アブチロン・チロリアンランプ

11月7日 久しぶりに花の話題をということで、何かないかな〜と大温室を探していました。植物スタッフからも、植物の説明パネルも作りたいから写真を撮ってと頼まれてはいましたが、さあ、カメラで覗くとインパチエンスなどはまだ今一つ花が良くなくて・・・・、撮れるものがありません。そんなときふと見つけたのこの花。以前、ちょっとだけこのブログに載せたことはありますが、あらためて撮ってみると可愛いので、今回はこの花をご紹介することにしました。
ウキツリボク アブチロン チロリアンランプ
学名;Abutilon megapotamicum
ブラジルの南部に自生するアオイ科の植物で、ハイビスカスやムクゲ・フヨウ、野菜のオクラなどと同じ仲間です。「ウキツリボク」という和名はありますが、最近では「チロリアンランプ」のほうが通りが良くなっています。
つる性の低木で春から秋まで開花し、関東以西であれば越冬可能で、屋外のフェンスなどに絡ませて作ってあるのを見かけることもあります。
花ははじめ小さな赤いホウズキのようなガクに包まれ、それが割れて花が出てきます。
和名の「ウキツリボク」はもちろん、この花の形が釣りの浮きに似ていることからの命名です。赤いガクの部分からしべの先端までは約4cm〜5cmで、小さいですがとても可愛らしい花です。
下から見上げると花の形がよくわかり、ハイビスカスと同じ仲間であることが、なんとなく分かります。
少し離れて見ると、赤い実がなっているようにも見えます。小さな花ですがお客様の中にも育てておられる方がいたり、可愛いのでけっこう人気は高いようです。
水辺の鳥とのふれあいゾーンから出たすぐの、大温室いちばん奥の花の下のレストラン席の上に吊ってあります。目立つ花なので見つけるのはカンタンです。
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アフリカレンカクのヒナ その後

11月6日 今日は、スイレンプールゾーンで8月の初めごろに生まれたアフリカレンカクのヒナのその後を紹介します。今年は4羽生まれましたが、残念ながら2羽落鳥してしまったようで、2羽しか確認できませんでした。
生まれてすぐに撮影したときの写真です。
ヒナのアップです。鳥はこのぐらいの時が一番可愛いと思います。丸くてとても可愛らしい顔してますね。このぐらいの時を狙って写真を撮りに来る方が多いように思います。
あんなに小さかったのに、今ではこんなに立派に成長しました。いやはや、鳥の成長は早いですね。
最後は若鳥と親鳥の比較です。左が若鳥で、右が親鳥です。若鳥の方が一回り小さく、全体的に色が淡いですね。くちばしから頭部にかけての肌の裸出はまだまだ成長途中って感じですね。レンカクの特徴といえば、やはり足の指が非常に長いことですよね。生まれたばかりの頃はとても短かったのに、今では立派に成長して、親鳥とほぼ同じ長さまで成長しました。ご来園の際は、アフリカレンカクの若鳥も見ていってくださいね。まだ可愛げがあって撮ってて楽しいですよ。(波照間)
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ルナちゃん

11月5日 きょうは午前10時からの飛行ショーで登場する、ベンガルワシミミズクのルナちゃんの飛行ショーにスポットをあててみました。
ルナちゃんは、当園で生まれたもうすぐ4歳になる女の子です。珍しく性別がわかっていますが、これはベンガルワシミミズクに限って、当グループ内で性判別を行った結果わかりました。
ルナちゃんの飛行ショーは、ほかのベンガルワシミミズクのショーとはちょっと異なり、写真のように止まり台の上にエサを置き、そこまで飛んでいくというスタイルで行います。
この子は、飛行は無難にこなすのですが、人の手に止まることとがどうも苦手で、それで、このスタイルのショーを行っています。
止まり台から飛び立った瞬間。 音も無く飛び立ちます。
そして止まり台に止まると同時に、エサを足でわしづかみにします。またはエサを掴んだ瞬間、また舞い上がってもとの止まり台まで飛び戻ることもあります。
スタッフの坂山さんと。 ショーは調教スタッフがフクロウの性質などについて語りながら、フクロウを5回前後ほど飛ばせるといったスタイルで行っています。
ですが、なかなかエサを見せて声を掛けても止まり台に止まったままで飛んでくれない時もあり、そんな時はスタッフもトークにちょっと困ってしまうような場面もあります。
上空をカラスや大きな鳥が飛んでいると、もう固まってしまって飛ばなくなってしまうこともありますし、特にルナちゃんの場合は、写真を撮るお客様の持って来られる大きな望遠レンズや大きな三脚などが苦手で、それを見つけると怖くて飛ばなくなってしまいます。
たぶん幼い頃、なにか長い筒状のもので嫌な思い出があって、それがトラウマになっているのだと思いますが、ルナちゃんに限ってはそんな性質があります。
ですから私も、長い望遠レンズはルナちゃんには向けられませんし、スタッフも客席に長い望遠レンズを持ったカメラマンが多くいて、ルナちゃんが飛ばない時は、ショーのトーク中に、このことをお話しすることもあります。
このルナちゃんは、午前10時半からの飛行ショーに登場します。(永田)
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可愛いです! コールダック

11月4日 きょうは今年の8月に、姉妹園の神戸花鳥園から入ったコールダックを取り上げてみました。
コールダック 学名:Ahas platyrhynchos 英名:Call Duck
コールダックは、イギリスで愛玩用に改良された世界最小のアヒルです。とても可愛く、手のひらに乗せることもでき大きさで、欧米では愛玩用によく飼われているそうです。グワッ、グワッっと甲高い大きな声でよく鳴き、そのため鴨猟などに、おとり(デコイ)として用いられます。
色は、白色とマガモ色の2種がおり、当園には8月に神戸花鳥園より26羽入りました。上の写真は一羽だけ入った白い個体です。
こちらはマガモ色のオス。マガモよりひと回り小型で、頭部のグリーンがやや暗い感じです。
こちらはマガモカラーのメス。後ろにマガモのメスがいますが、それに比べると、くちばしがかなり小さいのがわかりますよね。
神戸花鳥園や松江フォーゲルパークでは手に乗ったりして、園の大きなキャラクターになっているコールダックですが、掛川花鳥園では手に乗る個体も今のところおらず、あまり目立たない存在です。でもこんなふうに池から通路に出てきて、手からエサを食べることはしますよ。
エサもわれ先に大きなマガモを押し退ける勢いで食べます。写真はエサを食べているところを撮ろうと思ったのですが、すぐ食べ終わって、手にはエサがもう無いにもかかわらず、まだ食べようとしているところです。
それにしてもくちばしがちいさく可愛いですよね。長さは5cmくらいでしょうか。
これは光を受けたときのオスの頭部。普通は青がかる深いグリーンですが、角度によってこんな紫色に光るので、きれいだな・・・と思って撮ったものです。
マガモ色のコールダックは、良く見ないとマガモと区別ができないですが、くちばしがマガモよりずっと小さいので、それで見分けられると思います。ご来園されましたら、またエサをあげてみてくださいね。(永田)
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ラナーハヤブサの飛行ショー

11月3日 きょうは先月29日から行われるようになった、ラナーハヤブサの飛行ショーをご紹介します。
ラナーハヤブサによる飛行ショーは、一昨年の秋から去年の2月頃にかけても行われており、長らく中断していたのですが、この度再開することとなりました。
このラナーハヤブサという鳥は、ヨーロッパ南部とアフリカに生息するハヤブサの仲間で、天高く舞い上がり急降下して獲物を捕らえるところから、古代エジプトでは天空の神の使いと考えられ、ハヤブサの頭を持つホルス神やオシリス神のモデルにもなっている鳥です。
以前、ショーを行ってくれたラムシーズというラナーハヤブサは、空高く飛んでくれましたが、今回ショーを行う「スザク」という名のラナーハヤブサは、この写真を撮った10月30日の時点では、まだショーをはじめて間もないので、そこまでの飛行は行われませんでした。スタッフの話では、まだ体に筋肉が付いていないので、長時間の飛行はできないが、今後徐々に飛べるように持ってゆきたいとのことでした。
このショーは、まずショーの直前まで目隠しをしていたハヤブサの目隠しを外し、スタッフが腕に乗せます。写真は飛び立った直後の様子です。
そしてもう一方のスタッフが操る疑似餌を追いながら、ハヤブサが空を旋回し、スタッフの口笛による合図とともに、上空で疑似餌をキャッチするというショーです。一回のショーの時間は、今のところ1〜2分ほど、2回ほど飛ばしてくれます。
ハヤブサがとても早いスピードで空を駆け抜ける姿や、疑似餌をみごとにキャッチする瞬間がこのショーの見どころです。
それとともに、写真を撮る者にとっては、なかなか難易度の高い被写体ですので、それをうまく撮ることが難しく、かつ、そこがまた楽しいという、とても面白いショーです。
上の写真はちょうどバックに秋草や秋の雑木が入り、秋らしい感じになりました。
こちらは常緑樹がバックになったもの。 ツバメよりも早いスピードで駆け抜けるので、ファインダーに入れるのも時に手こずるし、もちろん動体予測モード+連写なのですが、早いのでうまくピントが合わないことも多く、後で見たら全滅・・・なんて時もざらにあります。
こちらは水の上を飛んだときのもの。尾羽を広げているのは、上昇する気流を利用して上に上がるときだそうです。まだショーを始めて間もないため、空の高いところまでは飛べないようで、今回は青空をバックにした写真は撮れませんでした。
そして、スタッフが吹く口笛と同時に、疑似餌に飛び掛ります。写真は疑似餌に飛び掛る瞬間で、写真の左側に見える糸の先に疑似餌が付いているのですが、なかなかそう上手くは撮れません。
翼を広げた大きさは40-45cmcmほどで、日本に生息するハヤブサよりやや小型かな・・という感じがします。近くで見るとワシのような獰猛さはなく、当園にいるチゴハヤブサのアオちゃんをやや大型にした、可愛い感じの鳥です。
ショーが終わって、ギャリーさんとスザクです。
このショーは、温室南のエミュー牧場前ショー会場して、午前10時30分からの飛行ショーの中で行われます。
このショーは、行えるスタッフがギャリーさんだけになりますので、天候の悪い時とともに、ギャリーさんがお休みの日もショーは行われません。ギャリーさんがお休みの日は、バードスタッフブログに紹介してありますが、絶対に見たい!というお客様は、お電話にてお問い合わせの上、ご来園されると確実です。
またギャリーさんは、11月2日〜5日まで松江フォーゲルパーク出張だそうで、ブログを書いたはなからこんなことで申し訳ありません。
しかし去年の冬、澄んだ青空に舞うハヤブサを撮った感動が忘れられず、また撮りたいと思っていたので、これでまた撮れると思うと、個人的にも寒い冬場の楽しみが一つ増えた気がしました。(永田)
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