えてきたばかりの幼鳥です。

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ちょうどご来園されたお客様と。こうやって、ヒナのうちから大勢のお客様に会ったり、さわってもらったりしています。そうすることで、彼らも人に対するストレスを感じにくくなり、人によく馴れたフクロウに育ってゆきます。

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みなさん珍しそうに眺めておられました。

お名前を募集するときは、もう少し経ってからまた写真を撮って、その写真と一緒に募集します。また考えていただき、どしどしご応募いただければ幸いです。


マーク 

6月26日 きょうはかなり前にリクエストがあり、そのままになっていたオニオオハシのマークを紹介します。

オニオオハシ 英名:Toco Toucan 学名:Ramphastos toco

オニオオハシは、中央アメリカから南アメリカの熱帯地方に生息するオオハシのなかで最大の鳥で、全長55cm~65cmほどになります。くちばしが大きく鮮やかなオレンジ黄色で、たいへん美しい鳥です。

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花鳥園にいるオニオオハシのなかで、特別に「マーク」という愛称のついたオニオオハシがいます。マークは、掛川花鳥園ができる前に掛川に来て、花鳥園がオープンした当時から、スイレンプールで暮らしています。
この写真は、花鳥園がオープンする前、2003年の8月末に写したものです。私もこのときがマークを写した最初でした。

でも、この写真はマークよりもバックの風景のほうが気になりますね。この場所は今は花の下のレストランになっています。貴重な花鳥園の開園前のカットです。

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マークは人なつこく、花鳥園が03年の9月20日にオープンして間もなく、人の腕に乗ってエサを食べるようになりました。そして他のオオハシやエボシドリも、マークにならって人の腕に乗ってエサを食べるようになったのです。

いつもお客様の近くにいて、エサをねだっていました。花鳥園のほかのオニオオハシよりも、少し大きく、水色と銀色の足輪をしたマークは、ヨウムのアンソニーや、フクロウのムサシなどとともに、04年~05年頃の花鳥園の名物鳥でした。私も格好の被写体で、03年の末から04年にかけて、何枚も写真を撮りました。

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この写真は05年の3月に撮ったものですが、その後この写真は神戸花鳥園のパンフレットの表紙にもなりました。今思うと、あまり良くないズームレンズの画ですが、マークがいちばん勢いのある感じに撮れた、大切な一枚です。

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マークの目のアップ。サファイアのような、濃い澄んだブルーがとても魅力的です。

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しかし残念なことに、その後マークは体長を崩してしまいました。花鳥園のオープン以来の人気者なので、健康状態を注意深く観察するため、06年頃からスイレンプールにあるカゴのなかで暮らすようになりました。

この写真は去年の夏の写生大会の時のものです。

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調べたところ、糖尿病らしく、特に今年の冬~春先頃は、スタッフルームで温めて養生していた頃もあって、私も心配しましたし、そんなときリクエストがあたものですから、「いますよ、また載せますね。」とは言ったものの、さあ、どうしたものか・・・と思ってそのままになってしまいました。

でも、現在は無事回復してカゴのなかで元気に暮らしています。

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でも、やっぱり外に出たいかな。ちょっとさみしそうですね。

オオハシ類は、同じくらいの大きさのインコたちに比べ、寿命は短いとされています。マークも掛川に来て、もうすぐ6年目。これからも元気でいてほしいと思っています。

また、この鳥を紹介してほしいなど、リクエストがありましたら、コメントくださいね。


チャノドメキシコインコ 

6月24日 ここ最近雨続きで、ちょっと写真を撮るテンションも下がり気味なのですが、花鳥園に行ってみると、先日紹介したコンゴウインコがお客様の前で飛んでスタッフの手に止まったり、チャノドメキシコインコと遊んでおられたお客様がいたり、雨で園内もちょっと暗かったですが、いろいろ写真を撮ってきました。

そんなことで、きょうはチャノドメキシコインコです。

チャノドメキシコインコ 
学名 Aratinga pertinax  英名 Brown-throated or St.Thomas Conure
 
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チャノドメキシコインコは南米に分布し、コガネメキシコインコと同じコニュアの仲間です。コガネメキシコインコよりも小型で、ボタンインコをやや大きくしたほどの鳥です。この鳥も人を恐れず、どんどんやってきます。「ふれあいのこみち」に16羽ほどいます。

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この鳥は小柄な体に似合わずかなり積極的というか、コガネメキシコインコよりもさらによく集まってきます。そして写真でも分かるように他の鳥がエサを食べていると、それを阻止して食べようとするちゃっかり者なんです。でも、この鳥も可愛いですね。上の写真、何かこの子らの会話を思いつきませんか。

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体の少し大きなコガネメキシコインコにだってこの通りです。

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ちょうどご来園されていたお客様に、許可を得て撮らせていただきました。

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きょうは雨続きの平日で、お客様も少なめでしたが、みなさん思い思いに鳥たちと遊んでおられました。

さて、次回は花鳥園のオープン当事からいて、神戸花鳥園のパンフレットの表紙にもなった、オニオオハシのマークを紹介します。



名前決定しました。 

6月22日 5月にこのブログでも名前を募集しましたフクロウのヒナたちの名前が、やっと決定しましたので発表いたします。

今回は約200通の園内での応募と、46通のブログでの応募がありました。そして集計したところ、同じ名前を多くの方が応募されるという結果になったので、それらの中から一番多かった名前を、当園の社長、専務、園長により決定させていただきました。


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ベンガルワシミミズク 命名 アスカ
すでに飛行ショーでも活躍しています。まだ生後3ヶ月なのに、立派にショーをこなし、将来有望な子です。

採用者
静岡県:杉村尚輝さま 静岡県:水野宏樹さま 静岡県:刑部剛さま 
愛知県:田中杏佳さま 静岡県:宮川真由子さま

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アフリカワシミミズク 命名 ミコト
実は、私はこの募集用の写真を撮って以来、まだこの子を見ていないんです・・・スミマセン。またちゃんとした写真を撮りますね。

採用者
神奈川県:高瀬千恵さま 宮城県:冨沢久子さま 愛知県:小田憲子さま
静岡県:鳥山幸子さま   静岡県:渡辺明帆さま 静岡県:西尾和貴さま
愛知県:伊藤文恵さま   愛知県:大田政行さま

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アフリカオオコノハズク 命名 ココ
ポポちゃん2世もおかげさまで良い名前が決まりました。どうも有り難うございました。

採用者
静岡県:若狭好光さま 静岡県:鈴木いずみさま 静岡県:鈴木洋一さま
埼玉県:園田陽子さま 愛知県:中垣清さま    静岡県:鳥山幸子さま


たくさんの方からご応募いただき、誠に有り難うございました。採用させていただいた皆様には、ささやかな記念品(花鳥園オリジナル メモ帳とか)をお送りさせていただきます。

それでは、これからもこの子達の活躍をご期待ください。



コンゴウインコの飛行訓練 

6月21日 先日、園内の「ふれあいのこみち」のルリコンゴウがスタッフの手に乗るようになった。というお話はしましたが、今回はこのルリコンゴウ、ベニコンゴウの簡単な調教の様子をご覧いただきます。

調教スタッフは、以前フクロウの飛行ショーでもおなじみだった松本さんです。松本さんは、この春からこの「ふれあいのこみち」の担当になりましたが、花鳥園のオープン当時からいるこのコンンゴウインコを馴らすことはできないかと訓練をはじめました。

でもすごいです。以前は手にも乗らなかったインコが飛んで来て2羽いっしょに腕にのるようになったのですから。これは快挙かもしれません。さすがフクロウの調教でならした松本さんです。

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(注意)この飛行練習は、1日1回、30分くらい行っているものですが、まだ訓練の段階でスタッフの仕事の空いたときなど不定時に行っており、またインコたちの機嫌が悪いときは休むときもあるそうです。

まだ訓練をはじめて1ヶ月くらいとのことですが、私が写真を撮るために見せてもらったときは、けっこう長い距離も飛んでくれていました。

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ルリコンゴウインコの「ルリ」の飛行シーン。腕に止まった瞬間です。

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ルリコンゴウインコは、背中側は美しいブルーですが、内側はこれまた鮮やかな黄色です。「ルリ」の名前は正式な愛称でもないのですが、呼びやすいのでそう呼んでいるとのことでした。

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こちらはベニコンゴウインコの「ベニ」。ルリコンゴウインコよりやや大型です。コンゴウインコの飛翔は、目にも鮮やかな色彩で、大型なので迫力もあり、もしかしたらフクロウよりずっと見ごたえがあるかも・・・?と思いました。

「ボクにもエサちょうだい~。」 ヨウムがずっと肩に乗っていました。

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迫力があります。エサはひまわりのタネです。

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この2羽は相性が良いので、2羽いっしょに乗せることができます。でも、ルリよりベニのほうが強いので、ベニが先に腕に止まると、ルリは飛んで来ないのだそうです。

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けんかもせずに仲の良い2羽です。

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この訓練は、今はまだ不定期にしか行われておらず、見られたらラッキーかも・・・な部類ですが、今後の成果に期待したいと思います。


ヒナの飛行 

6月19日 きょうは先日このブログでも名前を募集していた、ベンガルワシミミズクのヒナが、もう飛行ショーに出ていますので、その様子をご覧いただきます。

ベンガルワシワシミミズクはインド、パキスタン、ヒマラヤ、ミャンマーなどに分布する、ワシミミズクとしては中型のフクロウです。フクロウの仲間のうちでは好奇心が強く賢いと言われ、このような飛行ショーも無難にこなす個体が多く見られます。当園の飛行ショーでももっとも多く使っているフクロウです。

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この子は今年の3月生まれで生後まだたったの3ヶ月ですが、もうこんなに飛行ショーをこなせるようになるんです。ショーに出てまだ間もないのですが、じゅうぶん無難に飛行をこなしていました。将来有望です。

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それにしても、生えたての、全く痛んでいない翼の美しいこと。

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エサをくわえる瞬間は、このように瞳を閉じます。どのフクロウでも同じで、これは口の周りの毛が触覚になっているためと、間近なものは目に見えないからだそうです。


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スタッフの坂山さんと。 この子は午前10時30分からの飛行ショーに登場しますが、名前がまだ決まっていないので、呼ぶのにも「お~い」とか、ちょっとしまりがありません。スタッフによると、もうすぐ決まるとのことですが、はやく名前が決まらないかな・・・といったところです。


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ベンガルワシミミズクは、ふつう目がきれいなオレンジ色ですが、この子は一般的なベンガルよりだいぶ目が赤くてきれいです。

「はやく名前決めてよね!」 って言われてるみたいです・・・


カイツブリ その後 

6月17日 今月の6日にご紹介したカイツブリのヒナたちのその後をご覧いただきます。

この鳥は野鳥で、花鳥園で飼育している鳥ではありませんが、小型でちょっと可愛く、園内で繁殖している鳥なので、花鳥園に行ったときは、注意して見ています。

水面にぽつんと浮かんでいたと思うと、サッと潜水して姿を消し、10秒ほど数えているうちに、少しはなれた場所にパっと現れます。こういう習性をもつ鳥が、花鳥園で飼育している鳥にいないので、それが何だか、見ていて楽しいです。

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広い池のなかに、数つがいほどいるようです。前回、カラスに食べられると書きましたが、見たところその様子も無く、ヒナも大きくなっていて一安心です。写真を撮っていたとき、確認したヒナの数は6羽でした。広い池なので、実際にはもっといると思います。

普通、一羽の親鳥に2~3羽のヒナが付いていますが、このときは親鳥が2羽いました。

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この鳥のいる場所は、こう写せば分かりやすいでしょうか。ご来園されたことのある方ならお判りですね。鷹匠ショー会場の前の広い池です。いつも写真左のガマや葦の繁みのなかなどにいますが、池の中央を泳いだりもしています。

コブハクチョウのヒナが生まれたのも、このガマの茂みです。

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親鳥は2~3羽のヒナを連れています。エサを探すときは数秒ごとに池に潜るので、体はずぶぬれです。

そしてヒナも池に潜れるようになっていました。葦の繁みに隠れることもできるので、これなら外敵に捕食される危険も減るのではと思いました。

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ヒナのエサはザリガニとか、池の底に住む小動物(何かわかりませんが、つまんできます。)写真は親鳥がザリガニをくわえてきたところです。すでにザリガニの頭はありません。

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そしてヒナに与えます。ヒナは短く小さな声でピィピィピィピィと鳴いて、エサを催促していました。


いろいろ、お知らせ 

6月16日 きょう花鳥園へ行ったところ、いろいろお伝えすることが発生していましたので、まとめて、ご紹介します。


○ ベンガルワシミミズクのヒナが、生まれました。まだ生後間もないので、
   展示はもうしばらく先になると思います。

○ シロフクロウのハリーが夏で暑いため、昨日の日曜日から、夏の間、飛行を
   お休みすることになりました。また秋になり、涼しくなったら登場します。

○ 代わりにこの春生まれたベンガルワシミミズクのヒナが、飛行ショーに加わり
   ました。この子につきましては、またご紹介します。

○ 前回お伝えしたメンフクロウの2羽は、今週中に、富士花鳥園と松江フォーゲ
   ルパークに行くことになりました。

○ 先日お名前をぼしゅうさせていただいた、フクロウのヒナたちの名前は、現在
   編集、選考中です。今しばらくおまちください。

○ ペンギンのカリンの換羽が終了しました。6月21日 今度の土曜日から、小学
   生のお子さんのペンギンとの写真撮影が可能になります。

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換羽(とや)の終わったケープペンギンのカリン。まだ背中に少しだけ羽が残っています。それにしてもペンギンの換羽って、一度に抜けて生え変わってしまうんですね。


メンフクロウの成長 

昨日、ズームインに登場しますとお伝えしたのですが、昨日の地震の報道のため中止となりました。とりあえず延期ではなく、中止。ということです。楽しみにされておられた皆様には、申し訳ありませんでした。

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6月13日撮影 こんなに大きくなりました。もう2羽とも立つことができ、大人の羽根も生え始めました。

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ご来園された女の子と。・・・ちょっと怖いようでした。
 
私が以前、掛川花鳥園にいるメンフクロウのケンちゃんを育てた経験からすると、この2羽、メンフクロウとしては大きな子です。右の子は白い顔のきれいなメンフクロウになります。左の子は今はちょっと顔が黒いですが、大人になるとケンちゃんのようなきれいな顔になります。

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この子がケンちゃんです。メンフクロウは、ほかのフクロウと顔つきがかなり異なっていて、それまでちょっと異様な感じさえ持っていたのですが、自分で育ててみると、この顔がとても可愛く思えるようになっていました。



コキンメフクロウ 

少し前に、紹介の依頼をいただいていたフクロウをUPします。

いずれもフクロウ展示施設の鳥で、バックがイマイチですが、すみません。

コキンメフクロウ 学名:Athene noctua
この鳥は、ヨーロッパ、北アフリカ、アジアに生息する、体長25cm前後の小型のフクロウです。

一見地味な鳥ですが、この鳥はギリシア神話の女神アテーナの使いとされており、学名のうち属名"Athene" はアテーナに由来するとのことです。さらにローマ神話では、知恵と工芸を司る女神ミネルヴァがアテーナに対応する女神として崇拝されており、このミネルヴァの聖なる鳥も、このコキンメフクロウという、なかなかすごいフクロウなのです。(ウィキペディアほか参照」)

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フクロウは西洋では学芸の神様という性格がありますが、これは、女神アテーナやミネルヴァの知恵や学芸を司るという性格が基になっています。

有名なドイツの哲学者、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの言葉に、「ミネルヴァのフクロウは、黄昏どきに飛び立ち始める」があります。この意味は、世の中が終焉となる暗い黄昏時の時代に、新しい時代を創る考え方、思想、哲学、経済法則が生まれ、新しい時代を築いてゆく。との解釈があります。

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しかし、なぜこんな小さなフクロウが女神様の使いなんでしょうか。たとえば日本のアイヌでも、小さなコノハズクでなく巨大なシマフクロウがカムイなのに・・・ 

(と、こう書いたところ、ウマさんから次のコメントがありました。「フクロウを顕現体としたカムイは数種類あって、 その中にコノハズクを顕現体としたカムイもありますよ。 「ユクチカップカムイ」だったとおもいます。」 私も知りませんでした。もっと勉強せねば・・)


ここからは当園の社長の説ですが、

ギリシャの文明は、ヨーロッパ最古の文明の発祥地であるクレタ島の文明が基になっていますが、そのクレタ島のから出土した紀元前6世紀頃のフクロウの像に、立派な耳があったそうです。かつてこれをクレタ島の博物館で見た社長は、これはワシミミズクであると感じました。それはフクロウを飼育している者の直感でした。しかしギリシャ本土にはワシミミズクは生息せず、コキンメフクロウがいました。それで、文明がギリシャに伝わってゆくなかで、コキンメフクロウが代役として神の使いとなったのではないかと。本来の神の使いは雄大なワシミミズクであったのだろう。と、このように感じたそうです。

実際、大きく威厳のあるワシミミズクなら、神の使いが務まりそうです。こう考えると、何故ギリシャがコキンメフクロウなのか、すっきりします。

この、ワシ、猛禽に対する憧れは、このクレタ文明のさらに基になったエジプトの文明にまで遡り、エジプトには有名なハヤブサノ頭を持つ天空の神 ホルスがいます。天空を司る者、それは神の子の姿であり、そこから鳥(猛禽)に対する人類の憧れ、信仰が始まり、ゆくゆくはハプスブルク家などの双頭の鷲の紋章に繋がってゆくのではないかと社長は語ります。

これは裏づけのあるお話ではありませんが、裏づけのあるものだけが本当ではないし、説は説で楽しいではありませんか。一度エジプトからクレタ、ギリシャと追って、猛禽の文化遺跡を訪れてみたいと社長は語っていました。

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ケープワシミミズク 学名:Bubo capensis  
アフリカのケニア、ジンバブエなどに分布する、体長50cm以上になる大型のワシミミズク。


こういう話を知って、コキンメフクロウを見ると、また見え方も違ってきませんか。

なお、私の専門は鳥ではなく植物の花菖蒲の文化史で、この文章は付け焼刃&孫引きもいいところです。ご意見、補足、説などご存知でしたら、ご紹介いただければ幸いです。


アフリカレンカクのヒナ また誕生 

6月12日 きょうは6月8日にまた生まれた、アフリカレンカクのヒナを紹介します。

アフリカレンカクのヒナの誕生は、昨年の7月末、12月、今年の4月、そして今回とこれで4度目で、同じカップルからこんなに多く生まれるものなのだろうか?という気もしますが、スタッフもよほど相性がいいんでしょうね。と話していました。実際、子育てをするのはオスの役割なので、子供に手が掛からなくなれば、また子育てができるわけですが、それにしても・・・という気もします。

ともあれ、今回ははじめて4羽生まれ、ヒナの数ではこれまでの最高です。6月8日に生まれ、状態が安定したとスタッフも判断しましたので、ブログにアップすることにしました。

この画像は、生まれた翌日の6月9日のものです。

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ね。ちゃんと4羽います。誕生場所は、今回もいちばん大きなスイレンプールの、中央の島なので、肉眼ではちょっとわかりづらいです。そのうち、オオオニバスの葉の上とかを、ちょこちょこ渡るようになれば、お客様の目にも止まりやすくなります。

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一羽のアップ。園内の通路からは、300mmのレンズではもうどうしようもなく遠いので、胴長靴をはいて池のなかに入って撮りました。体長約5cm、体重4gr。すごく小さくて可愛いです。

園内の通路から中央の島をねらうのは、500mmでも遠いそうです。でもそのうち、ちょこちょこ動くようになれば近くまで来てくれるので、200mmくらいの望遠でも撮れるようになります。

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この鳥はオスが子育てをする変った習性があり、かつ、翼の下にヒナを入れて移動するという、習性があります。写真は翼の下にヒナを誘っているオス親です。

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4羽のヒナを翼の下に入れて歩くオス親。ヒナの足がぞろぞろ出ていて、ちょっときゅうくつそうです。(写真では3羽分の足しか見えませんが、原画を拡大すると、ちゃんと4羽いました。)

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さて、こちらは4月に生まれた子たちです。3羽とも無事成長していますが、最近、その中の一羽が、オス親にいじめられはじめました。どうやらこのヒナの一羽はオスのようです。

ともあれ、スイレンプールでまたしばらく、かわいいレンカクのヒナの姿が見られそうです。


掛川のインコ その5 

6月10日 久しぶりにインコです。

最近、花鳥園の鳥の解説パネル用の写真を撮っていまして、それも単なる鳥の姿ではなくて、手からエサをもらっているところをそのままパネルにしようということで、そういう写真を最近撮ってきましたので、ご紹介します。

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6月10日 きょう撮り分の追加。キエリヒメコンゴウインコです。換羽(とや)中で顔や頭にツンツンの羽根の生え始めがいっぱいです。「ふれあいのこみち」にいます。

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こちらはアカハラヒメコンゴウインコ。「赤腹」というほど腹部は赤くないです。下腹部がやや茶色なくらい。その代わり目の周りが黄色で、この部分の方が目を引きます。この鳥は、人からエサを摂らないようで、仕方ないですが、こんなカットになりました。「ふれあいのこみち」にいます。

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この鳥は、コセイガイインコの体色が黄色い個体で、通称「レモンロリキート」と呼ばれている種類です。ヒインコ科のこの仲間は、野生では花の蜜や果物を食べているので、花鳥園の子も果物が大好きです。スイレンプールゾーンに2羽だけいますが、よく飛び交っているので、オオホンセイのベイビーより接触度は高いです。

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「ふれあいのこみち」のアケボノインコ。花鳥園のアケボノは、アケボノインコとしては大型でちょっとワイルドな趣があります。13羽がいますが、人の手からエサを食べる子は5羽くらい(2羽くらいと書いたのですが、もっといるそうです。)です。けっこう人なつこく、寄って来てくれますよ。

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スイレンプールに3羽いるサメクサインコ。オーストラリアに生息する種類で、セキセイインコの大型版のような感じのインコです。コガネメキシコのようにフレンドリーではないので、人の手からエサをもらうのは、スタッフによるとまれだそうです。運良く手に止まったらラッキーかも。

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「ふれあいのこみち」のヒメコンゴウインコです。コンゴウインコの小型版のようなインコで、体長約50cmほど。この鳥は、人の手や腕には止まらず、こんな感じに金網に止まっているか、木の枝に止まったままです。エサは欲しがるのですが・・。

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「ヒメ」といってもそこはコンゴウインコ。やはり大型のインコです。

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ルリコンゴウインコルリちゃん。花鳥園がオープンした当時から「ふれあいのこみち」にいる子で、最近、スタッフの手になら乗るようになってきました。現在手乗り訓練中です。

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可愛いですね。スタッフには馴れていますが、機嫌の悪いときもあるそうなので、近くでご覧になりたい場合は、スタッフにお問い合わせください。


ポポちゃん2世 その後 2 

きのうに引き続き、ポポちゃん2世です。きょうの写真は、一昨日の6月6日に撮影したものです。このところ姉妹園の加茂花菖蒲園の開園でブログも掛け持ちで忙しく、それで、同じようなカットですみません。

フクロウなので、本来ならもっと違った写し方があるかも知れませんが、かと言ってうまい背景もなく、逆にこの花バックは当園でしか有り得ないもの。花鳥園スタイルです。

一昨日は晴れでしたので、また違った感じに写りました。こちらのほうが本来の体色です。2日後ですが、産毛がまた減ったかな・・・と思いました。

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カメラのファインダーを覗きながら、可愛いと感じた瞬間の表情を撮ってみました。

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こちらのシャッターの音が不思議なのか、首をかしげていました。この表情がまたなんとも・・

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あくび~ 歌を歌っているみたいです。

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顔をカキカキ。 口の周りの毛が触覚器官で、エサを食べるときなども目を閉じますが、なんだかきもちよさそうに見えますね。

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後ろから。風切羽根も伸びて飛べるようになったので、足革もつけてもらいました。一人前の花鳥園のフクロウになりました。

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ちょうどご来園されたお客様と。 お客様が手にしているのは当園のパンフレット。24ページオールカラー。すべて私の写真です。表紙はもちろんポポちゃん。このパンフレットは次回はたぶん今年の年末の改定です。そのときにはたぶんこの子も載ります。

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飛べるようになったので、いままでいた受付から、ポポちゃんたちのいるふれあいゾーンのフクロウブースに移りました。いつもここにいますので、ご来園された折には、また見ていってください。

それと、フクロウは本来夜行性で、昼間は眠っていることも多いので、静かにそっと、見てくださいね。

Eos1DsMarkⅢ+EF135mm F2. L USM ほか

ポポちゃん2世 その後 1 

6月7日 最近のポポちゃん2世の様子です。急激な成長も終わり、残った産毛も日に日に少なくなっていますが、まだあどけなくて可愛いままです。

今後いろいろなグッズ類や、パンフ、書籍などへ使うことも考えて、数日置きに撮影しています。今回は今日明日の2日間に分けて、最近撮った写真をご紹介します。


この写真は6月4日に撮影したもので、この日は曇りでしたので、体がちょっと白っぽい感じに写りました。

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もう、可愛い、可愛いで、花鳥園のスタッフにも大人気です。

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カキカキもさせてくれます。気持ち良さそうです。

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あ!ごはんくれるのかな・・・

指を口に近づけると、エサと勘違いして咥えてきます。でも、全く痛くないです。

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ン? 頭の上で何かごそごそするぞ・・。まだまだ子供で、どんな仕草もあどけないです。

あしたもボクの特集だよ。たのしみにね。 それから、ボクの名前明日まで募集してるよ、かんがえてね。

Eos1DsMarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS USM

ペンギン カリンの換羽(とや) 

6月6日 きょう2度目のUPです。

実は、いつも午前11時と、午後2時に行っている、ペンギンとの写真撮影で、小学生のお子さんを担当しているケープペンギンのカリンが、明日6月7日から約2週間 換羽(とや)といって、体の羽根が抜け替るので、今後2週間の間、小学生のお子さんのペンギンとの写真撮影ができなくなります。

ペンギンとの写真撮影に、お客様と一緒に写ってくれるペンギンさんは、どの子でも良いわけではなくて、やはり性質のおだやかな子に限られ、カリンともう一羽が担当しているのですが、もう一羽のほうは子供が嫌いで、噛んだりするのでお子さんとの撮影がきないのです。

中学生以上ならOKとのことでした。もちろん大人の方なら十分大丈夫です。小学生のお子さんだけ、写真撮影ができない。ということです。また、小学生以下のお子さんとの撮影は、安全を考え、もともと行っておりません。

2週間の間、どうかご了承ください。

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カリンです。換羽前で、太っています。なぜ太っているかというと、自然ではこの換羽の期間中、海に入ってエサを取ることができないので、換羽の期間中は絶食してしまうのです。ですから換羽前は、換羽の期間中食べなくても良いように、どんどんエサを食べて太っておくのだそうです。

すごいですね。

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まるまるしています。

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お腹の下の毛は、すでに抜けかけています。

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2週間の間、いっしょに写真が撮れなくてごめんね。しばらく待っててね。



カイツブリのヒナ 

6月5日 朝10時半からの鷹匠ショーが終わった会場で、水鳥池にいるハクチョウのヒナを見ていたら、遠くの水面で、なにやら小さな鳥がいたので、望遠で覗いてみました。

と、それは、野生のカイツブリとそのヒナでした。

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水鳥池の奥のほうで、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、と、小さく短い声で鳴き続けながら、親鳥と池を泳いでいました。

この鳥は小さくて可愛いのですが警戒心が強く、近くで撮らせてくれません。そして、たぶんほとんどのお客様も、この池にいることに気が付かないのではと思います。

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この池は5年前に、花鳥園ができる前に造成した人工の池ですが、すでにガマやアシなどの植物や、水鳥が営巣したり、越冬のために渡ってきたり、自然の生態系が再現されてきています。

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親鳥が何か捕まえました。カイツブリは潜水の名人で、水底に潜ってエサを採ります。咥えているのはザリガニのようです。

ヒナは首の部分に、ちょうどイノシシの子供のようなウリンボの模様がああります。

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そのザリガニを、ヒナに与えました。ヒナはザリガニがちょっと大きいのか、すぐには飲み込めないようでした。

それにしても・・・、300mmのレンズじゃ遠いですね。

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アシの繁みの中にいる親子。何つがいもいて、池全体ではたくさんのヒナがいるようです。右側にウシガエルが見えています。わかりますか?

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かわいいヒナですが、スタッフによると、そのうちカラスに食べられてしまうこともあるそうです。可哀想ですが、それが自然の生態系なので、それも仕方ないかもしれません。でも、少しでも成長してほしいものです。


アンソニー 

6月5日 きょうはヨウムのアンソニーをご覧いただきます。

この子は、花鳥園がオープンして2年目からいる子で、当時から今までずっとお客様を楽しませてきた一羽です。今でもお客様に人気の高い子です。アンソニーは、大温室に入ってすぐ、ふれあいゾーン入り口にいます。

アンソニーの写真は以前から撮っていたのですが、最近、いろんな鳥が生まれたりで話題満載だったため、ずるずると先送りになってしまいました。きょう、お客様からメールで、最近はどうですかみたいなコメントが寄せられましたので、追加で撮って、きょうはアンソニーでUPしました。

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アンソニーはヨウム(洋鵡)といって、アフリカの西海岸の森林地帯などに生息する大型のインコの仲間です。一見地味な鳥ですが、尾羽が鮮紅色なのがチャームポイントです。そして何といってもヨウムの特徴は、その知能の高さで、鳥のなかでいちばん頭がよく、知能が人間の5歳児くらいに匹敵すると言われています。おしゃべりも上手で、個体によりますが、良くしゃべる個体は100語彙くらいは軽く話し、TPOに沿ったおしゃべりも可能など、おもしろい鳥です。

その上、大型インコにしては性質も比較的おとなしく、大声を出さないため、ペットバードとしても非常に人気が高いインコです。

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さて、アンソニーは2004年の秋に掛川花鳥園にやってきました。まだ幼鳥の段階でやってきたので、今年で4歳です。

アンソニーは言葉のほうは、「ハロー」とか「オハヨー」、「ホーホケキョ」、「アンソ、アソボー」とか、いろいろ話すし、朝のうち誰もいない時は、一人で長いことぶつぶつ話しているそうです。

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この鳥については、私より受付や売店のスタッフのほうがずっと知っているので、書くのも申し訳ないのですが、何か追加で書いてほしいことがあれば、管理者だけへのコメントくださいね。

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スタッフにはよく馴れていて、こんなふうにごろーんとひっくり返すこともできます。

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可愛いですね。ヨウムは知能が高い分神経質な鳥でもあり、毛引きといって、自分で自分の羽根をかじってしまうクセが起こることがありますが、アンソニーはそうはならず、良かったなと私は思っています。

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止まり木に返したら、「もっとあそぼーよー」って翼をバタつかせていました。


コブハクチョウのヒナ その後 

6月4日 先週の金曜日に撮っておいた、コブハクチョウのヒナの成長ぶりをご覧いただきます。

実は、生まれたときは4羽だったのですが、前回写真を撮った直後に一羽落ちてしまいました。残念ですが、どの鳥でもヒナの内は生命力が弱いので、これも仕方ありません。

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母親の後ろを一緒になって泳いできました。5月14日前後生まれで、月末に撮った画像ですので、生後15日前後です。生まれた直後からすると、大きくなってきましたが、フクロウのように毎日眼に見えて成長がわかるというほどではありません。

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3羽になってしまいましたが、元気に泳いできました。

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ときどき、かけっこのように3羽で早く泳いだり、

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水から体を持ち上げ、パタパタと翼を震わせたりしていました。

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毛づくろいしているヒナのアップ。毛がホワホワでとても手触り良さそうです。でも、オス親がちゃんと見張っていて、触らせてくれません。

まだ、とうぶん可愛いまんまでしょうかね。そのうち「みにくいあひるの子」状態になって、大人の羽根も生えてきます。


お名前募集します! 

6月2日 きょうはこの春新たに生まれたフクロウさんたちのお名前募集のご案内です。

今年の春先に生まれた、ベンガルワシミミズク、アフリカワシミミズク、そしてこのブログで成長の過程を紹介しているポポちゃん2世の3羽です。


名前の応募方法
募集期間  本日6月2日より6月8日(日)まで、メールにて募集を行います。
応募方法  フクロウの種類と考えた名前を明記の上、下記メールアドレスまで、
        送信してください。一羽だけでも、3羽とも全部でもOKです。

        掛川花鳥園 小澤 あて 

        上の青い文字をクリックするとメールが開きます。
        もし、うまくいかない場合はメール  kke@kamoltd.co.jp 小澤あて へ
   
        ○応募される方の、お名前、年齢、ご住所、お電話番号をフクロウの名前
          とともに、忘れずにご記入ください。

当選者    名前が採用された方には、掛川花鳥園よりお礼の品をお送りいたします。
         当ブログにても、○○県の○○様という感じで、発表させて頂きます。



なお、掛川花鳥園、園内にても、6月8日日曜日まで、同様の募集が行われています。投票箱を設置いたしますので、ご来園の際に応募いただいてもOKです。


命名のアドバイス  
親しみやすく呼びやすい名前。この部分を心がけていただけると嬉しいです。また、例えば「ポポちゃん」のように、同じ音が二つ連続していい響きになる名前も良いです。

また例えばラナーハヤブサの「ラムシーズ」ように、エジプトの天空の神様 ラナーハヤブサに古代エジプトのファラオの名「ラムシーズ=ラムセス」を付けるといったように、奥深い意味のある名前もいいです。(アフコノにファラオの名は似合わないと思いますが・・)

ワシミミズクに、ギリシャの女神の名「アテナ」はアリかも・・・

ご参考までに、これまでに付いた名前 
ベンガルワシ・・・ルフィ、ゾロ、サンジ、てんか
アフリカワシ・・・ ミルン、ヤマト、タケル
トルクメニアン・・ ムサシ
ユーラシアワシ・・バロン
メンフクロウ・・・・・ケンちゃん、ロック

※「フクちゃん、フーちゃん」は、フクロウなのでみなさん考えられるようです。

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お名前募集 No,1 ベンガルワシミミズク 
08年3月20日頃生まれ ベンガルワシミミズクは、パキスタンやインドの山岳地帯などに分布しています。ワシミミズクの中では比較的小型で、フクロウの中では好奇心が強く、賢いと言われています。

この子はもう調教訓練に入ったそうです。かなり見込みアリかも。

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お名前募集 No,2  アフリカワシミミズク
08年3月20日頃生まれ アフリカのサハラ南部・アラビアに体長は約45cmでワシミミズクのなかでは小型な種類です。

この子はアフワシの中でも小型だとスタッフが話していました。可愛い名前が良いかも。

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お名前募集 No,3 アフリカオオコノハズク
08年4月29日生まれ  ポポちゃん2世 アフリカオオコノハズクはアフリカのサハラ砂漠以南に広く分布します。灰白色の体色に黒い縁どりのある白い顔、そしてオレンジ色の瞳を持った美しく可愛らしい小型のフクロウです。  

ポポちゃんに比べて目が小さい(というか、ポポちゃんが体の割りに目が大きい。)ですが、可愛さでは今のところは断然この子。この可愛いまま、大人になってくれたらと思います。


 

加茂花菖蒲園にも来てね! 

きょうから6月、もうすぐ梅雨のシーズンです。

うっとうしい梅雨空と長雨がもうすぐ始まってしまいますが、梅雨の花と言えば何といってもアジサイと花菖蒲です。

掛川花鳥園の本部 同じ掛川市にある加茂花菖蒲園でも、6月に入っていよいよ花菖蒲の見頃となりましたので、本日撮影した写真を一枚ご紹介します。

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加茂花菖蒲園は、掛川花鳥園から車で約20分前後。掛川市と、遠州森町との堺にあります。園内は約1ヘクタールの広さがあり、花菖蒲園の背景に広がる森、江戸時代中期に建てられた庄屋屋敷、その前に広がる花菖蒲園と、ロケーションの良さで全国的に知られています。

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園内にある庄屋屋敷 加茂荘の裏庭の池では、コクチョウのヒナも見られます。・・・といってもすでにヒナというよりも、「みにくいあひるのこ」状態にまで育ってしまっていますが・・・

加茂花菖蒲園は、これから6月20日頃までが見頃となります。掛川花鳥園にお越しの際は、ぜひ加茂花菖蒲園にもお立ち寄りください。

加茂花菖蒲園ホームページ 施設概要、ご入園料、交通の案内などに

加茂花菖蒲園公式ブログ  開花状況の確認にご利用ください。