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フクロウのヒナ その後 

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きょうは今年の2月19日に生まれ、4月6日のブログでもご紹介したフクロウのヒナのその後の様子をご紹介致します。

4月6日ブログ 
フクロウのヒナ ← こちらでは、ヒナのときの様子を紹介しました。


前回ご紹介してからおよそ1ヶ月がすぎましたが、大人のフクロウになってきたでしょう。

ユーラシアンワシミミズクと、トルクメニアンワシミミズクの子どもということで、大型のワシミミズク同士の子どもなので、大きなフクロウに育ちました。

でも、ユーラシアンワシミミズクほどの巨大さはないようで、トルクメニアンに近い感じを受けました。

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ヒナの羽毛が抜けかけています。体の色ですが、小澤さんによるとトルクメニアンよりやや色が濃いかな?と話していました。

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頭のてっぺんです。いま、さかんに大人の羽根が生えてきています。写真中央のさやのようなものの中から羽根が伸びて生えてゆきます。さやのような細い管状のものは羽根が伸びると同時にボロボロとフケのように落ちて行きます。

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まぶたの羽もまだ生えかけです。

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この写真を撮ったのは5月9日で、はじめてフクロウコーナーまで連れて来られたので驚いて、あたりをキョロキョロ見ていました。

目が点になっているのは、晴天で光が強いためです。

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これがやや暗い場所だと、目が大きくなります。このあたりはネコと似ていますね。もっと暗いとまん丸になります。

今は、ヒナから大人のフクロウに変っていく、ちょうどその中間の時期です。これから日が経つにつれヒナの羽毛が抜け、大人の羽根が伸びて、大人のフクロウになって行きます。

この子は、今のところは、フクロウ展示施設内の「ぴよぴよ幼稚園」に展示されています。



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ポポちゃん、5月3日に出張します! 

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ポポちゃん 5月3日に出張します!
4月26日 写真とブログを担当している永田です。すでにホームページにも紹介してありますが、5月3日にポポちゃんが出張することになりました。今回もテレビ番組の収録のための出張で、クロワシミミズクのジェレミーと、メンフクロウのケンちゃんも一緒だそうです。

大型連休中の5月3日ですので、ポポちゃんに会いにご来園されるのを楽しみにしておられるお客様も多いと思われますが、今回こんなことで、まことに申し訳ありません。

当日は、同じアフリカオオコノハズクのココちゃんがふれあいを担当しますので、よろしくお願いいたします。

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そんなことで、ポポちゃんの話題が当園の広報の小原からあったので、それなら久しぶりにポポちゃんを撮って、紹介がてらこの出張のことを報告をしよう。ということで、大温室の花の下までポポちゃんを連れて来て、写真を撮りました。

いつもと違う場所に連れてこられたので、あたりを見回してキョロキョロしていました。

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首も真後ろまで回ります。

ポポちゃんは、アフリカオオコノハズクのなかでは体の色が淡くやや小柄です。普通のアフリカオオコノハズクは、もう少し体が大きく色も濃く、やはり野生の鳥らしいワイルドな感じがするのですが、ポポちゃんはそんなところがなくとてもソフトな印象なので、可愛く見えます。

そういうことでは、ココちゃんのほうは普通のアフリカオオコノハズクらしいです。

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ちょうどご来園されたお子さんに、お母さんの許可を得て撮影させていただきました。

大人しいから大丈夫だよ。と声を掛けるのですが、やっぱりちょっとコワゴワでした。

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私も久しぶりにポポちゃんを撮って、撮り終わって止まり木からいつものポポちゃんの場所にもどして、ふと・・思いました。

おとなしくて良いフクロウだな・・・と思いました。

小さくても、当園としては、もっとも存在感のある鳥だな・・・と。 

ポポちゃんも今年で生後9歳くらいになると思いますが、いつまでも元気でいてほしいと思いました。



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可愛いね。 チゴハヤブサのアオちゃん 

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4月12日 きょうはふれあいゾーンのフクロウコーナーにいる、チゴハヤブサアオちゃんを撮ってみましたので、ご紹介します。

これらの写真を撮ったのは4月8日ですが、ちょうどこのアオちゃんのいるフクロウコーナーに行ったら、アオちゃんが羽ばたいていたので、あれ?めずらしいな・・・と思って撮っていました。

実はそうじゃないかもしれないのですが、アオちゃんというと、だいたいいつも翼をたたんですました感じでいることが多いので、個人的にはちょっとめずらしかったのです。

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足を前に持ち上げて、指をグー 何をしてるんでしょうか?

アオちゃんは、チゴハヤブサというハヤブサの仲間で、ハヤブサより小型で体長は35cm内外。猛禽の仲間の鳥なのですが、小さくてその表情はとても可愛いです。

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翼の内側の紋様がきれいですね。

それでもやっぱりハヤブサの仲間。翼なんか、例えば同じ猛禽のハリスホークと比べてもとても短くて細いでしょ。早く飛ぶために特化した翼を持っています。

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こんなに可愛いので、見ているとチゴハヤブサを飼いたくなってしまいます。

実際、アオちゃんが当園に来たのは2004年の年明け頃で、もう7年も前。昔はバードスタッフの部屋にいたり、受付担当だった事もありました。小さな体ながら、これまで病気をしたことも聞いたことがありません。

エサの問題だけクリアできれば、飼いやすい鳥なのかも知れませんね。

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背中側は青がかる黒灰色です。かなりシック。カッコいいです。

う~ん。いいですね~。

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ちょっと首を傾けた一瞬、すごく可愛い表情に見える瞬間があります。

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このチゴハヤブサのアオちゃんは、いつもふれあいゾーンのフクロウコーナーにいます。小さな鳥なので見逃してしまうかも知れませんが、受付にいた頃から人気者で根強いファンもいる子です。ぜひさがしてみてください。

また、手に乗せて記念撮影とかは行っていません。大人しい子なので驚かせずにそっと見てくださいね。


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フクロウのヒナ 

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4月6日 写真とこのブログを担当している永田です。今回は今年の2月18日に生まれたフクロウのヒナをご紹介します。

ヒナといっても、体高はすでに35cmを超える大きな子です。この写真を撮ったのは4月1日で、もうちょっと前になりますので、今ではもうちょっと大きくなっていると思います。

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スタッフの小澤さんと比べても、大きなヒナであることがおわかりいただけるかと思います。と言うのも、この子はワシミミズクの仲間のうちでもいちばん大きな、ユーラシアワシミミズクと、トルクメニアンワシミミズクの子どもだからです。

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左がユーラシアワシミミズク、右がトルクメニアンワシミミズクの成鳥です。ともに体重は2kgを超える大型のフクロウです。

ですからこの子も、大人になるととても大きなフクロウになります。

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4月1日の時点で、生後42日目。ヒナの産毛が抜け始めて、同時に大人の羽根が生えて来るころで、翼の羽根も少し見えるようになってきました。

この色からすると、ユーラシアより若干色が淡い、トルクメニアンワシミミズクの色に近いようだと小澤さんは話していました。

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この子は普段は長屋門のフクロウ展示施設にある、「ぴよぴよ幼稚園」のコーナーにいるのですが、写真を撮るために温室まで来てもらいました。

ちょうどご来園されていたお客様も、珍しそうに見ておられましたので、「ブログですよ。よかったら入っていただけますか?」と聞いて、さわっているところを撮らせていただきました。

でもこの男の子は、ちょっと怖いようでした。 でもやっぱりこういう子、多いです。女の子のほうが度胸がすわっている子が多いのも、こんなときにわかります。

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床にあぐらをかいて座って撮っていたら、その中に入ってきました。やっぱりこういう狭いようなところが落ち着くみたいです。

可愛かったです。 フクロウのヒナは、この生後1ヶ月を過ぎたあたりがいちばん可愛いですね。

そして、これからどんどん産毛が抜けて、急速に大人のフクロウになってゆきます。

大きくなったら、またご紹介したいと思います。


フクロウとミミズク 

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            3月12日 今日の話題はこちらの方より始まります。
            台湾団体を案内していらっしゃる添乗員さんですが、
            
               「フクロウ」と「ミミズク」は何が違うの?

                    と聞かれましたので、
             今日はそれについての話をしたいと思います。

                では、まず写真を見てみましょう。
               ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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                     ベンガルワシミミズク

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                     アフリカワシミミズク

                   この二羽ともミミズクです。
                  二羽の共通点に気づきましたか?
                  両方とも目が大きいのでは??(笑)

   
                今度はフクロウの写真を二枚見てみましょう。
                  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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                      メンフクロウ

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                      オオフクロウ

                  二羽のフクロウの共通点と
              上のミミズクとの違いをよく見てみましょう。

                       正解は

                 頭に「羽角(うかく)」と呼ばれる
               ウサギの耳に似た羽が生えているタイプが
                      「ミミズク」で、

                     羽角がないのを
                  「ふくろう」と呼んでいます。
           
              ただし、この分類の仕方は、慣習によるもので、
               生物分類学上の分け方ではありません。 

                 分かって頂いたのでしょうか?^^

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              終わりに、現在掛川花鳥園の長屋門の奥で展示している
                   
                    2月18日生まれのワシミミズク
                        の写真です。

                  ~~ぜひ、見に来てくださいね~~