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ポポちゃん2世 

5月30日 きょう撮ってきたアフコノのヒナをご紹介します。4月29日生まれで今日で生後32日目。あどけない表情がとても可愛かったです。

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少し、画像追加変更しました。顔のアップ。産毛が取れかかって、あどけない感じです。

英名:White-faced Scopes Ow というように、真っ白な顔が特徴のアフリカオオコノハズクですが、巣立ったばかりの幼鳥は、ご覧のように眼のまわりが黒っぽいです。

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正面から。ヒナのときは、イマイチ・・・だったのですが、こうなるとものすごく可愛いですね。抱いてもあばれないし、おとなしいし、いい子に育ってくれました。

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後ろから。後ろから見ると、風切羽根がまだじゅぶん伸びていないのがわかります。

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きょうはいつもポポちゃんたちを撮影している、園内の喫茶の花の下で撮影しましたが、この子も驚いたり、びっくりすることもなく、とても落ち着いていました。けっこう図太い性質なのかも・・と他のスタッフも話していました。

撮影は、いつものパターンで似たようなバックぼかしで脳がありませんが、このとろけるようなボケ加減、サンニッパならではのもので、ズームレンズじゃこうはならないんです。

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上を向いたところ。ひとつひとつの仕草が、すごく可愛いです。もしかしてインコよりずっと可愛いかも・・・。飼いたくなってしまいます。

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そうこうして撮っているうちに、ぴょ~んと飛びました。といっても2mくらいで着地してしまいましたが・・・。まだじゅうぶん飛べないですが、ともかくもう飛ぶことができるんです。

そして、大量のフケも飛び散ります。この、ヒナから大人に変わる頃には、産毛や、大人の羽根が最初、串のような感じで生えてきて、それがぽろぽろとはがれ落ちながら羽根が生えてくるので、もう大量のフケが出るんです。写真でも飛び散っていますよね。

写真は、もちろんとっさの事で、ボケボケな写真ですが・・ご覧ください。


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そして、ポポちゃんと初対面をさせてみました。ポポちゃんはびっくりして少し警戒のポーズをしました。それはすぐに直りましたが、ずっとびっくりしていたようでした。ヒナのほうは、ポポちゃんにも全く無関心でした。

でも、そうですね・・・・大人になると、もう少し大きくなるから、ポポちゃんより若干大きいでしょうか。ポポちゃんはアフコノとしては小型ですから。

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いままで撮ってきたなかでは、今日がいちばん可愛かったでしょうか。

この子は、普段は花鳥園の受付で展示されています。ご来園の折には、また見ていってくださいね。



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10万アクセス達成 

この掛川花鳥園のブログも、今年の2月22日に開設以来3ヶ月ちょっとで10万アクセスに達することができました。ご覧いただきました皆様、たいへん有り難うございました。


私自身、これまで掛川花鳥園のホームページは担当して来ましたが、ブログ運営の経験が全く無く、他のブログも気に留めて見たこともなかったので、最初は作り方など全くわからず、掛川花鳥園に出店されリンク覧にあります、ふくろうおじさんのブログの製作者、土屋誠一さんにノウハウを教えていただきスタートしました。


開設してみますと、まず、無料サーバーが1GBもあり、このため大きな画像でも貼り付けられ、みなさまにより大きな写真で、花鳥園の様子を楽しんでもらうことができ、これはたいへん良かったと思います。

また、ホームページ製作より簡単なので、なるべく更新頻度を高くしました。そうしたところ、毎日見ていますとコメントしてくださる方もおられましたし、つたない写真を褒めていただいたことでとても励みになりました。また多くはないですが、ブログを通して知り合えた方や、WebBookを見せていただいた方など、ホームページ時代より皆様とのコミュニケーションの幅が広がりました。
また、閲覧者の側からも、ブログになって花鳥園がより身近になったとコメントされた方や、ブログを見て勉強した上で来たのでより楽しめたという方もおり、さまざまな面で効果があったと感じております。


「公式」と銘打ってはいますが、このブログは私の判断で自由に行っています。ブログネタには事欠かない掛川花鳥園ですが、この鳥を紹介してほしい・・・など希望がありましたら、コメントいただければ、そのうち・・・・になるかも知れませんが・・、紹介できますよ。


この分で行きますと、年間40万アクセスですかね。それに届くようにこれからも頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

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写真はトルクメニアンワシミミズクのムサシ君です。思えば、ムサシ君とも長いつきあいです。付き合いってほどのものではありませんが、日々元気に飛んでいてくれるのが、思えばとても貴重で大切なことだなあと思います。


アフコノの成長 2 

5月26日 きょう、また4日ぶりにアフリカオオコノハズクのヒナを撮影してきました。4日前とはまた成長していて、もうヒナから若鳥になりかかっていました。ほんとうに成長が早いです。

今日で生まれて28日目。生後一ヶ月ほどで、ほぼ大人とかわらないまでに成長しました。

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先日まで人の指に止まることができなかったのですが、今日は止まれるまでに成長していました。

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きょうは午後1時前ころ撮影していたので、撮っていたらお客様が大勢集まってきました。「ブログだよ、良かったら後ろに入って。といって、子供さんたちに後ろに入って触ったりしてもらいました。

でもみなさん、ちゃんと見ててくれますね。「ブログです!」と話しかけると、みなさん、「あ、いつも見てます」。とか、「きょうも見てから来ました。写真がきれいですね。」とか言っていただいて、こちらも嬉しくなりました。

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みなさん口々に「かわいい~」の連発です。みなさんカメラや携帯で撮影されたり、さわったりされておられました。このカットは女の子の表情がなんとも言えません。興味しんしんです。

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顔のアップ。耳のような羽根も少し生え、まだあどけない感じですが、ほぼアフコノらしくなりました。

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ときどき、こんなふうにカキカキするのですが、そうすると羽根を包んでいた殻のようなものがフケのようにはがれ落ちたり、産毛がどんどん抜けます。これでたぶん1週間後には産毛がほぼ抜けて、翼の羽も伸びて、大人のアフリカオオコハズクと変らないまでになると思います。


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前回、この子はポポちゃんより大きくなるかも・・・とお話したのですが、もうこれで産毛が抜ければ成長もだいたい止まるので、そうすると、そんなに大きくならないかも・・・・とも思いました。アフコノはあんまり大きいよりも小さな子のほうが可愛いので、それも良いです。

手乗りのアフコノ・・・ポポちゃん2号の誕生です。 さて、名前を考えなくてはなりません。また花鳥園で募集すると思います。



メンフクロウのヒナ 

5月24日 きょうは最近撮りためておいた、メンフクロウのヒナの成長をまとめて紹介します。

ほんとうはもう少し後にしたほうが・・・・と、いや、まだその表情が何ていうか・・もう少しフクロウらしくなってから・・という感じがしなくもないですが、こういうヒナもいて育っていくということを見ていただくのも良いかなと思いました。

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はい!これです。・・・・何ですかコレは?・・と言われそうです。 

でも、私も最初はそう思ったのですが、あまり人間の価値基準で、とやかく言うのは良くないなと思いました。かれらは大自然にこうした状態で適応し、何万年も生きてきたのですから。

この2羽は、5月5日と8日生まれ。この写真は5月12日、生後4日目程度に撮影したものです。

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エサを与えているようすです。エサは、先日も申し上げた通り、冷凍ハツカネズミを解凍して暖めて刻んだもの・・・。

表情が・・鳥というより・・エイリアンの子供みたいです。大きさは入れ物がシャーレにティッシュが敷いたものなので、せいぜい10cm未満です。


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こちらは5月18日、生後10日目前後の状態です。どうですか、可愛くなってきたでしょうか・・・?

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大きさは、10cm強くらい。もちろん翼を広げれば長いですが・・・入れ物が今度はティッシュの箱に変りました。

でも不思議なものですね。カモとか、ハクチョウとかレンカクなどの水鳥類は、生まれた直後から可愛いし、自分で歩くし、でも翼はかなり大きくなってもあまり発達せずに、成長の最後段階で大きくなってゆきます。しかし、フクロウとかインコもそうですが、翼も同時に成長し、1月もたてば飛べるようになるんです。鳥のヒナも種類によって、育ち方のパターンがかなり違うのだな。と思いました。(←そんなこと、鳥を飼育されておられる方にとっては当たり前のことですが、妙に不思議でした。)

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そしてこれは5月22日。一昨日の状態です。やっと、、、わずかにメンフクロウらしくなってきたかな・・・という感じです。

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でもかなり大きくなりました。持ってみると、やらやらのふにゃふにゃで、なんだか潰れそうですが・・足の指も爪もまだ柔らかいですが、すでに大きいです。

実は、掛川花鳥園にいるメンフクロウで、「ケンちゃん」という子を、ちょうど生まれてこのくらいの時に、大人になるまで私が自分で育てたことがあり、そのことを思い出しました。ケンちゃんは、ポポちゃんが威嚇で翼を広げるときの悪役フクロウで、ポポちゃんとは影のセット的な存在ですが、根っからの悪フクロウじゃありません。この子も特集組んでもいいくらいです。

この2羽も、ここまで来れば、これからどんどんメンフクロウらしく可愛くなって行きます。

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さて、そうは言っても何だか救われない・・・ので、最後に4年ほど前に撮った写真ですが、生後1ヶ月ほどの状態を載せておきます。

この頃になると、メンフクロウだということがじゅうぶんわかり、また表情も可愛くなってきます。上のヒナたちももうすぐこんな感じになってゆきます。今回生まれたこの2羽も、毛が白いので、白いきれいなメンフクロウになるでしょう。


なお、このメンフクロウのヒナたちは、現在のところ、まだ一般にはお見せしておりません。また、成長後は、当園ではなく、当グループの別の園に行くことになっています。

ともあれ、今度はもう少しメンフクロウらしくなってから、また成長をご紹介します。



アフコノの成長 

5月22日撮影  先月4月29日生まれたアフリカオオコノハズクのヒナです。


生後24日目。前回撮影したのが5月18日で、前回から4日ぶりの撮影ですが、成育の具合が一目でわかるでしょ。すごい速さで成長しています。

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今回は温室の中で撮影しましたが、長椅子にのせたらよちよち歩くじゃないですか。かわいいったらありません。

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頭部のアップ。フクロウのヒナって成長が早いですね。4日前の顔とだいぶ違ってきたのがお分かりいただけるかと思います。

先日まで情けないような感じだった目つきも、しっかりしてきました。

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まだ人の手や指に止まることはできないみたいで、指を丸めてしまっています。

この子は普段は花鳥園のご入園受付で展示していますが、受付のスタッフも、この前まで糸くずのかたまりみたいだと思ってたら、見る間に可愛くなったと話していました。

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平日で、ちょうどご来園されたお客様も大喜び。温室に入って最初からすごいものが見られた。と話しておられました。

日曜日じゃ、こうはできないです。

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ちょうどご来園された男の子。興味しんしんで、目がいきいきしています。

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持っていいよ、そっと触ってみて。と話して、そっと抱いてもらいました。触るとしっとりと柔らかいです。

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受付&喫茶スタッフの稲葉さんと。


この子は、この子の親のアフリカオオコノハズクが大きな個体なので、大きくなるとバードスタッフが話してくれました。実際、もうポポちゃんとあまり変らない大きさまで育っています。

きょうで生後22日、生後一月経つと、そろそろ大人への変身。羽毛が抜け落ちて大人の羽根へと変ります。

どんな子に育っていくか。今後もご紹介しますね。


かわいいヒナたち 

5月20日 きのう撮ってきたコブハクチョウのヒナを紹介します。春休みから連休にかけての花のシーズンも終わって、園内も普段通りになり、今の話題はやはり今年生まれたヒナたちなので、アフリカオオコノハズクや、これからご紹介するマガモや、メンフクロウなどのヒナもふくめて、ヒナの話題がここしばらく続きます。

昨日は、朝10時頃に撮っていましたが、外の池にはお客様もまったくおらず、30分間くらい、貸切状態でヒナを撮っていました。

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ヒナと親鳥は、池の中央にまで泳いでくるようになっていました。よく見ていると、オス親が周囲を警戒し、メス親がヒナを連れているといった感じで、夫婦でヒナを育てる習性があることがわかります。

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まだ4匹でいつも一緒に泳いでいます。エサを採るのもいっしょ。かわいい盛りで撮影にはもってこいです。

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写真には写っていませんが、近くにちゃんと母親がいます。

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岸に上がってちょっと休憩。お父さんは、池の中から見守ります。

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撮ってる私からの距離は、わずかに1.5m。警戒心のないヒナです。親鳥はちょっと威嚇しましたが、許してくれました。

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寝てしまいました。

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10分くらい寝ていたと思うと、池の奥のほうに泳いでいってしまいました。この場所は10時半から鷹匠ショーの会場になるので、それを知っていたかのようでした。

この池は、花鳥園を造成するときに造った人工の池ですが、開園後4年が過ぎ、池の周囲にはガマやアシなどの水草も生えてきました。また、バンが営巣したり、冬には渡り鳥がやってきたりと、自然の生態系がこの人工の池でも見られるようになってきました。




ベビーラッシュ 

5月18日 きょうは最近生まれたヒナのその後のようすをご覧いただきます。

まずは、ポポちゃんと同じ種類の、アフリカオオコノハズクのヒナです。

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前々回ご紹介した、アフリカオオコノハズクのヒナです。わずかな時間で、大きくなったでしょう。4月29日生まれなので、きょうで20日目です。

目もこの間よりも空くようになりましたが、まだちょっと空ろな感じかな。でもほんの少しだけアフリカオオコノハズクっぽい感じになってきました。

顔も、ほら、何かかわいい感じもしてきたでしょ。

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横向き顔。まだ産毛でモコモコです。何かちょっと空ろげな表情ですが・・・

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こんなふうに立つこともできるようになりました。まだおぼつかないですが・・。それにしても、何て眼でしょう、情けないような、可愛いような・・・

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翼のようすです。羽根が生えてきました。太いとげのような中に、羽根が入っていて、成長していきます。

日に日に急速に成長してゆき、毎日その成長ぶりがわかるんです。あと10日もすればホワホワの産毛が抜けて、アフコノらしくなってきます。

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この子は普段はご入園受付にいます。このブログでご紹介したので、見に来られる方も多いようでした。

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こちらは先日生まれたコブハクチョウのヒナです。水鳥プールで元気に泳いでいました。可愛い盛りです。こちらは、フクロウのヒナほどは急速に成長しないので、ここしばらくは可愛い姿が観察できます。

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お客様のすぐ近くにも近寄ってきます。みなさん「かわいい~」といって携帯やカメラに収めていました。私は、そんなお客様の姿も撮ればよかったと後で思ったのですが、きょうは可愛さのほうが先立ってしまって、ヒナたちの写真ばかり撮っていました。

そのほか、マガモのヒナも大量に生まれています。まだ体長も10cmに満たないくらいで、可愛かったです。このヒナは、また後日紹介します。

ほか、メンフクロウのヒナも2羽生まれました。ですが、メンフクロウのヒナは、今のところ、まだ、少しも可愛くありません。何か鳥のヒナというよりは、肌色のエイリアンみたいな異様さです。これについては、少し可愛くなったらまとめて紹介しますね。


コブハクチョウのヒナ 

5月15日 きょうはこれまた最近生まれた、コブハクチョウのヒナをご紹介します。

コブハクチョウは、ヨーロッパ、中央アジアに分布するハクチョウで、オランダの国鳥にもなっています。頭・・というか、くちばしの付け根の黒い部分が突起していてこぶのように見えることからこの名があります。大型のハクチョウで、平均的な体重が12kgと、飛ぶ鳥のなかでは最も重たい鳥なのだそうです。

掛川花鳥園には、屋外の水鳥池に複数いますが、その中の2羽がつがいになり、この4月はじめから営巣、産卵し、ここ数日間に相次いでヒナが孵りました。

私が、昨日の5月14日に確認したところでは、4羽のヒナが生まれていて、まだ一個は卵でした。

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営巣している場所は、水鳥池の奥のほうで、そばまでは近寄れないので、離れたところから望遠でねらいました。繁みのなかに差し渡し1m以上くらいもある、葦の茎でできた大きな巣があります。

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拡大した様子です。ヒナはまだ池の隅の葦の繁みのなかにいて、広い池には泳ぎ出していませんでした。

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別アングルから。ホワホワの毛が可愛いですね。でも体長は20cm強程度あるような感じでした。遠目で見ているだけですが、ヒナとはいってもニワトリのヒヨコよりずっと大きいです。

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この写真のヒナは生まれたばかりでしょうか。まだあまり動いていませんでした。となりにまだ生まれていない卵があります。


今後、この子達がそろって池を泳ぐ姿を撮るのが楽しみです。


さて、この水鳥池には、野鳥も訪れます。


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この水鳥池には、花鳥園ではコブハクチョウのほか、マガモ、合鴨などを放ちましたが、野生の水鳥もやってきます。写真は、野生のカルガモのオス(左)とマガモのオス(右)です。マガモは花鳥園が放したものの他に、野生の個体も飛来しています。

カルガモはオスメスのつがいでいることが多いので、メスも来ていると思います。

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ほかにも、水面にパッと姿を現し、すぐにまたサッと水中にもぐるカイツブリもいます。顔が意外とひょうきんで、気に入っていますが、警戒心が強いので、近くで撮らせてくれません。

う~ん。300mmでは遠いですね。やっぱり、、そのうち500mmとかがほしくなるのでしょうか。なるべく避けたいのですが・・・・



アフリカオオコハズクのヒナ 

5月14日  ポポちゃんと同じ種類、アフリカオオコノハズクのヒナが生まれました。

生まれたのは、4月の29日で、きょうで生後16日になります。

ポポちゃんの子供じゃありませんが、花鳥園で生まれた仔です。


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まだ産毛に覆われていますが、大人の毛が産毛の下にわずかに見えてきました。この写真は昨日、5月13日に撮影したものです。

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この写真は5月3日のもので、まだ生後5日目のときのものです。もっと早く紹介することもできたのですが、過って落鳥の危険がないわけでもないので、ある程度育つまで待っていました。

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頭部のアップ。・・・・あまり・・可愛くないですよね。フクロウのヒナって、どれもこんな感じで、どれもあまり可愛くないんです。目がうっすら開いていますが、これがポポちゃんのはっきりした目になって行きます。

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エサやりの様子です。エサは・・・・冷凍ハツカネズミを解凍して、人肌くらいに温めて、切り刻んだもの・・・。う~ん、コレですよ。コレ。これができなきゃフクロウは飼えません。

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このヒナは、きょう5月14日から受付で展示されています。こんなヒナのうちから、こうやってお客様と接することで、人を怖がらない鳥になっていきます。


もう半月もすれば、アフリカオオコノハズクらしくなって、ポポちゃんのNo,2になることでしょう。

どんなふうに育っていくか、またご紹介しますね。


平日の園内 

5月12日 今月も中旬に差しかかりました。先日まで連休でごった返していた園内もやっとおちついて、これからしばらくの間、快適な5月の気候のなかで、のんびりと花鳥園を楽しむことができます。。

今回の写真は、最近撮りためておいたものをつなぎ合わせました。ですから、曇りの風景とか晴天の日の風景とか混ざってますが、お許しを・・・


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平日の花鳥園は、団体ツアーのお客様や、幼稚園や小学校ちびっ子たちもよくご来園されます。写真は5月8日のものですが、この日も小学校の低学年の子供たちが大勢訪れていて、園内がたいへんにぎやかでした。

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みんな楽しそうでしたが、一人大泣きしている子がいました。まだ小さいから鳥が怖いんです。スタッフによると、これくらいのお子さんの半分はまだ鳥が怖くて、泣いてしまう子も多いのだそうです。トラウマにならなければ良いのですが・・・、大丈夫かな。

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コガネたちは、お客様のあまりいない広い温室内を自由に飛び交っています。ふつうペットショップでカゴの中にいる飼い鳥が、集団で鳴きながら飛び交う姿は、見ていて実に気持ちがいいもんです。

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・・・・と、飛んでいたかと思うと、今度は集団で木に止まります。インコの木の出来上がりです。

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この木の近くには、ご来園された方でしたらお分かりになるかと思いますが、ふれあいを行ったあとの手洗い場、消毒場があります。ちょうどバスガイドさんが手を洗っていたら、たちどころにインコが集まってきて、一緒に水浴びをしていました。コガネは水浴びが大好きなので、こんな光景も時折り見られます。

ほか、植物スタッフが平日の朝9時頃に、周囲に植えてあるブルグマンシアに水をあげていると、やっぱりコガネが集団で水浴びにきます。びしょびしょになりながら嬉しそうでした。今度またそんな風景も撮って紹介しますね。

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エサを見せれば、たくさん集まって来るし、やっぱり花鳥園は平日がいいです。気候のおだやかなこの時期、一日のんびり楽しまれてはいかがでしょうか。


ベイビー 

5月9日 きょうはスイレンプールゾーンにいる、オオホンセイインコのベイビーを紹介します。

オオホンセイインコは、別名インドオウムといって、南アジアやタイ、インドネシアに分布する、全長50cmほどの中大型のインコです。ベイビーはメスで、オスは首に黒い輪があります。

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ベイビーは、飼い主さんがこの子を飼えなくなってしまって、当園に預けられたもので、花鳥園のスイレンプールゾーンに1羽だけいます。

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頭部のアップ。赤い大きなくちばしがチャームポイントです。(・・・・私は噛まれたらと思うと怖くて、指は近づけられませんが・・・)

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正面から。比較的大きな鳥ですが、ユーモラスで可愛らしさもあります。

オオホンセイインコをはじめ、ダルマインコやワカケホンセイインコなどは、昭和40~50年代頃は日本でも盛んに飼育されていましたが、その後さまざまなインコが導入されるようになり、このグループを飼育される方も相対的に減りました。しかし今でもインコ専門のショップなので、オオホンセイやワカケのブルーなどの色変わりが見られます。

昭和期に日本に入ったワカケホンセイインコが、東京で帰化して繁殖しているのは有名です。

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ベイビーは人の肩に乗るのが大好きで、スタッフやお客様の肩にも止まってきます。

おしゃべりは、スタッフにきいたのですが、はっきりとは話せないそうです。小さな声でなにかゴニョゴニョ言ってはいるのですが・・

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スタッフの松本さんと。松本さんはこれまで鷹匠ショーのスタッフでしたが、この春から「ふれあいのこみち」担当になりました。

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ペレットを食べるベイビー。コガネメキシコのようにせわしなくではなくて、ゆっくりと食べます。

注意!! インコを腕に乗せるときは、インコの爪で引っかき傷ができる可能性もありますので、ふれあいゾーン入り口に置いてある腕袋をご使用ください。写真の紺色の部分が腕袋です。

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こちらは同じくスタッフの後藤さんと。後藤さんはスイレンプールゾーンで、お客様にインコのエサやりのアシスタントなどを行っています。

ベイビーは、探すとなかなか見つかりませんが、いる時は自分から寄って来ます。スイレンプールゾーンでこの子を見つけたら、肩に乗せてみてください。とってもかわいいですよ。




新緑の頃 

5月6日 連休最終日のきょうは、また5月らしい晴天となりました。きょうは明日からまた仕事や学校が始まりますが、それでもいつもの日曜日並みの人出で賑わっていました。

写真は屋外の鷹匠ショーの会場です。

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この新緑の頃、会場の裏のシイの木の森がいっせいに花を付け、木が黄色に輝きます。

ここ遠州地方は温暖なので、山々にシイの木が多く、この季節そこらじゅうの山々が金色になるんです。こんなことに感動するようになったのは、ここ数年のことですが、みなさんの住んでいる地域はどうですか? 

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ですからこのシイの木をバックにすると、この季節にしか撮れない写真になったりします。(ベンガルワシミミズクの「てんか」の翼の羽根が一枚無いのが気になりますが・・・)


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鷹匠ショー会場の脇の池は、冬場はカモの仲間が越冬していましたが、今はバンという水鳥がヒナを育てています。この池に現在3つがいがいて、6羽のヒナがいます。

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野鳥ですが、この鳥はひどい警戒心もなく、人間の近くでもちょこちょこと動いていました。大きさはハトくらいで、この池にいる白鳥やカモなどよりずっと小さく、目立たない体色なので、お客様にはあまり気付いてもらえないかも知れません。

カモのような水かきはありませんが、よく水面を泳ぐし、足の指はレンカクほどではないですが長くなっていて、水草の上を歩いて渡ることもできるそうです。

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よく見ていると、お客様がカモたちのために投げたエサを親鳥がくわえて、ヒナに食べさせている光景が見られます。なんだか微笑ましく思いました。


連休が終わり、季節も春から初夏に変わってきた感じがしました。



連休の園内 4 

昨年、最高の入場者数となった5月4日がやってきました。昨日に引き続き、連休の園内のルポです。

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正午頃の入園入り口の長屋門です。エコパとの無料循環バスもきょうは大勢のお客様がご乗車されていました。受付で入園券を買うお客様で、長屋門の前に列が出来ていました。

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長屋門の内部ももう満員でした。

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スイレンプールの鳥たちは、もう満腹になってしまって、きょうはもうほとんどお客様からエサを食べてはいませんでした。まぁ、仕方ないですね・・・連休の間は。

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屋外のエミュー牧場も、家族連れで賑わっていました。きょうはかなり暑い日でしたが、みなさん楽しそうでした。

ここには桐の木が数本あって、今ちょうど藤色の花を咲かせているのですが、今年はこの冬の間に桐の蕾がカラスに食べられてしまったのか、花の付が良くありません。せっかく写真を撮ろうと思っていたのに、残念でした。

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園内の花の下のレストランも、ほぼ満席でした。左の女の子は疲れちゃったのかな・・?

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午後1時からの鷹匠ショーの会場風景です。スタッフによると、午前10時30分からのショーのほうがお客様が多かったとか。

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ハクトウワシのタタナギを操るギャリーさんです。


きょうは、今年一年間でも最高の人出だったと思います。今日は鳥さんには満足にふれ合えなかったかもしれませんが、やっぱりお客様でごった返していないと、連休の行楽地に行った気がしないのではないでしょうか? きょうはお祭りに来たと思っていただければと思います。ご来園、有り難うございました。




連休の園内 3 

5月3日 きょうから連休後半スタートです。きょうの園内の様子のルポです。


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花鳥園の駐車場対策で、エコパとのシャトルバスが運行されました。でもきょうは花鳥園の駐車場もそれほどの混雑もなく、エコパの駐車場から無料バスでご来園された方も少数のようでした。

やっと花鳥園に着きましたね。ご来園有り難うございます。お疲れ様でした。

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それでもごったがえしていた受付と、その奥の売店のようすです。

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朝10時からのペンギンへのえさやりの時間です。

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大温室に入ると、左側に喫茶の売店ができました。アイスクリーム、生ビール、コーヒー、おむすびなどを販売しています。

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右側は、4店の手工芸品のブースがならんでいます。写真はふくろうおじさんこと土屋誠一庵さんの石ころ彫刻のブースです。

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お昼時は花の下のレストランはほぼ満席でした。

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人気のポポちゃんのブース。大勢のお客様を前に、本人(?)は眠たそうでした。

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スイレンプールの様子です。いつもは人に群がるコガネメキシコインコたちも、さすがにきょうは満腹みたいです。

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それでもたくさんではありませんが、お客様に止まっていました。こどもたちも大喜びです。

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午後1時からの鷹匠ショーもお客様でいっぱいでした。

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ハクトウワシのタタナギのショー。翼の差し渡し2mの怪鳥にびっくり。お客様からどよめきが上がります。

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ベンガルワシミミズクのてんかと、スタッフの小澤さん。新緑の森が映えていました。


きょうはお昼頃から晴天になりました。明日も良い天気で行楽日和の一日になりそうです。



連休の園内 2 

5月1日撮影 きょうは連休の間の平日ですが、園内は普段の日曜日なみにお客様で賑わっていました。

一番目は、スイレンプールのコガネメキシコインコです。

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エサをもっていなくても、肩や頭の上に止まってきます。きょうはさかんにお客様に止まってエサをねだっていました。

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この男の子はエボシドリがちょっと怖いのかな?

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スタッフの田代君です。エサを販売するコーナーにいます。

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わー!こんなに止まっちゃったよ~。


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朝10時30分からの鷹匠ショー。ハリスホークはダンテが飛んでいました。飛ぶのもすごく速いです。お客様の眼が鳥に追いついていないでしょ。

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午後1時からのショーのナイトよりもわずかに大きく、羽根もきれいです。

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こちらは「ふれあいのこみち」にいるクロトキ。いままでクロエリセイタカシギがたくさんいるコーナーにいたのですが、ショウジョウトキが卵を産んで、それをいたずらしてしまうそうで、こちらに移されました。でもこの2羽、呼ぶとスタッフの後をついてくるほどよく馴れているんです。