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コガネメキシコインコ 

2月29日撮影 きょうは、リクエストのあった、コガネメキシコインコを紹介します。

掛川花鳥園には、コガネメキシコインコが約100羽と、近縁種のナナイロメキシコインコが
約30羽います。掛川花鳥園にご来園されたお客様が、もっとも簡単にふれあえる鳥です。

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コガネメキシコインコは南米のブラジル北部、ギアナ、ベネズエラ南東部に生息するコニュアの仲間で、カラフルな色彩と人馴れのしやすさからペットバードとしてもとても人気のあるインコです。

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こちらがナナイロメキシコインコ。よく似ていますが、背中がグリーン一色で、おなか側がきれいなオレンジ色です。

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このインコの良いところは、人馴れのしやすさです。手乗り鳥として飼育されていなくても人を怖がらず、エサをくれることを学習すると、積極的に寄ってきます。この習性から、当園ではインコのふれあいの中心的な存在です。

写真は、ふれあい体験のエサを購入するところです。まわりは、すでにインコでいっぱいです。

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エサを持つと、インコまみれになるのは時間の問題です。

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スタッフの田代君です。

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さらに、このインコのすごいところは、ときどき広い施設の中を集団で鳴きながら飛び交うことです。けたたましい鳴き声とともに、一群がお客様の横を駆け抜けるので、みなさんびっくりです。

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東西に長い温室内を集団で鳴きながら移動します。南米の生息地でもこうなのでしょうか。日本ではペットバードとして人気のある鳥ですが、自然に近い姿を観察できるのも、当園ならではです。

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この鳥の飛ぶ姿を撮るのは、以前かなり苦労したことがあります。それで今日は、マニュアルフォーカスであらかじめ焦点位置を決め、そこに鳥が飛んだときに連写してみました。結果は正解。これなら撮れます。
カメラはEOS1DsMarkⅢ+EF135mmF2 L USM, ISOは650です。

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一羽、ヨダレカケズグロインコが一緒になって飛んでいます。わかりますか?

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ヒット率上がりました。でもインコが飛ぶコースを少しでもずれると、もうピンボケの山です。
ほんとうは流し撮りで撮りたいところですね~。またそれは次回ということで・・

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一羽ををトリミングしてみました。でもやっぱり、飛びもの撮りはおもしろいです。


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十三(じゅうぞう)君 

きょうは平日で、お昼前に出かけましたが、お客様もまばらでした。

何を撮ろうかな~と歩いていましたが、ふとブログに十三のファンと言ってくださった方が
あったのを思い出し、きょうも強風だし、ハヤブサも飛ばないかなと思って、アメリカオオ
コノハズクの十三を撮ることにしました。

カメラはEOS1DsMarkⅢ+EF300mmF2.8L IS USM ほかです。

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これが十三(じゅうぞう)です。体長は20cmちょっとほどです。

アメリカオオコノハズク  英名 Eastern Screech Owl 学名 Otus asio
アメリカ大陸に広く分布し、日本にも生息するオオコノハズクにもよく似ています。
この仲間は、スピックスオオコノハズクやサバクコノハズク、ポポちゃんのアフリカ
オオコノハズクなど、どの種類も小型で可愛いです。

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いつもはふれあいゾーンに入ったすぐの、屋内の猛禽フライトショーコーナにいますが、
今日は撮影のために花の下まで移動してもらいました。十三もあたりが珍しいのか
上を見たり、後ろを見たり、首を動かしっぱなしでした。なかなかカメラのほうを向いて
くれないので、花のスタッフが、十三!十三!とカメラの後ろから声をかけてくれました。
花鳥園のスタッフにも人気者の一羽です。

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体の色は、木の肌にそっくりの色彩で、木に止まって眠っているときなど木と区別が
つかないほどです。目は丸く大きく虹彩の部分はきれいな黄色です。

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十三は2004年の3月初めに生まれました。左が生まれて間もない頃の写真で、
右が04年4月中旬のもので、生後1ヶ月ちょっとのものです。
十三の名前は、「ゴルゴ13」からスタッフが十三(じゅぞう)と付けたもので、最初
私もちょっと、何で!?と思いましたが、今思うといい名だったような気がします。

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ちょうどご来園されたお客様にお願いして、いっしょに写真を撮らせてもらいました。

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人馴れしているので、まったく平気です。

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十三は、ポポちゃんのように、はっきりとした擬態の芸のようなことはできませんが、
同じように、細くなったり、大きなフクロウの近くでは羽根を膨らませたりします。
それにしても、ポポちゃんに負けず劣らずじゅうぶん可愛いフクロウです。

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十三は、毎日午後3時からのショーが終わったあとに、ふれあいが行われています。


このように、一羽をクローズアップすると、とても可愛い子も多い花鳥園です。
余裕がありましたら、リクエストにもお答え致しますので、詳しく紹介してほしい
花や鳥がいましたら、お知らせください。



壁紙 

ブログ開設記念に、壁紙を作ってみましたので、宜しかったら使っていただければ
幸いです。

サイズは、花鳥園のHPを見てくれる方の約半数以上の方が使用している、
1024×768PXのサイズで作りました。他のサイズの方は今回はゴメンナサイ。

2月27日 拍手からコメントいただいた方も含め、壁紙のお礼有り難うございました。

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大人気のポポちゃんです。2月27日(水)の「ザ・ベストハウス123」でも放送
されました。同番組ではポポちゃんが出るようになってから、視聴率がUPしたとか。

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水鳥プールのアカツクシガモです。深いブルーの水によく映えています。
この解像感。EOS1DsMarkⅡ+EF300mmF2.8L IS USMならではです。

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セーカーハヤブサです。昨年の5月に撮影したものです。最近はラナーハヤブサの
ラムシーズが出ていますので、この鳥のショーは行われていません。

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スイレンプールのオオオニバスの花。この花は夜に開くので日中は半開きです。
直径は30cmを越す大きな花で、白に咲き出し、ピンクからばら色に変色してゆきます。

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ラナーハヤブサのラムシーズ。冬の青空のバックです。
ポポちゃんを除いて、レンズはサンニッパ(EF300mmF2.8L IS USM)です。


花いっぱいの園内 

きょうは日曜日。強風で寒い日でした。

ほんとうは、今日も1時からのタカ撮りに行ったのですが、強風で屋内
にするか外でやるかギャリーさんらも直前まで悩んだあげく、お客様も
多いので、外でショーを行うことになりました。

でも、やはり強風で、あまり長い間は飛ばさなかったですね。
飛ばせるぎりぎりの風。平日なら屋内でした。


それで、温室の風景を一枚。


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外は寒くてもやはり春近いですね。日に日に花が良くなっているのが、
眼に見えてよくわかります。

この大きなくす球状になっているのは、インパチエンスです。
うっそうとした森のなかにいるような濃い緑の葉に、かわいらしい花
をたくさん咲かせます。

よく、夏場の苗物でフラワーショップなどでも見られる花ですが、
こんなにも大きなくす玉になります。水や肥料は吊ってある棚の上から
鉢ごとに細いチューブが伸びていて、それから与えられています。
この自動潅水のシステムも、長年苦心した末にここまで可能になり
ました。

これから5月頃にかけてが、一年でいちばん花が美しい季節です。
鳥たちと遊んだあとは、ここでゆっくりくつろいで、喫茶や軽食などを
楽しんでいっていただければと思います。



八重咲きのブルグマンシア 

鳥が続いたので、1枚だけですが花の話題を・・


八重咲きのブルグマンシアです。


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「エンジェルストランペット」とも呼ばれるこの花は、南アメリカが原産のナス科の
植物です。

当園とか、神戸の花鳥園とかでも、この木を園内に多く使っていますが、これは、
この木の生長がとても早く、挿し木しても一年で2mを越すほどに伸びて、1~2
年で立派な木になってしまうからです。そして、きれいな花も咲くし、時に良い
香りも放ちます。

花は年間を通して咲きますが、いっせいに咲いて、後2~3ヶ月休むみたいな
咲き方をします。花の大きさは、枝からは40cmを越す縦に長い花で、横幅は
20cm前後くらいです。

普通一重の大きなラッパみたいな花ですが、この写真の花は、めずらしい八重咲き、
二段咲きで、当園でタネをまいた中から、出来上がったものです。

この八重咲きのブルグマンシアは、大温室に入って、まっすぐ、喫茶コーナー
の前を通り過ぎて、水辺の鳥たちのいるコーナの入り口の少し前に、大きな
木になっています。


水辺の鳥ふれあい広場 

2月22日撮影 今回は、水辺の鳥ふれあい広場での遊び方をご紹介します。

画像をクリックすると、大きな画像が開きます。


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このコーナーは、大温室のいちばん奥にあり、スイレンプールのコーナーから
入る場所です。中はシギなどの鳴き声がいっぱいに響き、とても賑やかな場所です。


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ここではいろんな鳥たちにエサやりが楽しめます。きょうはここのスタッフの平城さんに、
モデルになってもらって、鳥たちに乗ってもらいました。


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ファルコンショーでおなじみのギャリーさんにも、ちょっとモデルになってもらい
ました。ギャリーさんが手に持っているカップをスタッフから購入し、エサやり
の開始です。この場所でいちばん強いのは、このオニオオハシで、他の鳥を
押しのけて、いちばんにエサに集まってきます。


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ギニアエボシドリ(左)と2羽のリビングストーンエボシドリ。頭の先の羽の
白いところがリビングストーンの特徴です。


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この写真は昨年の5月の連休のものですが、フラミンゴもこんなふううに
手からエサを食べます。


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フラミンゴの顔は、よく見るとユーモラスでとてもおもしろいです。

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クロエリセイタカシギは、何だかお箸を使って食べているみたいですね。
オオハシやエボシドリには果物のエサを、シギやトキ、フラミンゴには
こんなペレットがありますので、こちらを与えてくださいね。


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この写真も昨年の5月に撮影したものです。シロクジャクは最近では飾り
羽根を広げたままで、エサを食べています。


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こちらはショウジョウトキと、シロトキ。口ばしの先は柔らかいので、手を突かれると
くすぐったいような感じがします。


こんなふううに、どの鳥も手からエサを食べてくれますので、ご来園されましたら、
いちど試してみてくださいね。




ブログはじめました。 

2月21日 今日から掛川花鳥園の公式ブログをはじめました。

今後、「最近の園内」ページをこのブログに移行して、ご紹介してゆきます。
これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。

画像をクリックすると、大きな画像が開きます。

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1月からタカのフライトショーに通っていたときに、撮りためておいた
フクロウのフライトショーの画像をご覧いただきます。写真はベンガル
ワシミミズクのてんかちゃんです。

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台に着地して、エサをもらうてんかちゃん。スタッフは坂山さんです。

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こちらは女性スタッフの小澤さん。ホームページでも何度も登場して
いる彼女は、てんかちゃんの扱いもトークもなれています。

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こちらは同じく女性スタッフの松本さん。松本さんも、ホームページにはよく登場します。

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てんかちゃんは花鳥園で卵のときからスタッフの手で育てられたので、
とてもよく馴れています。当園のフクロウの中では、フライトをいちばん
無難にこなしてくれる優等生です。

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坂山さんとてんかちゃん。ちょっとボケてしまいました。フクロウは、
ハヤブサと違って、飛ぶスピードもゆっくりなので、とても撮影しやすい
です。