大きな鳥 エミュー
1月24日 今日は当園で一番大きな鳥、エミューの紹介です。体高は約1.6m~2.0m程度、体重は40kg~60kg程度。鳥類の中ではダチョウに次いで高いですが、体重はヒクイドリに及びません。見た目はダチョウに似ていますが、ややがっしりした体躯で、首から頭部に掛けても比較的長い羽毛が生えています。この頭に生えている、髪の毛のような黒い毛は、長かったり短かったり、濃かったり薄かったり、巻毛だったり直毛だったりと、個体によって様々です。
こちらはエミューの足です。まるで恐竜を思わせるようながっしりした足ですね。そして、注目してほしいのは、足の指の数です。エミューは足の指が三本なのに対して、ダチョウは二本です。エミューとダチョウの大きな違いですね。それともう一つ、エミューとダチョウの大きな違いは翼です。エミューの翼はとても小さく、ただの飾りのような感じで、もちろん飛べません。それに対してダチョウには、大きな翼がありますが、もちろんダチョウも飛べません。
こちらはエミューの卵です。アボカドのような深緑色で、長さは10cm程度、重さは約550g~600gほどあるうそうです。こうしてニワトリの卵用の紙パックの上に置くと、かなり大きい事がわかりますね。展示はしていないので、申し訳ありませんが、今のところお客様に実際に見てもらうことは出来ません。ですが朗報です。水鳥スタッフに聞いたところ、ただ今展示用のエミューの卵を制作中だそうです。近々見れる日がくると思いますので、展示を開始したらまたご報告致します。
エミューの珍しいところと言えば、特徴的なのはやはり羽根ですね。そしてエミューは、鳥の中でも珍しく、一本の羽軸から二枚の羽が生えています。このためニュージーランドでは縁結びのお守りや友愛の証にアクセサリーとして贈る風習があるそうです。
そしてなんと、エミューの羽根のストラップが、当グループの「ウェブショップ花鳥園」で購入する事が出来ます。手作りの当園オリジナルグッズです。大切な方に「絆の証」としてプレゼントしてみるのも良いかもしれませんね。
当園にご来園されましたら、エミューとも遊んでみてくださいね。エミューはとても大食いなので、ごはんを持っていれば、平日、休日問わずいつでも寄ってきてくれます。とても大きいので最初は怖いかもしれませんが、遊んでいく内に、エミューってとても温和な性格なんだなぁ・・・ということがわかると思いますよ。怖くて中に入れない!!という方は、柵越しにでもごはんをあげられますので、そこから始めてみるのも良いかもしれませんね。(波照間)
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- [2010/01/24 00:00]
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当園の一番大きな鳥 エミュー
こんにちは波照間です。
8月26日 今日は、当園でもっとも大きな鳥、エミューを紹介します。エミュー牧場は、飛行ショーの会場のすぐ隣にあります。
エミュー
学名:Dromaius novaehollandiae 英名:EMU
全域の草原や砂地などの拓けた土地に分布するダチョウの仲間で、体高は約1.6m~2.0m程度、体重は40kg~60kg程度。鳥類の中ではダチョウに次いで高い。。外形はダチョウにやや似ています。飛ぶことができず、走るのが速い点も似ていると言えます。しかし、足の指は3本あり、2本しかないダチョウとは異なっています。丈夫で飼いやすく、人にもよく慣れ体の羽根は、鳥の中でも珍しく、一本の羽軸から二枚の羽が生えています。このためニュージーランドでは縁結びのお守りや友愛の証にアクセサリーとして贈る風習があるそうです。翼は退化しており、写真の体の下にちょっとぶら下がっているのが退化した翼です。
こちらが翼です。走ることによって生活してきたので、エミューには翼は不要だったんでしょうね。なので進化の過程において、このように退化してしまったと言われております。しかし完全には無くならず、このように翼のなごりがのこっています。
エミュー牧場はとても広いので、大勢のお客様が来ても、ゆったりできるぐらいスペースに余裕があります。エミューは食欲旺盛なので、いつでも側によってきてくれます。
平日のような、比較的お客様の少ない日には、この写真のように、四方八方に囲まれることもしばしば・・・
一見怖そうに見えるエミューですが、実はこのように優しそうな顔をしています。それに、一羽一羽顔が違います。顔の毛が濃い子もいれば、毛の薄い子もいます。みな個性的な顔をしているので、それを観察するのも一つの楽しみ方ですね。
食後の休憩のエミュー。カメラのシャッターの音が気になったのか、こちらをちらちら見てました。休憩の邪魔しちゃってごめんね。
日が真上にきて暑くなったので、みなぞろぞろと日陰の方に避難してきました。元々暑い所に住んです鳥ですが、やはり日陰のような涼しい所が好きなようです。飛行ショーの後は、ぜひエミューたちともあそんでみてくださいね。
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- [2009/09/26 00:00]
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エミューの食事風景
12月21日 こんにちは、バードスタッフ小澤です。
今日は寒さもへっちゃら、元気いっぱいのエミューたちの食事風景をご覧いただきます。
この日は大変肌寒く、お客様が少なくてすこし寂しいエミュー牧場でした。
そんな日はエミューたちはお腹をすかせてしまいますので、夕飯の前に少し早めにおやつがもらえます。今日のおやつは・・・・・
青菜と圧ぺん麦です。とってもヘルシーですね。
この青菜は、今朝八百屋さんからお譲りいただいた大根の葉っぱです。
「さぁ、おやつだよ~」 「待ってました!」 「もう待てないよ~!」
スタッフが近づくと、いつもは散り散りになっているエミューたちが寄って来ます。
食いしん坊な子はすでにつまみ食いをしてしまっていますよ。
スタッフの後を追いかけてみんないっせいに歩いていきます。
横長の餌箱に、おやつをばらまいてあげます。
すると、エミューたちは横一列にきれいにならび、いっせいに食事が始まりました。
どうやら1羽出遅れてしまったようで、あいている場所がないか探していますね。
こちらは、この冬から私たちの仲間になった、新米バードスタッフの副島くんです。
彼は今とても重要な仕事 羽数のカウント をしているところです。
朝と夕方必ず、すべてのエミューが揃っているか、数を数えているのですが、
散り散りになって自由に動いていたのでは、とっても数えにくいですし、カウントミスなども生じてきてしまいます。
しかしこのようにあまり動かず、集合して一列に並んでいれば、数えるのは簡単ですね。
今日もエミュー23羽とレア1羽、元気に食べに来ていました。
お邪魔して横から。夢中で食べています。
「おいしいよ!」 カメラ目線で伝えてくれました。
バクンバクンと、豪快な食事風景です。近くで見ると迫力がありますよ。
大きくて怖そう・・・と思われてしまうこともしばしばですが、実はとっても温厚で優しい鳥なんです。
皆さんの手の平からも優しくごはんだけをつまんでくれますよ。
どうしても怖いという方は、ごはんを持たずにエミュー牧場の中にお越しください。
げんきんな話ですが、ごはんをお持ちでない方にはエミューたちは必要以上には近づいていきません。距離を保った状態でご覧いただけます。
注意! 携帯ストラップやキーホルダー、アクセサリーなどゆらゆら揺れるものは、
エミューたちがデザートと間違えて飲み込んでしまいます。
カバンの中にしまってからお越しくださいね!
- [2008/12/21 00:00]
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マキマを探せ!
10月14日 きょうはエミュー牧場で、最近当園のスタッフの間でちょっとした話題になっている「マキマ」という愛称(?)を持つエミューを紹介します。
売店のスタッフに、いつものように、「何かブログネタない~」と聞いたら、「じゃぁ、マキマにしません? マキマって何? あの、頭の毛がくるくるって巻いてるエミューが一羽いるんです。 へ~・・・行けば判るの? 行けば判ると思います。」
ということでエミュー牧場に行って、「頭の毛の巻いたやつ・・・?と探したところ、お!あれかな。」っとわりと簡単に発見できました。
これが「マキマ」です。 何か自分で書いてても笑っちゃっています。 巻いてるっていうか、髪の毛の量が普通のエミューより多い感じです。
左が「マキマ」、右が一般的なエミューです。 ね、多いでしょ。
お客様でも「あの一羽だけ髪の毛が巻いてる。と発見された方もおられるそうで、毛がまきまきしているから「マキマ」になったんだろうと思いますが、正式に命名した愛称じゃありません。
個人的には髪に艶がないので、シャンプーしたらどうかと思います。
体は大きく、なかなか堂々としたエミューです。オスなのかな・・・と思いました。
このエミュー牧場には、23羽のエミューがいます。探すにはそれほど多い数でもないので、ご来園されましたら、一度探してみてください。
上の写真は昨日10月13日、秋晴れのエミュー牧場で撮りました。
- [2008/10/14 00:00]
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エミュー
9月2日 きょうは大温室を出た外にある、エミュー牧場のエミューをご紹介します。
エミュー 学名:Dromaius novaehollandiae 英名:EMU
全域の草原や砂地などの拓けた土地に分布するダチョウの仲間で、体高は約1.6m~2.0m程度、体重は40kg~60kg程度。鳥類の中ではダチョウに次いで高いが、体重はヒクイドリに及ばない。丈夫で飼いやすく、人にもよく慣れ危険性も低い。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋。
当園では23羽のエミューと1羽のレア(南米のダチョウの仲間)が、エミュー牧場に放たれています。
体格が大きく、顔がいかつく、一見かなり怖いのですが、おとなしくて人に危害を加えることはありません。でも、他のお客様が全くいないときにエミュー牧場のなかにエサをもって入ると、何羽ものエミューが一度にエサをめがけて寄って来て囲まれてしまうので、そんな時はちょっと恐怖を感じます。
かなり大きな鳥で、鳥というより恐竜に近いような感じです。小柄な鷹匠ショースタッフの小澤さんなどより確実に大きいです。
体はヤシの繊維のような、硬い羽根で覆われています。そしてこの体の羽根は、鳥の中でも珍しく、一本の羽軸から二枚の羽が生えています。このためニュージーランドでは縁結びのお守りや友愛の証にアクセサリーとして贈る風習があるそうです。
この一本の羽軸から二枚の羽が生えているところは、富士花鳥園のブログにありますので、こちらをご覧ください。
横顔です。頭の毛はモヒカン系です。見えている地肌はシアンがかった空色です。
正面から。一見怖いのですが、よ~く見るとなかなか愛嬌のある顔をしています。
エサを与えると、ものすごい勢いで、バッバッバッっと手の平を突いてエサを奪うように食べてしまいます。くちばしは尖っていないので、痛くはありませんが、かなりインパクトがあります。
エサはエミュー牧場前でカップに入って販売していますが、カップを見せるとカップごと奪ってしまうことがあるので、カップは隠して牧場内に入ってくださいね。また、エサは手のひらに一粒乗せても、たくさん乗せても一瞬で食べてしまいますので、2~3粒づつ乗せるほうが良いと思います。
動画でも撮ってみました。一羽のエミューがゆっくり歩いてきて、バッバッっと手を突くようにエサを食べます。
エミューへのエサやりは、迫力があって面白いですが、小さなお子さんにはちょっと怖いかも知れません。でもおとなしい鳥ですので、大丈夫ですよ。エサを持って入らなければ近寄って来ませんから、牧場の柵の中に入るだけでも良いかもです。
- [2008/09/02 00:00]
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