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ルリコンゴウインコのルリ 

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6月6日 きょうは前回に続いて10時半からのバードショーで登場するルリコンゴウインコルリをご覧いただきます。

ルリコンゴウインコも、ベニコンゴウインコと同じく、南米のアマゾンに生息しています。ベニコンゴウインコより若干小柄ですが、それでもじゅうぶん大きな大型インコです。

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このインコの良さは、何と言ってもその色彩の美しさにあって、背中側は明るいブルー一色。そして腹側は濃い黄色一色という、とても鮮やかで美しい色をしています。

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こちらは背中側。翼のブルーの微妙なグラデーションが、何とも美しいです。

コンゴウインコの飛行ショーは、会場内の止まり木から止まり木へ飛んで移動する形で行われますが、このルリコンゴウは遊び好きなためか、会場内外を大きく弧を描いて飛び回り、ベニコンゴウインコよりも長い時間飛んでくれるので、写真が撮りやすいです。

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時にはお客様の間近をすり抜けるように飛び、風圧や羽音を感じることもあります。

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こうやって見ると、実際に自然のなかで飛んでいるみたいですね。

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一緒にショーをこなしているベニコンゴウのベニと。コンゴウインコは、一度カップルになったら、長いその生涯をずっといっしょに暮らすそうです。50年もの間。すごいですね。

この二羽も仲が良いので、以前からカップルかと思われていたのですが、昨年の秋に血液検査を行い調べたところ、二羽ともオスだということがわかりました。それでも、毎回いっしょにショーをこなす。とても仲の良い二羽です。


梅雨の季節になり、雨の日だと屋外でのショーは見ることができませんが、午後2時から屋内で行うみんなでインコショーもありますので、雨の日はこちらでもお楽しみください。

またこれからの季節は、晴れるとこんどは日射がとても強くなってきますので、温室から外への出口に置いてある麦わら帽子を被ってご観覧くださいね。


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ベニコンゴウインコ  

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6月4日 今回と次回は、午前10時30分から外のエミュー牧場前のバードショー会場で行われている、コンゴウインコの飛行ショーで撮った写真をご覧いただきます。

このショーは、すでにご覧になった方も多いと思いますが、ショー会場の中を大型のインコが飛び交う華やかなショーです。

このショーでは、ベニコンゴウインコとルリコンゴウインコの2羽のインコが登場します。きょうはまずベニコンゴウインコのベニ写真を並べてみます。

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ベニコンゴウインコは、南米北部に住む大型のインコで、体の長さは100cm、翼長は120cmにもなる大型のインコです。寿命も長く50年以上も生き人にもよく馴れるので欧米ではペットバードとしても人気ですが、日本ではその鳴き声のものすごい大きさから、住宅密集地や集合住宅では近所迷惑になることなどから、主に動物園などで見られるインコになっています。

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会場内にある止まり木から飛び立つ瞬間です。背中側は、ブルー、グリーン、レッドに彩られたたいへん美しい色彩をしています。

これで人にもよく馴れるし、長生きなので、こんなに美しい鳥なら飼ってみたいな・・と思わなくもないのですが、やっぱりその鳴き声がものすごいことと、とっても長生きなので、飼育者側の環境の変化で飼えなくなる場合もあるなど、実際に飼うにはなかなか難しい問題もある鳥です。

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飛び立つ一瞬のようす。

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翼の内側やおなかの部分は、濃い赤色でこれまたとても鮮やかです。こんなに派手な色彩なのですが、生息地のではこれで保護色なのだそうです。熱帯のジャングルに生息する鳥ならではです。

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お客様のすぐ脇を飛ぶこともあります。こんな時、フクロウは翼の音は全くしませんが、コンゴウインコの場合は、カサカサ・・という羽音と、間近ですと羽根から発せられる風を感じます。

コンゴウインコの飛行ショーは、とても鮮やかな鳥が会場内を飛び交うので、たいへん美しいインパクトのあるショーです。ご来園されましたら、ぜひご覧ください。 次回はこのベニコンゴウインコといっしょに飛んでいる、ルリコンゴウインコのルリをご紹介します。


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トコトコ歩きの トコちゃん 

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5月28日 今回は午前10時30分からの屋外のバードショーのなかで行われている、ベンガルワシミミズクのトコちゃんの歩きがよく撮れたので、並べてみました。

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トコちゃんの飛行ショーは、飛ばせる部分もありますが、ショーの終盤、このように会場内を歩くショーが披露されます。

スタッフが持つエサをめがけて、トコトコ・・とちょっとユーモラスに早足で歩いています。

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時には翼を広げて飛ぶように歩くことも。

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ちょーだいよ~。表情は真剣そのものなんですが、なぜか笑えます。

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もう一歩。上げた右足はエサを掴もうとしてるのでしょうか?

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食べる瞬間。やっぱり目を閉じてますね。

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う~ん。おいしい! 何か味わってるみたいですね。

フクロウって歩けるんですね。会場内をトコトコ歩く様子が、とても可愛いです。10時30分からのショーの中で行われますので、ご来園されましたら、ぜひ見て行ってください。


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新緑に飛ぶ ハリスホーク 

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5月22日 きょうは午前10時30分からの屋外のバードショーのなかで行われている、ハリスホークのナイトの飛行の様子を並べてみました。

と言うのも、新緑が美しいこのシーズン。新緑をバックに撮ると、ハリスホークがとても綺麗に映えるのです。一年のうちで、この季節がハリスホークを撮るには一番適しているんじゃないかと思います。

当園のハリスホークのショーのことは、皆さんもよくご存知と思いますので、今回は写真を見ていただければということで、並べてみました。

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滑空するときの様子。風の抵抗が無さそうですね。

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止まっていた場所から飛び降りるときの様子。足がちょっと出てますよね。ふわっと飛び降りたときの感じです。

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空中で飛ぶ方向をちょっと変えるとき。尾羽で舵を取っている様子です。

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スタッフの坂山さんの腕に止まった瞬間。ここで止まりそこねることは無いですが、かなりのスピードで近づいて、確実にここで止まるというのも、改めて思うとスゴイことかな・・なんて思います。

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大きく伸ばしたところ。さすが猛禽の顔をしています。

この5月は、6月上旬に梅雨入りするまで日ざしが強く気候の良い日が続きます。一年のうちでもいちばん明るい写真の撮れる季節なので、ちょっと地味(?)なハリスホークも綺麗に撮れます。

長玉を持っておられる方は、ぜひ試してみてください。


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絶好調! ヘビクイワシのキックちゃん 

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5月6日 きょうはヘビクイワシのキックちゃんをご紹介します。

この連休直前に、スタッフの小澤さんから、今、キックが絶好調なんですよ~と聞きました。何でもキックがもの凄いのだとか。
それで早速、午後1時からのバードショーのキックちゃんを撮ってみました。そして、やっぱり小澤さんの言うように、いつもよりかなり激しく回数多くキックの連発をしていて、キックの瞬間のバチンって音まで聞こえて、かなり激しいのです。

それが何でだかは分かりません。小澤さんも首をかしげてました。

でも、たくさん撮った写真を見て、ちょっとした発見もありましたので、そんな角度からご紹介してゆきます。

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写真はカマ首を持ち上げたヘビ(ゴム製)をキックする瞬間。飛び上がってキックすることもありますし、写真のように片足を地に付けて蹴ることもあります。

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そしてキックする部分は、必ずヘビの頭部。頭がヘビの急所だということを本能で知っているんです。なぜならキックちゃんは、動物園生まれで、生まれてこの方、本物のヘビを狩ったことが無いからです。

でも、ゴム製のヘビは、すごいキック力でボロボロです。

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そして蹴り飛ばすと同時に後ろに飛びのきます。これは毒ヘビに噛まれる危険をかわすため。翼を広げながら蹴るのも、ヘビの目をそちらに引きつけ、細い脚を目立たせなくするためです。

自然が造り出したとは言え、体の作りや行動が危険な毒ヘビを狩るのに適したものになっていることに驚きます。

実際のショー会場では、ほんの一瞬の出来事で、そこまで細かく観察することはできませんが、こういうのは写真ならではです。

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そして、食べれるのはゴムのヘビではなく、スタッフがくれるお肉であることも十分知っています。

小澤さんにねだっているように、顔を向けています。「早くちょうだいよ~」 ってとこですね。

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投げられた肉片を食べるとき、一瞬尾羽を広げます。このキックちゃんの広げた尾羽も、実際のショーではほんとううに一瞬なので、よく観察することはできません。

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最後に、口にエサを放り込む瞬間。この瞬間の写真が2枚とも瞬膜(しゅんまく 目と角膜の間にある薄い膜)が閉じていて、ちょっと不気味でコワイ画が撮れてしまいました。

これがいつもの事なのか、どうかわかりませんが、今後また撮ってみたいと思います。


なぜか?絶好調のキックちゃん。ご来園されましたら、ぜひ見て行ってください。


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